Archive for the ‘ 一箱古本市 ’ Category

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10月

秋も一箱古本市2010(一箱古本市の箱)

明日、10/9に迫った「秋も一箱古本市2010」
遅ればせながらの告知です。

春の一箱古本市でデビューした「一箱古本市の箱」が、今回も登場。コシヅカハムにて「Jungle Books」と「つぐみ文庫」、ライオンズガーデン谷中三崎坂にて「一斤堂」の計3店が使用してくれます。会場と各店の紹介文を不忍ブックストリート公式サイトの店主一覧から転載します。

●コシヅカハム(文京区千駄木3-43-11)

Jungle Books
3回目の参加になります。毎回テーマを決めて箱作りをしていますが、今回は趣向を変えて『ジャケ買い』です。レコードやCDの『ジャケ買い』のように私は本を『ジャケ買い』します。美しい装丁や変わってたり興味持ったものを読んでも読まなくても買い続けた記録を大放出。ジャンルもバラバラです。その中で欲しい本を発見する方や同じようにジャケ買いの喜びに震える方と出会いたいです。

つぐみ文庫
今回初めて一箱古本市に参加するつぐみ文庫です。現在古書ほうろうさんにて、「一箱古本市の箱」のデモンストレーション出店をしています。(10月31日までの予定) 今回こちらを移動しての参加となります。雑貨・散歩などの本、絵本を中心に出品します。どうぞよろしくお願いいたします。

●ライオンズガーデン谷中三崎坂(台東区谷中4丁目)

・一斤堂
初出店です。料理・エッセイを中心に出品の予定。雑貨も少しあるかな?屋号の一斤堂は一斤染めから。「いっこんどう」とお読みください。

Jungle Booksさんと一斤堂さんは、初めて使ってくれます。Jungle Booksさんはブログ「密林生活」に準備中の様子も。箱いっぱいに本が収まっています。

・密林生活:一箱準備中

つぐみ文庫さんは現在、古書ほうろうさん店内にて一箱古本市の箱を用いて出店中。一箱古本市当日のみ、コシヅカハム前に移動しての出店となります。ちなみに、ほうろうさんの店内には、もうひとつBUKUBUKU CAFEさんの一箱古本市の箱があります。ほうろうさんは「秋も一箱古本市2010」の会場にもなっていますので、店内にも足を運んで是非ご覧ください。詳しくは下記、ほうろうさんのブログをどうぞ。

・古書ほうろうの日々録:一箱古本市の箱、店主さん決定!

これで一箱古本市の箱の使用回数は、延べで10回を超えることになります。今回もそれぞれに使い方や装飾に趣向が凝らされた箱を見るのが楽しみです。

しかし、気になるのは当日のお天気。未だはっきりしません。9日の朝7時に、当日の開催、または10日への順延が決定され、青秋部ブログ「東奔西走の記」、並びに不忍ブックストリート公式サイトにて発表されます。ご確認の上、足をお運びください。

青秋部 東奔西走の記
不忍ブックストリート公式サイト

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5月

一箱古本市の箱、再び

呟き続けるTwitterの陰に隠れ、こちらはあいも変わらず静かなもので。活動は事前の予告と当日の実行のみにあらず。いや、それどころではなくて、むしろ終了後の報告が最も大事なのに。

5/2の一箱古本市では、望外なことに豊崎由美さんから個人賞を頂きました。これもひとえにハコバカさん製作の「一箱古本市の箱(仮)」のおかげ。

訪れていただいたお客さんからも、箱に関するご意見を多く頂きました。ありがとうございます。ブログやYouTubeで知って、わざわざ見に来てくれた方が多かったことも嬉しかったです。なかには購入したいと言ってくれる方もいまして更に嬉しく。上手く一箱古本市そのものの活動に還元していくような仕組みを作れればと考えています。

