Sunday, January 24, 2010
The Night Life of Shinobazu Book Street

昨日は、今年から加えさせていただくことになった不忍ブックストリート実行委員会の会合に初参加。通算10回目ということで原点回帰的な話も出て、朧気ながら自分が考えていた方向とも合致。色々と提案することが出来れば。

終了後、宴席へと向かう道すがら「音の台所」の茂木さんから、インドの絵本『The Night Life of Trees』を教えてもらう。

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そのタイトルの通り、インドの木々が夜に見せる様々な姿を表した内容で、その造本は全てシルクスクリーンによる手作業。またインドの印刷らしい香りも素晴らしいとのこと。歩きながらabebooksを眺めると$30〜が相場、送料を加えると$50くらいかなというところで酩酊の世界へ出奔。

日付変わって今日、改めて調べてみると定価が$39.95で、日本国内の書店では8,000円を超える様子。これならabebooksのほうが少しでも安いかなと思っていたところ、amazonではそのままの3,400円。さすがと言うか、一気に食指が動く。

しかし、ここで先日購入した『Touched by Fire』を思い出す。版元のSteidlに注文したところ、メッセージと共に素晴らしいカタログが同梱。オマケ欲しさというわけではないけれど、直接購入だからこそのサービスが嬉しかった。そこで調べるとやはり。版元のTara Booksでも直販、しかも定価よりも若干安価での提供。

Tara Books: The Night Life of Trees

ちなみにサイトでは、この本に登場する木々のプリントも販売中(ここでしか買えない様子)。こちらも気になります。

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Thursday, January 21, 2010
架空に遊ぶ

またひとつ、願いが叶った。
イタリアの建築家・工業デザイナーであるLuigi Serafiniが著した『Codex Seraphinianus』を入手。

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1976年から1978年の間に30ヵ月掛けて文章と図版を書き上げたといわれる百科事典。その内容は架空世界の事象であり、また使用されている言語も解読不能なもの。

百科事典という形式が好きなところに来て、更にそれが架空世界の事象を扱うとなれば、その関心も二重に惹かれるというもの。『ヴォイニッチ手稿』はもちろん、架空世界の国が発行した切手を描き続けたDonald Evansにも繋がる興味の対象として、長らく入手を夢見ておりました。しかし初版はもちろん、その後の版も到底手が届く価格ではなく、そのため入手どころから本の存在についても想いを馳せることが無くなっていました。それが昨年夏に2006年から廉価版が登場したことを知り再燃。購入の機会を伺っていたところ、今年になってまさかの15%オフ。これはと思い切ったというわけで。

Kindleはじめ、電子書籍の話が騒がしい昨今。実際、Kindleも購入してその利便性を大いに享受してもいるのですが、この本を実際に手にとって見ていると、紙で所有したいと思わせる本が確実にあることを実感します。

章立てなどはWikipediaを。
Wikipeda:コデックス・セラフィニアヌス

また、本書の各ページを画像で掲載しているサイトもあります。
Biblioteca Gráfica Digital

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Saturday, December 19, 2009
Touched by Fire

2008年2月1日、パリの剥製商であるデロール(Deyrolle)を襲った突然の火事。そこで被害にあった剥製・標本を用いた展覧会「Nature Fragile」が催されたのが同年11月。複数のアーティストが参加し、同名の図録も発売されました。

その「Nature Fragile」にも参加した写真家Martin d’Orgevalが、単独でこのデロールの火事をモチーフとした写真集『Touched by Fire』を刊行。出版元であるSteidlに注文し、無事届きました。

見開きの右ページは、火事の被害にあった額装標本が次から次に。標本として息を引き取った生物が火事により再び息を引き取ったその姿が、皮肉にもこれほどまでに美しいとは。これをそのまま額装したい。

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見開きの左ページは最初から最後まで文字がびっしり。これはAで始まる鱗翅類の名称で、その数は33,000。それらのデータは「Catalog of Life」から引っ張ってきたもの。

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布張りの装丁はウェブで見る小豆色に近い印象を裏切り、より赤みがかったもの。これならばと赤い本シリーズの仲間入り。

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望外の喜びは、同梱されていたSteildlの2009/10の出版カタログ。『Touched by Fire』よりも一回り大きいサイズで。これがそのまま写真集と言ってもよい造本。刊行される本もまた、木箱や布袋などを使った凝ったものが多く。価格がほぼ同じだからとamazon.comで買わなくて良かった。出版社から直接購入する行為を忘れちゃいけない。

