Archive for 3月, 2004

TEE抜歯後の消毒に行く道すがら,デルプラド「世界の鉄道」シリーズのDB VT11.5 TEEを購入。
Kraftwerkのライブでおなじみのこの車両。何らかの形で欲しいとは思っていたものの,メルクリン(#37605)のなんて超弩級価格で買えたもんじゃなし。ってことで自分の身の丈にあったこの価格は素直に嬉しい。
にしても,乗ってみかったなぁ。

26
3月

Let Me Sleep and Eat Beside You

   Posted by: fumi    in Personal

痛みと痺れで眠れねぇ…。
昨夜22時には横になって気がつけば朝5時。ずーっと天井見てたよ。いつもはのび太並みの寝付きの良さを誇る身にはあまりにもつらい。
そして腹減った…。
食べることを禁じられている訳ではないけれど,現実的に右側のみでの咀嚼は無理。今日は3食VAAMゼリー。あれやこれや食い散らかしてぇ。

25
3月

Broken Wisdom Tooth

   Posted by: fumi    in Personal

wisdomToothLeft左下親不知抜歯。
しかしその実態は抜くというよりは粉砕。目指す獲物は歯茎内真横に埋まりサイズも大物,更には骨にも若干かかっていてそのまま引き抜くことは不可能との判断。結果,歯茎を切開,顔を出した獲物に対し何度も亀裂を入れ,その都度力ずくで押して細かく分解(その際「パキッ,パキッ」と小気味よい音が咥内に響く)しては摘出。
45分後,10個に分解された我が分身とご対面。これはこれで趣きがあってなかなか。歯の断面なんて見たことなかったし,またそれぞれに肉片が微かに付着しているのも味わい深い。もちろんお持ち帰り。
帰宅後,こんな時のためにと買い溜めしといたガラスビンに脱脂綿を敷きそこにバラバラの分身を置く。これからラベルも作らないと。

24
3月

Run, Don’t Walk : 2004 Mar.

   Posted by: fumi    in Run, Don't Walk

[040324]
今日の走行距離:8km  今月の走行距離:43km
相変わらず重い。
いや,重さそのものと言うよりも肉付きのバランスが悪い。小型飛行機に乗る際,左右の客席均等に乗客を配することがあるけれど,感覚的にはそれに近いような。走っていて必要以上に重さを感じる部位(特に胴回り)がある感じ。


[040322]
今日の走行距離:8km  今月の走行距離:35km
やっと行けた。
しかし幸いにも体重は増えていないけれど,走ってみると確実に体が重い。


[040307]
今日の走行距離:12km  今月の走行距離:27km
髪切り前に床屋近くのジムへ遠征。
これでいつも行ってる所と月額利用料変わらないのかよと驚くばかりの設備と環境(トレッドミルが20台って)。しかも併設の風呂施設がまた強烈。これで本当にいつもんとこと利用料変わら(以下略)。一瞬,引越しを考えるくらい充実した2時間。


[040304]
今日の走行距離:5km(トライアル 21min46sec) + 3km  今月の走行距離:15km
予定よりも早く用事が済む。だったら行かない理由はない。
トライアルは前回から更に50秒も縮まる。
って縮まり過ぎだろ…。今まで如何にタラタラしたペースだったかということですな。


[040303]
今日の走行距離:7km  今月の走行距離:7km
今週は夜に予定が詰まっていてジムに行く時間が取れない。しかし,だからといって土曜まで何もしないというのはやっぱり危ない。
っつーことで,意地の7:00起き。仕事前の朝ジムに初チャレンジ。
ん,思ったよりつらくないかも。さすがに長距離走る時間は取れないけれど(7:00の開店と同時に駆け込めば出来ないこともないものの,そうなると6:30起きか…),逆に仕事への影響が出ない程度の運動量・疲労度で抑えることが出来ると考えればそれもまた良しか。運動後,ウダ〜ッとジャグジーに浸かるのもまた気持ち良し。
当然,毎日なんて出来るわけないけれど,一回出来たってことはまた同じような状況になっても大丈夫(と思いたい)。そのためのとっかかりとしては成功。

