Archive for the ‘ 一箱古本市 ’ Category

0
5
5月

第8回 一箱古本市終了

090505_bookStreet_box.jpg
昨日,参加しました第8回 一箱古本市,無事に終了することが出来ました。足を運んでくださった皆さん,購入していただいた皆さん,ありがとうございます。
間口の狭い品揃えに若干の不安があっただけに,今回の成果は望外の喜び。ファーブル昆虫館という立地にも助けられたところが大きいです(スタッフの方にも紙物をお買い上げいただきました)。自作『ドグちゃんの物見遊山』の旅立ちも嬉しいことで(現在も旅は継続中,新作もそのうちに)。
一方で反省点は,やはり事前告知の大切さ。それが間口の狭い品揃えなら尚更ね。次回は1週間前くらいから1日数冊ペースで紹介するようなことをしたほうが良いかなと。
その他,個人的な覚え書きと(緩やかな)決意。
トンブリンの名称由来について,スタッフの吉上さんに「柴田元幸が訳したような海外小説の何かだと思っていたのに」と言われ,恐縮の至り。確かにイギリスにいそうな名前だし,『プリズナーNo.6』の制作者がディヴィッド・トンブリンだったりもします。そうか,言われるとそっちのほうがカッコイイな。これから対外的にはそういうことにします。
たけうま書房さんに「ブログが更新されないですよね」と言われ,確かになぁと反省しきり。本家(サイトデザインを変えないと,どっちがどっちだか分からない)共々,頑張ります。これまた読んでばっかりのTwitter(本名で検索していただくか,もしくは御連絡を)も何かに利用したいもの。あ,それこそ一箱古本市当日にリアルタイムつぶやきすれば良かったのか。「今,○○が売れました」とか「このお店であれを買いました」とか。いっそ,店主さん・お客さん引っくるめてやっても楽しそう。Twitterを一箱古本市で埋めつくすなんてね。秋のアイデアとして考えておこう。

コメントは受け付けていません。
4
5月

一箱古本市当日の告知

何事も前倒しじゃないとね…。
昨夜に告知しようと思ったところ,まさかのサーバーメンテナンスでサイトに繋がらず。当日の朝となってしまいました。
ということで,今年も不忍ブックストリートの「一箱古本市」に参加いたします。出店場所は「ファーブル昆虫館 「虫の詩人の館」」。
昨年からテーマを決めての出店を行っていますが,今年は「ヴンダーカンマー(Wunderkammer)」。16・17世紀を中心にヨーロッパの王侯貴族の間で花開いた,世界を蒐集せんとする個人的な博物コレクションの部屋。日本語では「驚異の部屋」,英語では「Cabinets of Curiosities」と訳されます。
Wikipedia:驚異の部屋
今世紀に入ってからの個人的趣味であり,実際に現地で色々と見て回ったり,また方々で関連書籍を見かけると手にしてもいたので,それなりに数が揃ったかなぁと。
01.『愉悦の収集 ヴンダーカンマーの謎』 小宮正安
02.『太陽 No.378:澁澤龍彦の「驚異の部屋」』
03.『Cabinets of Curiosities 』 Patrick Mauries
04.『Shell Shock』 Patrick Mauries
05.『ウィルソン氏の驚異の陳列室』 ローレンス ウェシュラー
06.『Inhaling the Spore』(DVD)
07.『Anatomie als Kunst』 Manfred Scopec他
08.『驚異の発明家の形見函』 アレン カーズワイル
09.『突飛なるものの歴史』 ロミ
10.『鼻行類』 ハラルト・シュテュンプケ
11.『グリーンマン』 ウィリアム・アンダーソン
12.『失われた生物』 小島 郁生
13.『Proteus』(DVD)
まずは01・02で俯瞰し,03・04の優れた図版でこの世界の眼福を。05・06は現代のアメリカにある個人博物館の姿。07はウィーンの人体蝋人形博物館の鮮やかな書籍(リアルなので人を選ぶとは思います)。08は中世フランスを舞台にした博物的小説。09は更にフランス,風変わりを意味する「アンソリット(insolite)」にまつわる様々を集めた一冊。10~13は生物を。13のDVDがエルンスト・ヘッケルの博物画をアニメーションした優れたドキュメンタリーです。
またヴンダーカンマーと直接関係のあるものだけではなく,蒐集全般にまつわるものも追加。
14.『貼雑年譜』 江戸川乱歩
15.『Playmobil Collector』
14は言わずと知れた江戸川乱歩自作のスクラップブック。15はこれまた個人的趣味であるドイツの知育玩具「Playmobil」の30年分の商品カタログ。
更に会場がファーブル昆虫館ということで縁のあるものも少しばかり。
16.『日本の名随筆 別巻34 蒐集』 編・奥本大三郎
17.『Nature Fragile』
16は編者が昆虫館々長の奥本大三郎氏。17はちょっと強引なファーブル繋がり。パリの有名博物商「デロール(Deyrolle)」が昨年火事に襲われ,その焼け出された剥製標本を用いて行われた復興のためのチャリティー展覧会の図録。その同展覧会の参加アーティストにファーブルの曾孫であるヤン・ファーブルも名前を連ねています。また,デロールに関しては奥本氏も『芸術新潮 2001年7月号』に寄稿されています。
最後に紙物。
以前にポスト(詳細はこちらを参照ください)したように,書籍スキャン→pdf化の作業を進めているわけですが,その流れの中で断裁された書籍をただ捨てるのも忍びなく,気になるページ(丸々一冊ということも)を保管していたものを罪滅ぼしの意味も込めて放出。今回の出店テーマにあうものということで,素材となる本は中世の図像を集めた『The Complete Encyclopedia of Illustration』。自然から動植物,地図・建築など,複数のジャンルが揃っております。お好みでどうぞ。
090503_bookStreet_01.jpg
では,ヴンダーカンマー,また博物好きの皆様のお越しをお待ちしております。