その第一歩が箱の改良。現在、ハコバカさんにお願いしています。最大の変更点は外箱の強度。そのまま発送する際、また内箱を乗せた際により耐久性を増すことが目標です。このまま行けば、来月にはver1.0の正式版となる予定。最初に使うのは、やはりあの方?。テープカットでもしてもらいましょうか(笑)。

今週末のイベントの告知も。
今回、豊崎由美賞を頂いたことにより、22・23日の2日間、谷中・千駄木のよみせ通りで開催されるイベント「わくわく大感謝祭」に一箱古本市の出店者として参加することとなりました。他の受賞店主さんはもちろん、不忍ブックストリートに関わるお店やスタッフの出店もあります。

・しのばずくん便り:谷中よみせ通り「わくわく大感謝祭」に一箱古本市も参加!

今回はテーマ縛りなど奇をてらうことなく、ゆったりとした気持ちで参加の予定。「一箱古本市の箱(仮)」も再登場しますので、実物を見たいという方は是非。個人的には、先の一箱古本市で拝見できなかった「とり、本屋さんをする」さんの自作木箱を拝見するのが楽しみ。

・とり、本屋さんにゆく:よみせに、とり本屋

しかし、もしかしたら本を売ってる場合ではないかもしれません。よみせ通りの酒屋「のだや」さんがこのイベント期間中、店頭にて立ち飲みワインバーをオープン。

・愛酒楽酔:5月22・23日店頭にて立ち飲みワインバー限定OPEN!!

古本市会場からのだやさんはすぐ近く。更に悪い(本当は良い)ことには、反対方向に歩くとすぐにあのコシヅカハムも。右手にローストビーフ、左手にワインを持つ姿が早くも目に浮かびます。こうなったらもう、みんな飲んじゃえばいいんじゃない?

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5月

箱だらけ

やっぱり、ギリギリにならないとやらない性格…

いよいよ本日、一箱古本市出店です。
「トンブリン」の屋号にて、Gallery Jin + classicoにおります。モデルルートが公開されていますので、そちらをご参照ください。

一箱古本市:5月2日の踏破コース

今回の一箱古本市のために専用の箱を作った(その顛末は下記リンクをどうぞ)からには、そこに並べる本も何か工夫が必要だろうと考えた結果が、どこまでいっても箱だらけ。

・tomblin: POWERED by HAKOBAKA vol.1
・tomblin: POWERED by HAKOBAKA vol.2
・YouTube: 一箱古本市の箱

出品本は以下のようになりました。
箱そのものの文化史を語るものから、箱を題材とした小説・漫画まで。半分はダブって持っているものかな。その容易さ故に書名に「箱」と入ったものが多い点(特に小説)が、まだ見ぬその他の本を探し切れていない弱点となっていますが、それでもこれだけ集まるから面白いですね。箱好きっていないようでいるってことが分かっただけでも満足。

箱という劇場 横山正
箱 – 工芸文化史の断層 郷家忠臣
五つの箱の物語 今市子
箪笥のなか 長野まゆみ
モンキービジネス「箱」特集 責任編集:柴田元幸
魍魎の匣 京極夏彦
びっくり箱殺人事件 横溝正史
北村薫のミステリびっくり箱 北村薫
箱男 安部公房
箱ちがい Robert Louis Stevenson / Lloyd Osbourne
箱の中の書類 Dorothy L. Sayers
箱の女 G.K. Wuori
箱少年 七戸優
スコープ少年の不思議な旅 巖谷 國士 / 桑原 弘明
ハコイヌ もっとそばに 佐藤英明
シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集
美術手帖1978年4月号 特集:沈黙と饒舌の構図 ジャッドの箱とコーネルの箱
皇室のボンボニエール  扇子忠
Structural Package Designs Haresh Pathak
Po Shun Leong: Art Boxes Tony Lydgate
箱の家に住みたい 難波和彦
驚異の発明家の形見函   Allen Kurzweil
Playing the Orhestra 坂本龍一