21
3月

Livin’ in the Sunlight, Lovin’ in the Moonlight

   Posted by: fumi    in Music

先日のロシア・アヴァンギャルド関連のネタを調べるべく,朝イチから図書館。
片っ端からあたってみるも,具体的にこれといったものには出会えず。特に「Resolution ‘A’ in Art」はひとつとして手がかり無し。
仕方ないんで音楽コーナーへ。
何をと決めるでもなく最初の棚から次々と眺めていくと,「T」のところで我が眼を疑う名前。古本屋で『全宇宙誌』を発見した時に匹敵する衝撃に,手を伸ばして触れていいものかどうか,いやその前に本当にそこに存在しているのかどうかすらわからない白昼夢のような感覚。Tiny Timを入荷するおらが町の選盤センスには敬服を越えて畏怖の念すら抱くよ…。
帰宅してさっそく聴くと,その中の1曲,『Livin’ in the Sunlight, Lovin’ in the Moonlight』(ライナーによると,オリジナルは映画『The Big Pond』(1930)でMaurice Chevalierが歌ったもの)にガツンとやられる。非の打ち所のないタイトル,眩しいばかりに能天気でポジティブな歌詞。そしてそれをウクレレ弾きながらファルセットで歌うTim。
アハハハハ。

20
3月

Signs of Life

   Posted by: fumi    in Movie

午前のいつもの用事を済ませ,今日こそはジムと思って建物の前まで行ってみたら臨時閉館日…。2週間行かないとそりゃ臨時の話なんて知らないよなと自分を戒めつつ,ジャグジーで暖まる予定も急転直下,強烈な花冷えにやられて体調も落としてみる。
そんな時は家に帰って借りといた『サイン』。
映画本来の意図とは別の次元で爆笑必至という話を耳にしたことが見ようと思った動機。なので,その時点で既にもうどうしようもないバイアスがかかっているわけですが,その期待を超えて十二分に堪能。やっぱり世界の全ては繋がっているんですよ。あの時に大怪我したのもそう,その時にそこにいたのもそう,あなたと出逢ったのもそう,あんたがいなくなったのもそう…。だから私も力強く振り切ります!。
ストーリーとは別のところでは,映像を一切使わず文字(若干のモーションあり)だけでシンプルに表現されたタイトルバックが望外の収穫。必要以上(いや,元々笑おうと思ってるから…)に不安感を煽る音楽もまた効果的。
大笑いしたことで体もぽかぽか,ジムに行けなかった凹みもこれで無事解消。

19
3月

Heal the Pain

   Posted by: fumi    in Headache

例によって首の凝りからくる偏頭痛。
ジムも2週間行かないと(風邪,私事,そして行かなくなることで顔を出すサボリ癖…)体の澱みが顕著に感じられるのでそろそろと思っていらこのざま。部活が嫌で放課後になると必ず具合を悪くしていた中坊の頃を少し思い出しながらRelpax飲んで寝る。

18
3月

What a Boom, What a Blast

   Posted by: fumi    in Design

ワタリウムで川崎和男氏の講演。テーマは「ロシア・アヴァンギャルド – デザインの源流から未来のデザインへ」。

川崎さんの視点で捉えたロシア・アヴァンギャルドというこたえられない企画(きっかけはロトチェンコの復元されたカップ(現在ワタリウムで展示中)を川崎さんが眼にしたことからだそう)。もちろん示唆に富む話を聞けることは分かってて参加したんだけど,そりゃもう本当に刺激的。なかでもマヤコフスキーの存在再確認(詩人としてよりもコピーライターとして),マレーヴィチの「Resolution ‘A’ in Art」(ネットで調べたらイタリアのサイトがひとつ出てくるだけ。図書館行って直で調べないとダメだ),更に一応元建築野郎としてこの時代からほとんど進んでいない建築図面の表現(タトリン以外でレオニードフ,チェルニオフ,メーリニコフなど)についてなど,色々と深く知りたいところを頂く。

