Archive for 6月, 2004

28
6月

野原一家ファイヤー!

   Posted by: fumi    in Movie

巨大掲示板経由,川崎市市民ミュージアムで映画『クレヨンしんちゃん』祭り開催中。
ラインナップを見ると7/10,『オトナ帝国』と『青空侍(a.k.a 戦国大合戦) 』の2本立てがヤバい,ヤバすぎる。毎年4月,新作公開直前に新文芸坐で行われるオールナイトイベントでもこの組み合わせはなかったような。電車代と往復にかかる時間を考えるとちょっと二の足を踏むけれど,同時に開催されている「日本の幻獣-未確認生物出現録-」も併せて見ると考えればとんでもなく魅力的(気になるのは会場のスクリーンだなぁ)。

27
6月

Medical Love Song

   Posted by: fumi    in Miscellaneous

medicalStand件の骨董屋で歯医者で使われていた治療器具立て(鉗子立て?)入手。念のため煮沸消毒の後,鋏やカッター,ペンなどの文房具を入れてみる。うん,満足。真鍮の台もいい雰囲気。ただ透明硝子の器が1つ欠けているので,それをなんとか探したいところ。高野理化硝子にあるかどうか。

それにしてもこれの正式名称は何と言うんだろ?。実際に診療や治療に使う個々の器具になら固有名はあるだろうけど,こういうものにもあるのかどうか。ダメもとで手術器具だけをまとめた牛若丸の『Funktion』に載っていないかチェックするもやっぱりわからず。
しかしその過程で副産物。撮影協力として奥付に記された医療器械資料館の存在を知る。検索してみると非常に素晴らしい雰囲気。最寄り駅の印旛日本医大駅も怪しいし(ドームが毛綱モン太風味),これは一度訪れねば。

26
6月

Ohm Sweet Ohm

   Posted by: fumi    in Personal

帝都に後ろ髪を引かれつつ(特にseigowさんの月談義。翌週だと思ってた…),空を飛んで週末帰省。今回初めて座席指定まで含めてネット予約してみたらこれが快適。中央の避難口直後に陣取ってこれみよがしに足を伸ばす。
田舎では爺婆の墓参りで痛飲,盆踊り見て痛飲,父親の山遊びにつきあって痛飲。その中で最大の収穫は気狂い骨董屋の発見。危険,あまりにも危険。物量と猥雑さがハンパじゃない。特にその猥雑さが掘る,そして見つけるという快楽に直結。2時間やそこらじゃ全然足りない,次は朝から丸々1日掘り続けるつもり。
帰りも座席を事前指定しての空。しかし機内に入るとウェブで見たのとは明らかに異なるレイアウト。えぇ,どうやら機種変更があったようで。結果,行きと全く同じ席を予約したはずがこの機体では窮屈な通常のブロイラー席。更に横列も予約時は奥からA→Fだったものが手前からAに。それに気付かず縦列の数字だけを確認して安心していたら「そこ私達の席です」と子連れのお母さんにつっこまれる…。予定は未定,何事も確認が大事(っつーか,横くらいは共通になってもらえないの?)。

24
6月

FlyNet

   Posted by: fumi    in Computer, Travel

そろそろ旅欠乏症。暇になると航空会社のサイトでタイムテーブルと料金を眺めてみたり。
そこでルフトハンザが成田-ミュンヘン路線にて高速インターネットサービス「FlyNet」を開始したことを知る。Wi-Fi対応の無線LANカードを内蔵したコンピュータであればオッケーらしく,これであの怠惰で窮屈なブロイラーの時間が少しは楽しくなるかもしれない。
でもこれ,有料なのよね。定額制と従量制があって,定額制だと1フライト$29.95。約10時間のフライトのうち半分の5時間使うとして$6/h。2chを見るためとしてはちょっとお高いなぁ。それと,機内設備から電源を取ることは可能なんだろうか。金を払って繋がったはいいけど途中でバッテリ切れ,コンピュータがただの金属塊に成り果てた時には悲しすぎる。
と,色々言ってるけど,肝心の渡航予定自体がないので現時点ではチェックのみ。今度ニュルンベルクに行く時はフランクフルトではなくミュンヘンに着陸。そこからDBで北上するっていうルートもありかなと夢想だけは膨らむところ(でも実はSASも好き)。
追記
もうひとつの路線,サンフランシスコ-ミュンヘンでAppleの中の人が試した模様(apple.com)。しかしカメラ接続してiChat AVかよ。電車内と同じように,隣の席でずっと喋られちゃたまらんな。

22
6月

Mr. Bad Guy

   Posted by: fumi    in Movie

『魁! クロマティ高校』の実写映画化が明るみになって数ヶ月。どんなキャスティングになっているのか気になって仕方ないんだけど,ネットをいくら探しても見つからない。アジシオ太郎はダンスマン?,メカ沢は中沢新一?,ゴリラはゴリラ?。
しかし今月の『映画秘宝』で重大な記述を発見。加藤雅也と金子昇の対談内,自身も出演しているという金子昇の発言。
「渡辺裕之さんが上半身裸でサスペンダーはめて胸毛はやして…しかもセリフはないんですよ」
それってあのキャラ以外考えられないんですけど…。さすが『華の嵐』,俄然期待大。
ん,でも確か本人は歌じゃなくてドラムのほうが上手かったような?。むしろロジャー?。と思って彼のオフィシャルサイトを見に行ったら…。裸サスペンダー,似合いすぎっすよぉ!!。