0
28
4月

2008 一箱古本市 ありがとうございます

不忍ブックストリートの一箱古本市,第一日目に参加,無事終了しました。

hitohako2008_01

個人的趣味である月と兎という限定したテーマに絞ったことで,朧気ながらも確実に前方の道を照らされた一日。やっぱり自分が好きなものを手がけることが何かと楽しいことに繋がるんだなと。

準備段階からその兆候はあって,とにかく本を選んでいて楽しい。単純に自らの個人的嗜好を反映させられることはもちろん,テーマを絞ったことで結果的に様々な分野の本が横断的に並んだ景色もまた面白く。月的なる表現をするならば,まさに全方位反映的。

また会場ではそれぞれの本の内容を知っているだけに,お客さんとの会話も自分なりにではありますが上手く出来たのではないかと思います(ただ途中,兎担当が一箱古本市参加企画のスタッフとして席を外したため,その間に兎本に興味を示していただいた方々にはご不便をおかけしました)。

反省点としては,思い入れが強すぎて値付けが高めになってしまったものが幾つか。今回はまずテーマ優先だったのでそれほど望んではいなかった売上げですが,今後狙うようなことがあればそこは切り離せるようにならないと(その一方で,元々が好きな本だけに売れ残って家の中のスペースを占有されても気分が悪くならないのは思わぬ発見。売らんがために集めた自分では読まないような本が売れずに残って視界に入るのとは大違い)。あとはやはりマッチ箱のクオリティ。急ごしらえとはいえ,もう少しやりようがあったはず。それでもお買い上げいただいた皆さん,本当にありがとうございます。実は本が売れた以上に嬉しいのです。次の機会に向けて精進いたします。

hitohako2008_02

今日になってナンダロウさんのブログにて評価されていることも知りました。褒められて伸びるタイプなので非常にありがたいことです。

これにて沖縄から始まった怒濤の一箱古本市週間も無事終了。残念ながら5月に入ると血縁行事のため東京を離れてしまい,3日の古本市そのものはもちろん各種イベントにも参加できず(旧安田邸での旭堂南湖さんの講談は見たかった…)。ただ出来る範囲で何らかのお手伝いはしたいと思っています(とりあえず,初スポットが3ヶ所となる3日の古本市について簡単な道案内なぞを検討中)。