他にも雑学的ネタ(自分的には大ネタだったけど)としては,コーヒーカップと受け皿の容積は等しくなければいけない(これが出来ていないもの(例えば受け皿が限りなく平面に近く容積が少ないもの)はデザインとして間違っている)という話。

仮にカップを倒した際,中のコーヒーを受け皿で文字通り全て受けることが出来ないといけない。というのがその理由。となると,「受け皿」という日本語も気になるところ。単にカップを「受け」るからだけでなく,コーヒーという液体を「受け」るという意味も含まれて(もしくは後者の意味のみで)命名されたのか?(ちなみに英語の”saucer”は辞書によるとラテン語の”sal”(英語の”salt”,つまり「塩」)かららしい)。ちなみにネットでちょろっと調べたら,西欧では19世紀中頃まではコーヒーを冷ますために受け皿に移し替えて飲む人も多かったとか。その視点から考えてもそれなりの容積(その前にもちろん深さも)が必要だったことが類推できる。

どちらにしろ,自分のこれまでの生活習慣の中では受け皿を眼にすることが少なかったこともあって(今じゃマグカップどころかペットボトルが主流だもんな。せいぜい昔ながらの喫茶店に足を運んだ時くらいか(それすら少なくなってきてるし)),全く気に留めたことがなかった。まさに眼から鱗,これから視点が明らかに変わります。

講演終了後,外苑前の駅に向かうと聖地で八咫鴉を崇めた人々の途切れることのない青い列に遭遇。その上気した表情から自ずと結果は明らか。

17
3月

Funkytown

   Posted by: fumi    in Design

BBC Worldを見ていたら気になったCMが。

『Sim City』を想起させるクォータービューの景観が次から次に現れ,それが一連の流れとなってシークエンスを形成している。その柔らかい色使いもポップで上品な雰囲気。そして更にはBGMがLippsの『Funkytown』というのも映像のイメージそのもの。
ネットで調べたらAREVAというフランスの企業で,そこから視聴も可能。

16
3月

Smokeless Zone

   Posted by: fumi    in Design, Personal

電車内でよく見かけるJTの煙草マナー広告

言われたって分からない方々がいるんだから,何を今さら言ってんだよ。などとは考えずに全面的に応援したいのですが…。

ものすごい素朴な疑問なんだけど,マナーを呼びかける文章に日本語と共に英文が併記されているのはなぜ?。しかもその横のピクトグラム(これがまたわかりにくいんだけど,今は置いといて)内の文字はなぜ英語のみなの?。マナーのなっていない英語を母国語とした日本在住者のほうが,マナーのなっていない日本語を母国語をした日本在住者よりも多いの?。いやほんと,誰に向かってマナー向上を訴えているの?。

なんかね,こういう気分だけを表したデザイン(デザインのためのデザインと言ってもいい)って非常に腹立たしいんです。伝えるべき本来の目的を忘れて(もちろん確信犯だとは思うけど),ただ私達はちゃんと考えていますという態度を取りたいがためにやっているとしか思えない…(それともこちらがひねくれすぎ?)。

ピクトグラムを使用しているのも無意味に表現を柔らかくした偽善ぽさが滲み出ててさ(ピクトグラムという表現手法が現実そのものじゃないなんてのは当たり前だから言いっこなしね)。例えば「たばこを持つ手が子供の顔の高さだった。」と本当に言いたいんだったら,現実にサラリーマンあたりが街を歩き煙草してさ,その煙草が子供の眼にぶつかる寸前(実際にぶつかってても全然オッケーですよ)を撮影したものを使ったらいいでしょう。それを子供の身長と同じ高さの煙草を縦に立ててさ,だから何なの?。これで本当にその危険性に気づくの?。