Laugardagur, júní 21, 2003
20030621

陽が傾いてからでないと行動できないこの季節。17時を廻ってやっと,散歩がてらに隣接区の図書館へ予約していたCDを受け取りに。

Songs from the Big Chair : Tears for Fears
Low Symphony : Philip Grass(from the Music of David Bowie and Brian Eno)
Ballads : Paul Bley

その帰り,懐も寂しいし本屋だけ覗いて帰ろうかと裏路地を抜けて大通りへ出たところで,後ろを歩く同行者が奇声を上げる。振り向くとそこには数年来の知人,京旦那M氏の姿。オッサン,何でこんなとこ歩いてんのよ。

聞けば,今回は茶を嗜むための上京(いや,東下りか)。最終の新幹線で京都に帰るんだけど,時間があるから町歩きしてたそうで(だからってこの町かよ)。晩飯まだなら奢るよと言うんで,もちろん間髪入れず尻尾を振ってお供。

M氏同行の同じく京旦那T氏による"良店センサー"(ちらっと店内を覗いただけで良し悪しを見事に判断)の精度があまりにも良すぎたものの,何軒も反故にした末にようやく入った店で出てきた「ゴロ焼き」(いかわた焼き)が絶品。実は何度かこの店には来ていたものの口にしたのは初めて。さすが旦那はん。

しかし愛すべきはやはりM氏。締めにお茶漬けをすすりながらも会話は止まらず。しまいには興に乗りすぎてそれを自らにぶちまける。京都人が自分でぶぶ漬けくらってどうすんのよ…。



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