スタッフの皆さん,大家の皆さん,店主の皆さん,そしてお越しいただいた皆さん,ありがとうございます。当日のマスコット,月球食むKiller Rabbit共々,お礼申し上げます。
hitohako2008_03

コメントは受け付けていません。
26
4月

一箱古本市前夜

明日の一箱古本市の準備がようやく一段落。

hitohakoEve_01

今回は「トンブリン:月兎耳堂」と題して,メンバー二人の個人的趣味である月と兎を副屋号とし,それぞれのテーマに絞った品揃えでご機嫌を伺いたいと思います。

簡単にそれぞれのお薦めをご紹介。まずは月から。

『10:56:20 PM EDT 7/20/69』
1970年。アポロ11号による人類初の月面着陸を報じたCBSニュースの記録本。内容はもちろんですが,出色はやはりそのカバー。月面の表情がエンボス加工で見事に再現されています。残念ながらそのカバーにやや難あり(背にヤケなど)ですが,まずは一目だけでも。
hitohakoEve_02

『FULL MOON』
アポロ計画で撮影された写真の数々。海外版となります。小型の新装版もありますが,その迫力と美しさはやはり大型のこちら。

『ルナティックス』
『プラネタリーブックス 月と幻想科学』
私にとって月は,松岡正剛越しの存在であるところも非常に大きくて。特に『ルナティックス』は未だにその影響下にあり続けています。後者は荒俣宏との対談形式。昼の月に意識がいくようになったのはこの本のおかげです。

続いて兎。担当noriから届きました。

『アニマ 1986.12 特集1 ウサギ』
ウサギの生態写真、河合雅雄/松居直対談、世界のウサギの絵本リストなど充実しています。

『養兎全集』
家にも一冊あります。昭和13年4月6日購入 三重県安倍さんの署名あり。伴侶動物としてのウサギの本には書かれない歴史に興味があり入手しました。同じような関心の方がいらっしゃるかわかりませんが、淡々とした装丁、ウサギの図版も魅力的です。

『改訂アンゴラ読本』
こちらも装丁、裏表紙のウサギマークが気に入っていますが手放します。

『おさじさん 松谷みよ子あかちゃんの本』
沖縄で偶然出会いました。二冊目を出品します。水色のうさぎが出てきます。松谷さんの童話に出て来るたべものは本当においしそう。おさじの使命に徹する「おさじさん」の生き様にうたれて、『ゆっくりくまさん」の次に好きな絵本になっています。

『うさぎさんてつだってほしいの』
絵:センダック。絵本の中のうさぎというよりも、ときめき・あこがれの対象として見てしまう青年うさぎが出て来ます。佇まい、台詞の落ち着き具合も完璧です。

月と兎はわかったけれど残りの「耳」は?。これは月と兎,それぞれにまつわるCDを少しばかり。月は言わずと知れたMoonriders ,そして月岡芳年の『月百姿』をモチーフに作られたIkue Mori 『One Hundred Aspects of the Moon』などを。兎は担当一押しの『ウサミミ仮面のあるばむ おねがいマイメロディ くるくるシャッフル』。アニメ『おねがいマイメロディ』に登場する人気キャラクターだそうです。 そのジャケットを初めて見せられた時は正直どうしようと思いましたが,聴くとこれがジワジワと心を侵食。ちょっと気を抜くと口ずさんでしまっている自分に驚くまでに。

最後にもうひとつ,自作の遊べるマッチ箱も作ってみました。箱の上半分の空間内で玉を転がして遊ぶというもの。月・兎それぞれにあったテーマでご用意。突貫作業故に細部のクオリティには正直難ありですが,まずはやってみないと始まらないので。

hitohakoEve_03

それでは明日,「アートスペース・ゲント」さんにてお待ちいたしております。

コメントは受け付けていません。
24
4月

来た見た良かった

tokufudo_01
4/23,那覇の古書店とくふく堂で開催された「とくふく堂の一箱古本市」に現地参加してきました。現地からの更新予定が,ネット環境のトラブルで断念。1日遅れのレポートです。