20
6月

けむり~ざくろ

   Posted by: fumi    in Personal

朝イチで銀座の骨董市へ行くつもりが偏頭痛。Relpax飲んで回復を待つ。
だいぶ良くなったので,11時,まずは先約の昼食会へ。久しぶりのペルシャ・トルコ料理屋。入店早々いきなり民族衣装を着せられ,しかも男は来るなと店長からのダメ出し。こんなに客いじりの激しい店だったっか?。でもこの押しの強さも慣れると楽しいと思えるから不思議(ひとえに彼のキャラ)。同席は日本の中のアメリカに住むイスラム通女史。初対面で口は悪いが肌は綺麗と言われる。わーい,これ以上ない褒め言葉。そんなあなたも口は悪いが腹は黒いですわよ。結局,店を出たのは13時半。たっぷり2時間半。しかもさんざんっぱら食って飲んでポッキリ1,000円。
そこから「夜想リターンズ展」。青臭い思い出が浮かんでは消えるバックナンバーの棚。空間よりも匂いに目眩がする地下室,その壁にはただれた皮膚(?)の接写写真。
cicada
更に流れてやっと銀座,国際フォーラムでの骨董市。初めて来たけれどこんなにも規模が大きいとは。店のレイアウトもあの中央広場にぎゅっと凝縮されて並んでいるから巡り易いし,東郷神社よりもいいかも。色々気になるものに後ろ髪を引かれながら家まで持ち帰ったのは竹で編んだ虫籠ふたつ(1個500円)。そのひとつに昨夏,実家の庭で大量に採集した蝉の抜け殻(約30個(それともやっぱり匹?))を幾つか入れてみる。
んー,素敵。既にこの世にはいない主体の存在をその空虚な形見を拘束することで永遠のものとする。なんて,わかったようなわからないような愉しみ。この遊び,蛇・蜘蛛・蝶と抜け殻を残す生物だったら何でも出来そうだな(あ,恐山の蜻蛉を忘れてた(持ってきてもいいものかどうかは微妙))。今年の夏はそれらを探し,もうひとつの籠におさめることを目標にしよう。

19
6月

触感文字

   Posted by: fumi    in Book&Magazine, Design

所用,後,印刷博物館で「五感を刺激! 現代ブックデザイン考」

祖父江慎と松田行正のための展覧会と思えるくらい,とにかくこのお二人の手による本が目立つ。個人的にはやはり松田さんで,牛若丸はもちろん,獄本野ばらの著作(こんな機会でもないとマジマジと手に取ることのない類ですから)や,多摩美術大学メディアセンターのカタログなどを細部まで舐めるように眺める。

牛若丸についてはほとんど持っていたんだけど,取りこぼしていたなかで今回実際に手にとってみて強く惹かれたのが『MINERALIUM INDEX』。コンピュータでレイアウトした後,それを活版で再現。とにかくその印圧の強さがハンパじゃない。なぞる指の腹に感じるその窪みはちょっと悦楽的ですら。

帰りはやっぱり神保町経由。先週開店したばかりの古本屋に今日も。棚の眺めがいいのよねぇ。

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17
6月

Architecture

   Posted by: fumi    in Miscellaneous

ホスティングしてもらっているところに広告免除料を振り込むのを忘れてた…。ものの見事に見苦しいバナーが丸々1日表示されてしまった。
これだけじゃなんなんで。
王立英国建築家協会(リンク,飛べる時と飛べない時がある)が今年の「ワールドワイドアワード」に「横浜港大さん橋国際旅客ターミナル」と「京都府南山城村立南山城小学校」を選出(exciteニュース)。
横浜の客船ターミナルはおいといて(有名だし),京都南山城小学校。一体誰が作ったのかと調べたらリチャード・ロジャースだった。そんなとこでも仕事してたんですか(そして建築の世界に疎くなっている自分に気付いてちょっと凹む…)。

16
6月

Buffaloes Forever

   Posted by: fumi    in Miscellaneous

思いっきり世間から遅れているけれど…。
元近鉄ファンとしてはやはり寂しいオリックスとの合併話。90年代に入ってから疎遠になってしまったけれど(プロ野球自体に興味を失った),名将西本からマジシャン仰木の時代はそりゃもう熱愛していたものでした。特に仰木時代は身近に西武ファンの友人がいたこともあってヒートアップ。説明不要の10.19,そして10.12の情景は今でも鮮明に記憶の中で輝いています(この時のスポーツ新聞は田舎の物置にしっかり保管)。それがあの10.19の当日,阪急からの球団購入を発表したオリックスと合併というんだから,歴史とはかくも奇異な縁を見せてくれることで。
ところで,このシーズンオフにフェアウェルOB戦なんて企画はないんだろうか?。場所はもちろん藤井寺球場。西本チームと仰木チームの対戦。先発は鈴木と阿波野。その球を受けるのは有田と梨田。4番にはマニエルとブライアント。大石が走り,新井がレフトへの渋い流し打ちを見せてくれ,そして加藤哲が「巨人はロッテより弱い」と放言する。やばっ,絶対見に行く。
そう言えば,あの球団ロゴマークは岡本太郎デザインだったような(ググって確認)。一時期,忌野清志郎が「カッコイイ」という理由だけでこのロゴがついた球団キャップをかぶってよくメディアに出ていた記憶もおぼろげにあり。

14
6月

○○オチ

   Posted by: fumi    in Movie

「アンダーグラウンドブックカフェ」で『盲獣vs一寸法師』
雑誌その他の情報からある程度の心構えを持って臨んだものの…。自分の想像力の範疇を超えたものを見ることが出来たという意味では非常に価値ある時間を過ごせたことは断言できる。しかしそれが純粋におもしろかったかと言われると非常につらい(上映開始10分であんなにも早く終わってくれと思った映画は初めて)。
しかも最後に待っていたのは,全く脈絡のない強烈なオチ。あれを体感できただけ良しとしよ…。