不忍ブックストリーム 第7回「助っ人さんいらっしゃい!」
昨夜、「第7回 不忍ブックストリーム」の配信を行いました。
今回のテーマは「助っ人さんいらっしゃい!」
不忍ブックストリートの助っ人班からは吉井さん・吉上さん。助っ人さんからは、たけうま書房さん・猪熊さん・三五さん。そしてスカイプゲストとして、助っ人さんを経験されたデイさんが大阪から出演してくれました。
助っ人さんとは何かから始まり、その具体的な活動内容、そして助っ人さんご自身からの体験談んも披露していただきました。
春の一箱古本市の助っ人さん募集も始まっています。
・しのばずくん便り:20110209 助っ人さん募集します!
不忍ブックストリームでは毎回、出演者がお気に入りの一冊を紹介してくれています。配信中にツイートしないことも多いので、これからはリストとして残しておこうと思います(以前のものについても、随時アップするつもりです)
今回、紹介された本はこちら。
吉上さん
『やっぱりおおかみ』 佐々木マキ / 福音館書店
吉井さん
『百万遍 流転旋転』 花村萬月 / 新潮社
たけうま書房さん
『しかたのない水』 井上荒野 / 新潮社
『松嶋×町山 未公開映画を観る本』 町山智浩・松嶋尚美 / 集英社
猪熊さん
『東京映画名所図鑑』 富田均 / 平凡社
『心は孤独の狩人』 カーソン・マッカラーズ / 新潮社
河上さん
『アンダスタンド・メイビー』 島本理生 / 中央公論新社
三五さん
『LOK-MAGAZIN KALENDER 1982』 ドイツの鉄道雑誌の日めくりカレンダー
『プロコフィエフ短編集』 著:セルゲイ・セルゲーエヴィチプロコフィエフ / 訳:サブリナエレオノーラ・豊田菜穂子 / 群像社
個人的には『しかたのない水』と『LOK-MAGAZIN KALENDER 1982』に惹かれました。
前者はスポーツクラブが舞台だそうで、私自身もそこでは色々な体験をしているのでどんなエピソードが描かれているのか興味を覚えました。
後者は見た目がもう…。オレンジの地に黒文字の表紙、モノクロの写真・イラスト・図面、日付の太いフォント(特定するまでの知識は無かった)も効果的なアクセント。不忍の鉄道好きとしても知られる、古書ほうろうの宮地さんの食いつきっぷりも見事でした。
次回の不忍ブックストリームは2/24。
テーマは「羽鳥書店まつり1周年」
昨年2月に駒込大観音光源寺で開かれた、羽鳥書店社長である羽鳥和芳さんの20年分の蔵書を大放出した伝説の古本市。当時の様子は主催された古書ほうろうさん、そしてタグで追える谷根千ウロウロさんのブログを。
・古書ほうろうの日々録:20100112 開催決定!羽鳥書店まつり
ゲストはもちろん、羽鳥さんご本人。そして主催された古書ほうろうから宮地さん。あれから1年。当時の様子を振り返っていただくのはもちろん、現在の羽鳥さんの蔵書についても話は及ぶことと思います。