また、箱の本だけではなく、本当の箱も幾つか。その中には今回、この一箱古本市の箱を作ってくれたハコバカさん製作のマトリョーシカ箱も。入れ子で且つ小さきもの。大好物です(笑)。

他には上記画像で黒く写る木箱も、なかなかのもの。医者の往診用薬箱。これもまさに「一箱の宇宙」。ギミックがたまんないです。正直、価格設定は強気なのですが、こんな箱もあるんだという話のタネにでも是非ご覧いただければ。

では、あと3時間弱。
皆さんのお越しをお待ちしております。

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27
4月

POWERED by HAKOBAKA vol.2

前回(下記リンク)に続きまして、一箱古本市のための箱をお披露目。今回は具体的な仕様をお伝えいたします。

POWERED by HAKOBAKA vol.1

今回、幸運だったのは、最初にこちらの意図をハコバカさんに伝えたところ、似たような箱を既に作られていたこと。そこにこちらのリクエストを加えていきつつ、構造的な問題を解消してもらい完成に至りました。

見ての通りですが、基本は箱を上下で二分割。上段に大型本、下段に小型本を収納します。下段は引き出しになっていますが、一箱古本市のルール上、そのまま引き出すと出張ってしまうのでちょっと問題。そこで一度引き出した後に90度回転、箱の中に再び収めるようにしました(実は、これが上面の荷重を支える役目にもなっています)。下段の高さは文庫サイズ。もちろんCDも大丈夫です。開いた上面のベロになっている部分には、屋号などポップを貼れば目立ちますね。

一箱古本市のための箱という意味では、次が最大の売りかもしれません。こちらからの必須のお願いとして、店主側に引き出しを作りました。売れた本から抜いたスリップや、お客さんに本を渡す際に使うビニール袋、会計に使用する財布やミニ金庫など、店主経験のある方ならお分かりと思いますが、何かとかさばる持ち物の数々。それらをまとめてここに収納することが出来ます。

以上、内箱についての説明でした。
はい、実はこれ、内箱なんです。もうひとつ、この箱を覆う外箱が存在します。

その理由は可搬性のため。むき出しのままの引き出しは、さすがに会場まで持参する際に注意を払う必要があります。

もうひとつ考えたのは、ドンベーブックスさんやモンガ堂さんのような、全国の一箱古本市を行脚する方々の姿。これをそのまま目的地まで発送してもらえば、あとは体ひとつで向かうだけ。喩えるなら、手ぶらの寅さんとでも言いましょうか(笑)。日本全国の一箱古本市にこの箱が並ぶ姿を妄想しております。ちなみに箱のサイズは、ゆうパックや宅急便でいうところの120サイズに収まるように作りました。

更に、この外箱があることで副次的な効果も生まれました。内箱を地面にそのまま置きますと、お客さんも立ったままでは見づらいことに。特に下段は棚で奥まっていますから、しゃがむことが前提となります。ここで外箱の登場、テーブルの役目を果たしてもらいます。その上に内箱を載せればお客さんも立ったままでの品定めが可能です。テーブルクロスのようなものをかけて外箱を覆えば、見栄えも良くなりますね。

しかし、ここで心配になったのは外箱の耐荷重性。空の箱で数十冊の本の重さを支えられるのか?。その旨をハコバカさんに伝えたところ、素晴らしいアイデアで応えてくれました。まずは上からかぶせる蓋の採用。一般的な段ボール箱のように左右から閉じるのではなく、上からすっぽりかぶせることで側面の強度も生かされています。更に驚いたのは筋交い板。外箱と内箱の間に収納された2枚の板を斜めに置くことで更に強度を得られるようになっています。