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Friday, October 23, 2009
書店に通うということ

何事も頼りすぎてはいけない。
日々お世話になっているRSSリーダーが,たけうま書房さんの更新を取得出来ていなかったようで,春の一箱での出品について褒められていたことを更新から10日も経ってから知る体たらく。大変に失礼いたしました…。ちなみに箱の内容はこれこれのような感じでございます。

さて。
今夜はショップインショップの形態で丸善丸の内本店4階に誕生した,松岡正剛さんプロデュースの書店「松丸本舗」のプレオープンへ。

確固たる目利きの存在,実体としての本の力,これからの書店ビジネス…。その圧倒的な存在感だけではなく,見る人の立場によって様々な想いを巡らせるという意味でも素晴らしいもの。個人的にも考えたいことが色々あります。が,一介の本好きとしてはもっとシンプルに。久しぶりに日参したい書店が出来たこと,そしてそれが自分の生活圏内にある喜びを強く噛みしめたい。

その昔,高校生だった頃。放課後に必ず寄る書店があって。それはまだ本を自由に買えなかったために,日々通っては次々読み切ってやろうという目論見があった一方で,とにかくその書店の棚の並びが好きだったという理由も多分にあったはず。なぜこの本とこの本が隣同士で並んでいるのか?,この偏ったセレクションは誰の仕業?。など,一冊一冊の本の中身だけではなく,それぞれの関連性で本を考えるきっかけであり,また棚を作る人の存在を意識する始まりがここに。実際,読むだけなら学校でも市や県の図書館でも良かったはずだし。

年齢を重ねるにつれそんな想いも薄まったのか,また金銭よりも地理的・時間的制約を言い訳とするようになったからか,はたまたネットに頼りすぎなのか。とにかく毎日足を運ぶ書店が無くなったし,またそれで困りもしなかった(唯一,八重洲ブックセンターの恵比寿三越店だけは常に気になる存在だったが,棚の規模が小さく,また毎日通うには遠すぎた)。

しかし,これからはそれが目の前にある。こんな幸せが他にあるでしょうか。

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Tuesday, September 29, 2009
赤本

「赤本」と書くと,大学受験で散々お世話になったあれを思い出す。また今回,改めてgoogleに"赤い本"と訊ねてみると「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」なる本がそう呼ばれていることも知る。

とは言え,今回は普通に装丁が赤い本について。

IKEAで赤のBILLYとBENNOを買い,仕事部屋に設置したのが一月も前の話。天井近くまでそびえ立つなかなかの存在感。試行錯誤しながらそれぞれの棚に本を置いてみるも,これだけの赤い面積にジャンル別・作家別などでただ並べるだけではもったいないと思い,文庫・新書用の棚として考えていたBENNOに手持ちの赤い本のみを表紙を前に置いてみる。

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ちょっとだけ悦に入る自分に気付いてニヤリ。棚の色とあわせたこういう本の集め方もあるなと,やってみて気付く発見。しかし,一方ではこれしかないものかという想いも。背だけなど一部が赤いものはあっても,表表紙・裏表紙もそうだとなるとなかなか見つからない。秋の一箱古本市では,これを目的に探して歩こうか。ちなみに置かれている本は下記のもの。半分が牛若丸の本とは,これまた発見。

・松田行正『ZERRO』
・松田行正『Writing Lights, Lighting Write』
・伊藤俊治『唐草抄』
・Rolf Fehlbaum『Chairman』
・Deutshe-English Dictionary

本だけでは全ての棚を埋めるには至らないので,赤い小物も置いてみる。こちらもそれなりに見つかるもの。思いがけずピッタリはまったのが台湾の紅包。「Double Joy(喜喜。横山剣さん的には右の「喜」が逆さま)」に惹かれて,現地で幾つか購入したもののひとつ。これだけを並べても綺麗かも。となると,逆に棚が埋まりすぎて困ることになるか。本も増やしてとなると,もうひとつBENNOが必要になる時も近い気がする。

そういえば,金土日館で赤い女性を見かけ,我が家へお連れしたんだった。いらっしゃいませ。

redLady

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Wednesday, May 20, 2009
図書館愛書家の楽園

先週末は帰省して高校以来の田植え作業。頭では忘れていても,動くと体が色々と思い出す。

行き帰りのお供はアルベルト・マングェル(Alberto Manguel)『図書館愛書家の楽園』。本に限らず紙物のスキャン行為にまで励む身としては,ハードディスクまでもが文字通りの私設図書館となった現代。全てを蒐集することはもちろん,秩序だった整理すらおぼつかないにもかかわらず,それでも徒労とも言える行動を重ね続ける背中を押してもらえたような。