まずは,とくふく堂さんのご紹介。
あの有名な第一牧志公設市場と通りを挟んで向い側,トクさんとフクさんによる通称”日本一狭い”古本屋。どれくらい狭いかはこの通り。

tokufudo_02
左が開店当初からの本店,右が新たに誕生した支店。支店はともかく,本店は中ですれ違うことままならず。これは確かに日本一狭いかも。そんなとくふく堂さん,この4/23でめでたくも開店3周年。毎年記念イベントをされているらしく,昨年の2周年では座談会を開催,そして今年は一箱古本市開催となりました。

今回の出店は5店。沖縄の出版社「ボーダーインク」編集者,新城さんの「うっちん堂 本店」。「散歩社」としてホームページ制作やパンフレット制作を行う一方で,写真雑誌『LP』も作られている松本さんの「散歩社」,一箱古本市発起人であるナンダロウさんの「古本けものみち」。元アクセス店長,畠中さんの「普通女子の本棚」,そして不肖私「トンブリン」。ナンダロウさんと畠中さんは箱のみの出店です。

天気はあいにくの雨模様。でも,会場のとくふく堂さんはアーケードの中にあるので濡れる心配はありません。いよいよ12時,スタート。まずは互いの箱を見ながらご挨拶。これまでに参加した一箱古本市同様,このサイズなだけにその人となりが色濃く反映される面白さが。そして時間が経つにつれて見えてくるお客さんとの接し方もまた特徴的。新城さんはその沖縄言葉に加えて話自体も上手いから(聞けば,ラジオ番組にも出演されているとか),自然と懐に飛び込んでいく。松本さんもスリップに書かれた内容説明に加えて,その柔らかい物腰でコミュニケーション。で,自分はと言えば,スーパーアウェイな環境に腰が引け気味になりながらも何とか。沖縄の人の優しさに救われました。

tokufudo_04

そんなこんなで店主同士やお客さんとの会話をしているうち,あっという間に終了時間の21時。降ったり止んだりの天気で思ったよりも客足が伸びなかったのは残念でしたが,それでも15冊が旅立っていきました。

撤収後,トクさん,新城さん,松本さんと那覇の社交街,竜宮通りの居酒屋「さかえ(女将さんがキュート!)」にて泡盛片手に打ち上げ。トクさんはプロ故,箱の中の残り具合を気にしていたけれど,出店者サイドは口を揃えてそれは違うと反撃。そりゃ確かに売れたほうが楽しいのは確か。でも,それよりもお客さんとの会話や出店者同士の出会いといったお金に換えられないものを享受出来る喜び,そしてそんな場が生まれたことこそが一番じゃないかと。それでも「延長させてください」,「僕が売りたいんです」と繰り返すんですから,何とも人の良い方です(そんなところが大好きなのですが)。

那覇という街に対するお三方の話にはただただ聞き役として頷くばかり。車社会で人は歩かないから,点と点の行動のみで線や面にはならない。何処の地方都市もそうなんだろうし,そうだということも分かっているつもりだけど,やっぱりそこに暮らす人の言葉は重い。

tokufudo_03

本を媒介に街と出会い,人と出会い。無理をしてでも行って本当に良かった(これから,不忍ブックストリートの準備もあるんだけど…)。とくふく堂のトクさんとフクさん,新城さん,松本さん,ボランティアでお手伝いしてくれたきょうこさん,そしてお越し頂いたみなさん,ありがとうございます。

コメントは受け付けていません。
21
4月

那覇経由不忍ブックストリート

4/23,日本一(いや,もしかしたら世界一)狭い古本屋,那覇の「とくふく堂」さんにて開催される「一箱古本市」に参加することとなりました。

正直,こんなことになるとは思っていませんでしたが,一目会ったその日からとくふく堂さんの人柄に惹かれてしまった者としては,何かしらのお手伝いが出来ればという気持ちは持ち続けておりました。こんな私でよかったら。