と、ここまで来て、ふと考えました。不忍ブックストリートから始まり、今では全国に広まった一箱古本市。ならば、自分も一人でこれみよがしに使うのではなく、複数の方に利用してもらったほうが良いのではと。そこから使い勝手の意見も集まり、更なる改良点も見つかるかもしれません。前回に続いて再びモータースポーツに喩えるならば、車体の複数供給です。エンジンである本はそれぞれの店主さんが用意、車体である箱も個々に改良やカラーリングを施してもらえれば。

とは言え、何分初めてのことでもあるので、まずはこれまでの一箱古本市で親しくさせていただくようになった方々に声をかけました。結果、4/29と5/2のそれぞれで2店ずつ、計4店が使用します。どんなものか実物を見てみたいという方は、是非とも下記の会場で店主さんに話しかけてみてください。

・4/29
 ・市田邸:芸工展実行委員会
 ・旧安田楠雄邸:マステルとマルガリータ 

・5/2
 ・アートスペースゲント:たけうま書房
 ・Gallery Jin+classico:トンブリン

最後に箱が開く動画を。下段が90度回転するところが分かると思います。

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27
4月

POWERED by HAKOBAKA vol.1

その昔、モータースポーツに夢中でした。

そもそものきっかけは70年代後半にまで遡りますが、決定的だったのはやはり80年代半ばからの第二期ホンダ。エンジンサプライヤーとしての輝かしい戦績と共に、コンストラクターであるウィリアムズやマクラーレンのボディに描かれた”POWERED by HONDA”のロゴが眩しかったものです。

翻って2010年、一箱古本市。

一箱古本市におけるエンジン、それはやはり箱の中に並べられる本。他方ボディは、外側を覆う意味からも本を並べる箱。本は店主として参加する私自身が用意するもの。つまり、エンジンサプライヤー。では、ボディは?。これまでは既製のトランクや木箱を自らが用意し使ってきましたが、その工夫にもややマンネリを感じ始めたここ2年ばかり。そこに掲げられた今年の一箱古本市のテーマ「一箱の宇宙で遊ぼう!」。原点回帰、一箱という空間の中で楽しむ創意工夫。これは暖めていた企画を実行する時だと思いました。

それは、一箱古本市専用箱の製作。まさにF1のエンジンサプライヤーとコンストラクターの関係がここに実現しました。

設計・製作をしてくれたのは京都のハコバカさん。「箱の構造設計のための企画展示室」を標榜し、河原町今出川でギャラリーを運営されています。

・ハコバカ
 ・web – http://www.hakobaka.org/
 ・Twitter – http://twitter.com/hakobaka/

初めてお邪魔したのは、確か2008年12月。一介の箱好きとして、それは興奮したものです。その時、既に一箱古本市の話はしたと記憶していますが、箱製作については初対面の気恥ずかしさもあり、まだ胸に閉まっていたはず。それが今、シェイクダウンを迎えて目の前にある幸せ。当時を忘れてニヤニヤしちゃいます。

一箱古本市に特化した箱とは何なのか。
その仕組みについては、新たな画像と共に改めましてご紹介します。

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26
4月

谷中カフェ(油揚げ)の里帰り

いよいよ開催が迫る第10回 一箱古本市。
その企画のひとつとして「谷中カフェ(油揚げ)の里帰り」が開催されます。

「谷中カフェ(油揚げ)の里帰り」

昨年4月、穴守稲荷にて「油揚げ」の名で再始動した三崎坂の「谷中カフェ」が谷根千に里帰り。懐かしい味に触れてください。個人宅でのおもてなしですので、会場はウェブ参照、または当日のお問い合わせをお願いします。

日時:4/29 11:00~16:00

場所:文京区根津二丁目

・油揚げ
http://aburaage.web.fc2.com/

「谷中カフェ」は2002年から約7年、谷中・三崎坂で営業していた玄米菜食のお店。肉や魚、卵や乳製品などの動物性の食材は使用せず、野菜を皮まで全て調理して命まるごといただく健康食を提供していました。