「図書館」「愛書家」という邦題(ちなみに原題は『 The Libirary at Night』)から手に取ったが,改めてAmazonで著者のリンクを辿ると予想だにしない繋がり。『世界文学にみる架空地名大辞典』を著した人であったとは!。著者のサイトでバイオグラフィを確認。16歳から20歳までの4年間,盲目のボルヘスのために読み聞かせの役目を担っていたとも。

同サイトには「Recommended Reading」と題して100冊の推薦図書が記されたpdfも。こうして繋がっていく。

・白水社:『図書館愛書家の楽園
・「Alberto Manguel

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Friday, May 15, 2009
書店の呟き

未だ模索中のTwitter。
使い方を考えながら徘徊していると,ジュンク堂書店池袋本店を発見。6階コンピュータ書籍の最新情報を呟いています。

ジュンク堂書店池袋本店/PC書 (junkudo_ike_pc) on Twitter

新刊情報を中心に,先行販売やイベント告知などを。自分とは微妙に距離のある分野ではあるけれど,試みとして面白いので早速フォロー。

ジュンク堂書店が始めたとなると,気になるのはその他の書店。しかし,日本語検索がまだ上手く動いていないのでどうにも探せず。そこで海外に目を向けると出てきました。まずは"18 Miles of Books"でお馴染み,ニューヨークのStrand Book Store。

Strand Book Store (strandbookstore) on Twitter

もうひとつ知っていたのが,サンフランシスコの東,ラファイエットのLafayette Book Store。

Lafayette Book Store (lafayettebooks) on Twitter

他にも"Book Store"や"Book Shop"で検索すると色々と。日本語検索が進めば更に楽しいんだけど,それまでは海外書店をウロウロします。

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Friday, June 20, 2008
6月上期の購入本

・SPコミックスコンパクト『鬼平犯科帳(18)猫じゃらしの女』
 毎月最終日発刊。
 軽い気持ちで買い始めたら止まらず。兎忠が何ともたまらん。

・『箱という劇場』 横山正 王国社
 アンダーグラウンドブックカフェにて。箱好きでありながら,存じ上げませんでした。
 素晴らしい一冊。

・『分福茶釜』 細野晴臣 平凡社
 この域に達するなんて到底無理。

・『Coyote No.27』
 特集は井上雄彦ですが,目当てはホンマタカシのアイスランド写真。
 アイスランド本コレクターとしては外せません。

・『SOTOKOTO 200807』
 こちらは一冊丸々アイスランド特集。アイスランド音楽のCD付録も。

・『Make』
 オライリーがこんな本を出していたと全く知らず。
 素晴らしきDIYの世界。日本独自のフォロー記事も力の入れようが分かるというもの。

・『BRUTUS 19970501 居住空間学'97 インテリアは、知性の時代になりました。』
 10年前にこんなのが出ていたのか。ヴンダーカマー好きとして資料のひとつに。
 寄稿者に平林亨子さんのお名前も。ご無沙汰しております。

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Saturday, June 14, 2008
まとめる

iPhotoからオリジナルのフォトブックやポストカードの注文が出来る「iPhotoプリントサービス」。父の日の6/15まで20%引きで作れるということで注文。

幾つか選べる本のフォーマットやサイズから,今回はソフトカバーのピクチャブックでサイズは小(6.7cm*8.9cm)を選択。3冊セットからの注文となるが,1冊は知人にあげたいと思っていたのでむしろ好都合。基本料金は20ページで525円/冊。これにページの追加も可能で1ページにつき32円。今回は入れたい画像が多かったので全部で44ページとなり,1冊あたり1,220円(3冊で3,660円)。ここから20%オフ,そして送料(900円)がプラスされて,最終的な価格は4,019円。1冊1,300円ちょいでまとめられるのなら良いんじゃないでしょうか。

ちなみにワンサイズ大きい15*20cmの中サイズだと,基本価格1,260円に追加ページが53円/ページなので約2,500円。これに送料が入って3,000円超えるくらいか。自分用に限定するならこちらでもいいな。

肝心の本のお題は私が仕えるお方の2006年から2008年春までの諸国漫遊記。そう,私は従者。あくまで旅をしているのはこのお方なのです。北は東北から南は八重垣,そして海の向こうは欧州・米国まで。これからは1年毎にまとめていこうかとも思っております。

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