しかも,もしかしたら現地に飛ぶかもしれません。GW前,しかも不忍ブックストリートの一箱古本市の準備も佳境に入ったこのタイミングでなんて我ながらちょっとどうかしてるし,また一箱古本市発起人であるナンダロウさんを差し置いて足を運ぶことにも出過ぎた真似をと思っていますが,やっぱり第一回ならでのは楽しさは味わいたいし,またやはり何かしら後に残る形でのレポートもあったほうがいいだろうということで。上手くいけば,現場の様子も随時お送りしたいと考えています。

コメントは受け付けていません。
2
5月

旅立った本たちと、「犬」。

黄泉の女 To The End of the World 解説滝本誠 トレヴィル 2500円
世界の真上で ポール・ボウルズ作品集3 白水社 300円
島暮らしの記録 トーベ・ヤンソン 筑摩書房 300円
ヨーロッパ周遊 最新・鉄道の旅 山本克彦 三修社 300円
あんりとぱうろ ふたりの船の巻 伊東杏里 新書館フォアレディース 1200円
月刊 伝統と現代 1971.9 特集 秘密結社その思想と行動 700円
鳩よ! 1999.11 特集 尾崎翠 モダン少女の宇宙と幻想 300円
新版 遊びの百科全書 からくり 河出文庫 300円
新版 遊びの百科全書 だまし絵 河出文庫 300円
新版 遊びの百科全書 映像遊戯 河出文庫 300円
うさぎじま ナダール書林 630円
岩波写真文庫 郵便切手 100円
カラーブックス 日本の切手 100円
日々雑記 武田百合子 中公文庫 300円
居場所もなかった 笙野頼子 講談社文庫 150円
彫刻家の娘 トーベ•ヤンソン 講談社文庫 昭和48年 250円
世界童謡集 西条八十 水谷まさる編 富山房百科文庫 100円
ファンタジー童話傑作選2 佐藤さとる 講談社文庫 250円
室生犀星詩集 山室静編 旺文社文庫 200円
少女百花書帖 少女画報四月号付録 痛み・ページ切れあり 500円
ペン字書式入り 女子手紙の書き方 原麗山 日本女子教育会 200円
すぐに役立つ 女子手紙の書き方 三室小石編 集文館 300円
犬の出産と飼育法 碓氷元 大洋社 昭和14年 500円
大島弓子選集4 ほうせんか・ぱん 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集5 いちご物語 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集6 全て緑になる日まで 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集8 四月怪談 朝日ソノラマ 400円
アニメ文庫 綿の国星PART1 100円
アニメ文庫 綿の国星PART2 100円
アニメ文庫 綿の国星PART3 100円
オリーブ 1997 6/3号 ガーリッシュスタイル 50円
オリーブ 1999 8/18号 海外デザイナーブランド ワンピース型紙付 50円
それいゆ 1953 no.28 昭和28年 900円
それいゆ 1954 no.30 昭和29年 裏表紙破損 500円
BUT WHERE IS THE GREEN PAROT? (洋絵本)300円
親子で遊ぶおりがみ絵本 伝承おりがみ1-3 福音館 300円
アラブ文字の絵本 200円
アエロフロート機内誌 50円
ありがとうございました!

「早く大きくしてやりたい一念は、出来ることなら両手で引きのばしてもやりたいし、 寄生蟲などがついた時、自分が愛犬の腸の中にもぐり込んで、とってやりたくなり、 小路から交通頻繁の道路へ出ようとする時、愛犬は後におき、自分が先に立て、萬一、自動車や自転車に轢かれるなら、自分が身代わりになってやらふとする等々、 こうしたことは愛犬家には毎日くりかへされて居ることだ。」
ー「犬の出産と飼育法」よりー
この本は、秋田の古道具屋さんの倉庫の中で出会いました。
うちが終着駅じゃないんだろうなと思いながらも、
居残りの時間が増える度に愛着の湧いて行く、熱い文章の本でした。
古道具屋さんに来る前はどんな家にあったのか、
新刊で買われた時はどんな様子だったのか、
時間を遡って見に行きたくなりました。
国会図書館に納められているのを確認したので、
寂しくなったら読みに行きます。