その考えは「油揚げ」となってからも変わらず、また玄米菜食という響きからはちょっと意外と思えるくらいに、お腹がしっかりと満足する食事をいただけます。

当日の予定メニューは、搬入のこともありまして食事はカレー(20食程)の提供となります。ただ余裕があれば、お店の名前にちなんだ持ち帰り用の何かが加わるかもしれません。他にはクッキーなどのデザートメニュー、そしてコーヒーとなります。

場所ですが、先のご案内にもありますように個人宅(和室八畳間)となります。当初はお昼に営業していないお店を借りようかと考えたものの、店主ゆりさんの「谷根千ぽくっていいよっ!」の一言でこういうことになりました。尚、住宅密集地のため、お喋りの音量には少しだけご配慮いただけますと幸いです。

居酒屋「すみれ」の裏っ手、目印は玄関先に立つ身長120cmのPlaymobil。緑の帽子をかぶった文字通りの看板娘がお出迎えいたします。

当日のご連絡は下記のいずれかでお願いします。
tel: 080-3604-5436
email: lunatixorama☆gmail.com(☆ を@に変えてください)
Twitter: _tomblin_

ゆりさんを知る谷根千在住のお友達や常連の方々が旧交を温める場、そして一箱古本市に訪れる皆さんの休憩の場となればと思います。皆さんのお越しをお待ちしております。

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12
10月

遅ればせながら

遅ればせながら,10日の「秋も一箱古本市」。
地元不動産屋での茶飲み話が盛り上がり,最初の会場「宗善寺」に着いたのは12:30も過ぎた頃。おかげで雨は避けられたけど,出店者の方々は大変だったご様子。
今回の主たる目的は「セカイカメラ」による箱撮影。
この「セカイカメラ」というサービス(敢えてアプリじゃなくてね)の良さは,場の記憶がネットではなくその現地に残されるところではないかと。バーチャルとリアルの間とでも言うか,ある場所で起きた過去の出来事を遠く離れたモニタ上ではなく,その場に行って初めて知ることが出来るという感覚が面白い。
091012_akimohitohako09.jpg
それでもパブリックなものではあるので,実際の撮影については知り合いの方々を中心にお願いして実施。新たに会場となった大圓寺を除いた(すっかり忘れてた)各会場に,店主さんの箱を撮影した画像が数にして15弱ほど浮かんでいます(上の画像はC.A.G + Neglaでセカイカメラを立ち上げた際のスクリーンキャプチャ)。それぞれをクリックするとオリジナルサイズの画像と共にテキストで「秋も一箱09:○○」(○○は,それぞれのお店屋号)というコメントも表示されますので,どの箱がどの出店者かはもちろん,今後同じ会場で一箱古本市が開かれ同じようにセカイカメラで撮影しても,2009年秋のものとわかるようになっています。iPhoneユーザーの方は谷根千散歩の折に覗いてみてください。もしくはセカイカメラで巡る一箱古本市ツアーなんかも面白いかもね。皆がiPhoneの画面を覗きながらゾロゾロ歩いては,「おぉ,この年はこんな箱だったのか」なんて言うの。怪しさ満点。
各会場を廻る道すがらはTwitterを覗く。いろんな方がこの古本市について呟いていて楽しい反面,ハッシュタグが活かされていないために散漫な印象は拭えず。情報は集約されてこそ輝くところもあり,イベント終了後に振り返る際には非常にもったいないこと。って,ハッシュタグの利用を強くプッシュしない自分もダメなんだけどね。一応,#akimohitohako09で見られますのでどうぞ。来年の一箱では,このハッシュタグを使ってねと事務局が宣言しておいてもいいかも。
本の購入は6冊ばかり。中でも「やまがら姉弟文庫」で入手した『The Christopher Robin Story Book』がお気に入り。探していた全面赤い本。新たに赤い棚へ仲間入り。

