まさかの『South Park』全エピソード無料配信開始。
southparkstudio.com
以前からUSやUKのiTunes Storeでは発売中。さすがに全部買うとそれなりの額になるので,どうしても見たかったもの(『Chinpokomon』とか『A Ladder to Heaven』とか『Good Times with Weapons』)だけ購入してたんだけど,公式に無料で見られるのならばそれに勝る喜びなし。また,一向に発売される気配のなかった日本のiTunes Storeも,逆に発売してくれていなくてありがとうと言いたくなる,ちょっと皮肉な展開でもあったり。
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2週間かけてBShi『立川談志10時間スペシャル』完走。
週末毎の電車移動時間,そしてiPod touchが無ければ挫けてたよ。
過去に放送された番組の再利用もあったので,未見だったのは7時間くらいか。落語会からの噺(六席)もいいんだけど,やっぱりおもしろいのはこの特番用として新たに作られた部分。なかでも瞠目は家元・正剛のW松岡対談。噛み合っているようないないようないるような,何とも不思議なやりとり。童謡から始まって正剛さんらしい日本語論,最後は富岡鉄斎を引き合いに老いて花咲く希望で〆。
第二部で立川志の輔が語っていた,ダンカン(談かん)の立川流からたけし軍団への移籍エピソード。どこかで聴き覚えのある話だなと記憶を手繰ると,10月にフジテレビで放送された『真夜中はピクニック』。
深夜3時,吾妻橋に集合した笑福亭鶴瓶・立川志の輔・春風亭昇太が,浅草・上野・日本橋と歩きながら数多の噺家の逸話を述懐。松鶴・談志・柳昇・小さん・米朝・川柳・福笑・可朝…。鶴瓶の語る福笑の全裸ヨガに息が出来なくなるほど笑い,今ではそこから弟子のたまに関心が波及,落語会に足を運ぶことに。全く,何がきっかけになるかわからないもの。
帰宅後,予約録画しておいた「くるり with ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ ふれあいコンサート ファイナル」を。ウィーン熱再燃。あの博物館,この美術館,その図書館のキーワード化を考えたり,再訪の時を思いながらドイツ語の教科書を改めて開き直したり。
祝 川柳川柳喜寿。
浜松町で記念落語会。
やっと聴けた快楽亭ブラック「川柳の芝浜」。
師匠一席目は,まさかの古典「首や」。
弟弟子で七代目圓生を争うライバル(笑)円丈師はそつなく「夢一夜」(今夜だからこそ「肥辰」を期待したんだけど,さすがにね)。
そして,最後は「ジャズ息子」。
久しぶりのラッパ,堪能いたしました。
息子さんのご学友,岸に池田に佐藤もご健在。
いつまでもお元気で。
元気(で酔っぱらい)のほうの福田康夫 はコメントを受け付けていません
青木画廊「江本創 H博士の異形の愛情」
最終日,滑り込み。
初めて生物以外で拝見した茸標本の虜。思わず笑みこぼれる小さな仕掛けにも,細部に宿る何かを想う気持ちが伺える。
東京大学総合研究博物館「鳥のビオソフィア―山階コレクションへの誘い」
こちらは初日。
いつもと同じ気持ちで建物に向けて歩を進めると,視界の先に見慣れない極彩色の何か。館内に入っても新たな動線など変化は続く。そこに忽然と現れた驚異の部屋。ここはハレかザルツブルクか。驚きは展示物だけに留まらず。畏怖覚える展示内容を記す硬質な文。体につけられた標本タグは「骸の履歴書」。今日は所を変えながら履歴書を読んだ一日ということ。
動線変更はあの驚異の部屋に至るまでの視線変更。それに気づいたのは極彩色の何かを背にした後のことでした。
先月末の沖縄での初マラソン完走から3週間。帰ってきてからのランニング頻度がわかりやすく減った。
これが目標を見失うことの恐ろしさか。完走出来たことに加えて,タイムも望外の結果。日常生活の快適を得るためには走り続けたいが,それではちょっと動機が弱くて自分の性格ではサボるに決まってる(そして,実際サポってる)。かといって,ここから更にタイムを縮めることに意味も満足も見出せないので,競技としての動機も弱いときた。一体,モチベーションの置き場をどこに設定したらよいのか?。
何だか大学入り立ての新入生みたい。必死に受験勉強をして見事合格。しかし,入学することが目的となってしまい,それが実現してしまった瞬間に立ち位置を見失う。ここはやはり,何らかの外圧をかけてやらざるをえない状況を作るしかないのかな。
とりあえず,明日は久しぶりに皇居を廻ろう。