0
30
4月

一箱古本市で購入した本・CD。

購入した本、CDは、
「BELLEVUE-LANDSCAPE PHOTOGRAPHS」
パープル・ブックス&フィクション・インク(クローバーブックス)
青っぽい色の横長の表紙がよかったです。
寡黙な感じの風景ばかりで、人物も遠いものばかり。
そんな気分の写真を撮りたくなる時も確かにあるので、共感して購入。
「なんだか・おかしな・人たち」文芸春秋編 文春文庫(森茉莉街道をゆく)
“一風変わった人たち”の珍談奇談集。
渋沢一族の話と、
巻末の「貧乏三詩人大座談会」金子光晴・山之内貘・草野心平を読みたくて。
他にも、志ん生、出口王仁三郎の話などあり。
「国鉄物語」門田勲 朝日新聞社 (森茉莉街道をゆく)
ごくソフトな鉄道好きなので、
相方が、「(旧型?)新幹線の絵本や国鉄本があるよ」
と教えてくれたので急いで行ってみるも、
もう小さい子に売れてしまったとのことでした。そりゃちびっこ優先です。
それでも、もう一冊の方のはまだあったので、
青春18切符や大垣駅の話などしながら購入。
値引きありがとうございました。
森茉莉街道さんのところの本はいつも、
しっかり本人を通過した!という匂いがあるように思えます。
「森村桂の食いしんぼ旅行」立風書房(失念、すみません。5時半からの会で購入)
森村さんの食べ物本は勢いがあって好きです。
これは文庫になっていたのでしょうか?
でも表紙の絵に味があったので購入。
「テクノ歌謡 テイチク編 
  ラヴリー・シンギング・サーキット」CD。(古本けものみち)
リアルタイムで聴いてはいるのですが、
SHI-SHONENの曲目当てで購入したら、
CD初収録の「銀河鉄道の夜(中原香織)」が入っていて驚き。
アニメの「銀河鉄道の夜」は特別に好きなので、よい買い物でした。
お茶の水ジャニスで借りてもいいんだけど、(シリーズ皆揃っています)
500円で歌詞カードも付くのでお得感ありました。
1 KISS KISS KISS / SHI-SHONEN
2 I LIKE THE CITY(アイ・ライク・ザ・シティー) / ザ・ターゲッツ
3 SEX MACHINE / ジェームス・ブラウン&F.O.E(フレンズ・オブ・アース)
4 セシルカット / ヤプーズ
5 2001年の恋人達 / SHI-SHONEN
6 走れウサギ / 越美晴
7 E.T.のテーマ / ザ・ターゲッツ
8 天使と悪魔 / 藤真利子
9 銀河鉄道の夜 / 中原香織
10 瞳はサンセットグロウ / SHI-SHONEN
11 RETURN OF BODY SNATCHERS / F.O.E(フレンズ・オブ・アース)
12 バーバラ・セクサロイド / ヤプーズ
13 CERAMIC LIVE / URBAN DANCE
14 CARNAVAL / MIKADO
15 どんな春が / 藤真利子
16 Lovely Singin’ Circuit / SHI-SHONEN
「Sleepless EP 」早瀬優香子 Rock Records(古本けものみち)
ぷしゅうと息が漏れているような歌い方が魅力だった人です。
「POLYESTER 」というアルバムの
細野晴臣作曲「椿姫の夏」という曲が好きだったので。
復活後のCDの先行シングルだそうで、
入手困難そうだったのも動機になりました。
01. sleepless
02. Yume No Hanazono「夢の花園」
03. Prologue「プロローグ」 (extended)
04. sleepless (groove vox)
売れた本については又後で。