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7月

古本買いに行ってMac買う

突然に思い立ち,新幹線に飛び乗ってから1週間。遅まきながらも,仙台の一箱古本市の記憶を忘れないうちに。
昼過ぎに仙台駅着。勝手知ったるこの街,駅から西へ歩くこと10分弱で,会場のサンモール一番町。アーケードなので直射日光もなく,とても快適。スペースに余裕があるので,よりフリーマーケットに近い雰囲気で,テーブルや椅子など店主の皆さんの使う什器にも不忍とは異なる工夫が見受けられる。出店されているナンダロウさん・モンガ堂さんに御挨拶しながら箱巡り。式部堂さんから映画『π』の関連本,スペース書房さんで『Full Moon』の大型判を購入。購入した本がこの2冊だけということで,twitterの実験はちょっとおとなしめ。でも,これをより多くの人でやると面白いことになりそうな気はするんだよなぁ。
思いがけず,打ち上げにも参加させていただき,Book! Book! Sendai!代表の武田さん,「火星の庭」の前野さんともお話を。お店のご厚意で振る舞われた,今年初めての佐藤錦も美味かったぁ…。ちょっとだけ心残りは,噂の呑兵衛・ジュンコさんとの呑み比べ(呑まなくても楽しくて量が進まなかった)。機会を改めて是非に。また,予定外に泊まることとなり,こごみさんにはご迷惑おかけしました。
その一泊をしたことで,古本以外の買い物が大変。
ひとつはMacBook Pro。
一箱古本市当日,会場を離れての昼食時間中に,手持ちのiPhone 3Gと新機種のiPhone 3GSとの速度比較をしてみようと,一番町のアップルストアに足を踏み入れたのが運の尽き。物腰柔らかく商品知識豊富なスタッフとの会話を楽しむうちに話題はiPhoneからMacBook Air→Proへと流れ,最終的に予想以上の好条件を提示される。閉店時間までに連絡するということで場を辞し,また打ち上げに参加したので連絡出来ず終いだったものの,一泊したことで再訪の機会が。えぇ,行きましたとも。
もうひとつは,箱。
土曜日,ナンダロウさん・たけうまさん・ドンベーブックス御夫妻との古書店巡りの途中で見つけた古道具屋。そこにあった立方体の木製箱に魅せられるも,価格を訊くとちょっと手の出しづらい提示。しかし,予定外に泊まることになったこと,またMacBook Proを買った勢いに乗って,翌日に再び足を運んでみる。すると,前日とは違う方が店番中。もしやと価格を訊いていると20%安い回答。ありがたや。

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27
6月

これから仙台

上野から新幹線に乗って一箱古本市に向かいます。
仙台の街も久しぶり。お昼はやっぱり北京餃子。
twitterでも,どの店でこれ買ったなど,何らか呟いていると思います。

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5月

第8回 一箱古本市:購入リスト

遅まきながら,第8回 一箱古本市にて購入したものを。
5/3
1.『プロゴルファー猿』+『Gash / Foetus』(CD) @ たけうま書房 さん
2.『SOTOKOTO 2008 July アイスランド特集』@ たけうま書房 さん
3.『INAX BOOKLET 林丈二的考現学』@ ミゥ・ブックス さん
4.『美の座標 / 坂根厳夫』@ 思いの外 さん
1.はセット販売。男気を磨きます。2.はアイスランド好きとしてダブり覚悟(案の定,帰宅したら本棚に刺さってた)。3.は蒐集・整理の先達に見習いたく。最後の4.は,探していたので本当に有り難いことでした。
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1.「鉱石諸々」@ 鉱石書房 さん
店主として参加していたため,出店場所から最も近い映画保存協会に足を運ぶのがやっと。それでも鉱石書房さんを見ることが出来ただけでも満足。軽度ではありますが一人の鉱石馬鹿として楽しみにしておりました。色々お話させていただき,パイライト立方体とデザートローズを。
これにて第8回 一箱古本市に関するエントリーはひとまず終了。