Archive for 2月, 2011

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2月

春の装い

   Posted by: fumi    in Wunderkammer

Mini Dress in Cat Yellow (via Opening Ceremony)

何だか、Deyrolle(デロール)の話ばかりですが。

ニューヨークのセレクトショップ「Opening Ceremony(オープニングセレモニー)」とのダブルネームでスカーフが発売されたと知ったのは、昨年11月。

・Imaginary Beings: 20101108 ‘Deyrolle Pour Opening Ceremony’

TwitterでNY話が出たことをきっかけに、久しぶりにOpening Ceremonyのサイトを覗いてみると、今年の春のラインナップにデロールの剥製をモチーフとした女性服が登場していました。

・Opening Ceremony New News: 20110119 ‘Deyrolle pour Opening Ceremony, Part Deux!’

・Opening Ceremony New News: 20110203 ‘Deyrolle pour Opening Ceremony Spring Lookbook’

Mini Dress in Fox Black (via Opening Ceremony)

服の種類は、ロングドレス・ロングスカート・ミニドレス・ロングスリーブ・ボタンダウンドレスシャツ。それぞれに狐・ネコ・カブトムシがモチーフとして配置されています。価格は$270-$360。オンラインショップからの購入も可能。

・Opening Ceremony Online Shop: Deyrolle Pour Opening Ceremony

デロールの店内で撮影されたカットが素晴らしく。

Long Dress in Fox Black (via Opening Ceremony)

Button Down Dress Shirt in Beetle White (via Opening Ceremony)

Mini Dress in Beetle Blue (via Opening Ceremony)

YouTubeにはPVもアップされています。
硝子扉を開けたり、剥製に触れたりしているのは撮影ならでは(普段は写真撮影もご法度)
BGMはパリのファッションブランド・音楽レーベルの「Kitsuné(キツネ)」のコンピレーションアルバムから。やはり狙ってのことでしょうか。

くすり…

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2月

如月朔日三回目

   Posted by: fumi    in Wunderkammer

20100606: Deyrolle, Paris

今日、2011年2月1日で、デロールが火事に見舞われてから3年が経ちました。その一報を耳にしたのは2008年8月某日。その場の光景と、これが言葉を失うことかという驚きは、永遠に記憶に残り続けることでしょう。

・関心空間: 剥製標本は二度,息を引き取る

遠く離れた日本にいては、今の様子を知る手立ては店舗のサイトのみ。このエントリーを記している時点では特別に3年が過ぎたことを伝えるような記述は目に飛び込んできませんでした。便りの無いのは良い便り。

その代わりにではないですが、店内にて昨年11月から先月まで、François Lelongによる鹿と植物のハイブリッドをテーマとした展示「’Hybrides’, cervidé/végétal de François Lelong chez Deyrolle」が行われていた様子。同じくパリの「狩猟自然博物館」を思い出すような作品の数々に心躍りました。

・Deyrolle: ‘Hybrides’, cervidé/végétal de François Lelong chez Deyrolle

Deyrolle: Papillons Cards

次にあの扉を開け、階段を上がるのはいつになることやら。
飛んで行ければ良いのですが、今はまたの訪問を夢見るばかり。

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