0
30
4月

ありがとうございました。

一箱古本市終了。
実行委員会、助っ人さん、大家さん、ありがとうございました。
又、終了直前に店主パス落っことすという大大大ポカ、
届けて下さった「古本T」の谷川さん、ありがとうございました。
預かって下さった「古書ほうろう」のミカコさん、ありがとうございました。
カレー店千駄木ダージリンさん、何度も問い合わせに行ってすみませんでした。
(最後絵まで描いて見せに行って..)
ボケ気味にも程があります。以後気をつけます。
売り上げは、去年の半分〜2/3くらい?
内澤さんのお隣だったおかげ120%の前回が凄すぎたので、
相応なところに落ち着いた感じです。
相方が今回仕事忙しくて抑え気味だったのもあるかも。
前回は彼の分から切手関係などがかなり出ていました。
あと、湿気が多かったせいか、古い革トランクがどんどん朽ちていきました..。
それでも、うれしい出会いもあって、(又後で書きます)
たのしい時間でした。
声かけ、スリップコメントが下手だあ、というのが今後の課題です。
ろれつがまわらなくなってしまいます。
一時強かった雨は大変だったけど、
乱歩さんのところのガレージに身を寄せ合い、
なんとかしのぐことが出来ました。
根津ふれあい館ホール(初めて入りました)での、
緊急、店主同士の即売会、も、じっくり見ることが出来てよかったです。
なかなか遠くのお店へは行けないので..。
毎回あってもいいなあと思ったくらいです。
ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。
28
4月

リストより。

デビッド・リンチ PAINTING&DRAWINGS 東光現代美術館 800円
パイディア1970春 特集:モーリス・ブランショ 宮川淳 竹内書店 700円
黄泉の女 To The End of the World 解説滝本誠 トレヴィル 2500円
あんりとぱうろ ふたりの船の巻 伊東杏里 新書館フォアレディース 1200円
トールキンの世界 リン.カーター 荒俣宏訳 晶文社 500円
世界の真上で ポール・ボウルズ作品集3 白水社 300円
不思議の国の論理学 L・キャロル 柳瀬尚紀編訳 朝日出版社 500円
親子で遊ぶおりがみ絵本 伝承おりがみ1-3 福音館 300円
少女百花書帖 少女画報四月号付録 痛み・ページ切れあり 500円
うさぎじま ナダール書林 630円
ヨーロッパ周遊 最新・鉄道の旅 山本克彦 三修社 300円
犬の出産と飼育法 碓氷元 大洋社 昭和14年 500円
改訂 東京風土図 城北・城東編 現代教養文庫 昭和41年 800円
日々雑記 武田百合子 中公文庫 300円
幸せって何? マキの東京絵日記 文春文庫ビジュアル版 300円
ロストハウス 大島弓子 白泉社文庫 250円
講談社の絵本ゴールド版 青い鳥 500円
オリーブ 1997 6/3号 ガーリッシュスタイル 50円
オリーブ 1999 8/18号 海外デザイナーブランド ワンピース型紙付 50円
オリーブ 1999 5/3号 初夏のワードローブ 50円
新版 遊びの百科全書 からくり 河出文庫 300円
新版 遊びの百科全書 だまし絵 河出文庫 300円
新版 遊びの百科全書 映像遊戯 河出文庫 300円
カラーブックス7 熱帯魚 300円
カラ−ブックス196 花ことば 300円
カラーブックス471 秘境の旅 300円
夜想弐 特集 ベルメール ペヨトル工房 1000円
鳩よ! 1999.11 特集 尾崎翠 モダン少女の宇宙と幻想 300円
月刊 伝統と現代 1971.9 特集 秘密結社その思想と行動 700円
一部ですが、こんな感じです。とりおき無し。先着順です。ご了承下さい。
追記:
大島弓子選集4 ほうせんか・ぱん 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集5 いちご物語 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集6 全て緑になる日まで 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集7 バナナブレッドのプディング 朝日ソノラマ 400円
大島弓子選集8 四月怪談 朝日ソノラマ 400円
は、トランクの場所が空き次第出します。
家に二軍も用意してあります。
トランクの場所が空いたら、追加します。
実際本棚の中にいたけれど、ここが終着地じゃなさそうな本、
好きすぎてだぶって買ってしまった本などを多く出すことにしました。
よろしくお願い致します。