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11月

不忍ブックストリームの作りかた:試験放送覚書:映像編

不忍ブックストリーム:試験放送」の反省記。続いては映像編。画像があれば良いのは分かっていながら文章だけで(本放送終了後に詳しく)。

音声編同様、まずは使用ハード・ソフト一覧を。

使用ハード
・MacBook Pro(15インチ)
・Sony Handycam DCR-TRV17(FireWire400 接続カメラ)
・Logicool Portable Webcam C905m(USB接続カメラ)
・FireWire400-800変換コネクタ

使用ソフト
・BoinxTV
・USTREAM Producer(無料版)

カメラは2台体制。ナンダロウさんを捉えるメインカメラにDCR-TRV17(10年も前の機種ですが、こんなところで復活)、本の紹介用で手元を捉える C905m。これらをMacBook Proに繋げます。手元にあったFireWireケーブルが4pin(DCR-TRV17側)-6pin(FireWire400)のものしかなかったので、9pin(FireWire800)のポートしか無いMacBook Proとの接続のために変換コネクタを用意しました。しかし後になってこの選択が、ちょっとした不満をもたらすことになりました(後述します)。

2台のカメラから得た映像は、BoinxTVというソフトで管理・加工し、それをUSTREAM Producer(無料版)のScreencast機能を使って配信しています(USTREAM Producer側では映像切替えは使っていません。全部BoinxTV側で行っています)。ネットではCamTwist + USTREAM Producer(無料版)、またはUSTREAM Producer Pro(有料版)の方法が目立ちますが、BoinxTVを既に所有していたこともあり、この方法を取りました。また、これも本放送後に書きたいのですが、個人的にBoinxTVの仕様が好ましい理由もあります。

さて、やっと反省点。最も想定外だったのはこちら。

・MacBook Proのモニタ解像度不足

USTREAM ProducerのScreencastは、モニタの指定された領域をそのままキャプチャします。つまり、配信用映像の上に他アプリのウィンドウが重なると、それがそのまま映ってしまいアウト。今回の配信に利用したのはBoinxTVのプレビューウインドウで、サイズは640*480。MacBook Pro(15インチ)の解像度は1440*900。これで約1/4が使えなくなりました。

更にSkypeの五っ葉さん映像も取り込む必要あり。こちらはBoinxTVのスクリーンキャプチャ機能を使いましたが、 USTREAM Producer同様、上にウィンドウを重ねることは出来ません。これで実際に使えるモニタ解像度は約半分にまで減ることに。

こうなるとアプリの取り回しが結構大変でして。特にBoinxTVのメインウィンドウの横サイズを最小にしても、ウィンドウ内全てを表示することが出来ず。仕方なく半分ほどを外に出し、ショートカットを多用して対応。何とかなりはしましたが、所々で映像切替に失敗したのも確か。

普段は、より解像度のあるiMac(27インチ)をメインマシンとしているので、こちらで配信すれば良いのではと機材接続も試してみました。しかし、ここで問題になったのが先述のFireWire変換コネクタ。MacBook Proでは認識したDCR-TRV17が、iMacでは見事にダメ。海外にそういった事例が見られたので解決策も探してみたのですが、結局断念。もしかしたら、4pin-9pin(FireWire800)のケーブル一本で直結したら上手くいくのかもしれませんが、そこまでの予算と時間を割く時間なく現在でも保留中です。

BoinxTVで加工する映像は、やりすぎないことを基本としつつも幾つか実験を。やっぱり不具合、出ました。

・画面右上に出していた時刻表示が、USTREAMロゴと丸かぶり
 録画映像でも配信時の雰囲気を掴みやすいようにと、画面には日付・時刻を表示しま
 した。ところが時刻表示位置が画面右上 だったため、USTREAMロゴと丸かぶり。
 自分でUSTREAM映像をちゃんと見た経験のなかったことがバレバレ。

・画面下に横スクロールで流していた情報
 流していたのは、不忍ブックストリートのブログ「しのばずくん便り」の記事をRSSで
 取得したもの。このために整形した情報ではなかったので、自分でも冗長さを感じ
 ました。また、実際に放送を見てくれていた方が「酔ってきた」というツイートもされ
 ました。確かにずっと流していましたからね…。要検討項目です。

音声編でもそうでしたが、問題点を出すのが試験放送の試験放送たる所以。これを受けて、いよいよ明日22時から本放送。基本的な雰囲気は試験放送と変わらないですが、より見やすく聴きやすいものになればと思います。

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