dip in the poolの新作が制作されるなんて!。
・甲田益也子による甲田益也子情報:NEW CD
2009.10.14
DRIVE TO 2010
dip in the pool @ 新宿ロフト
最初に発せられた「midnight」で,ソラの彼方。
穏やかに至福のひと時でございました。
演奏されたのは全6曲。
dip in the poolのアルバム,甲田さんのソロアルバム『jupiter』から2曲,「DRIVE TO 2010」のサイトで言及されていた,映画『南太平洋』から1曲。残りの1曲,虚をつかれたのがサティの『Gymnopédie #1』。木村さんのアレンジと甲田さんのメロディに乗せた歌で,確かにdip in the poolの音楽に。色々なものが剥き出しのロフトが一転,どういうわけかリンチのレッドルームに見えてしまう。
帰宅後,ネットを見ると,お二人共に新たなサイトを作られていたことを知る。
・tat website
・NEW KODA PROJECT
巨大掲示板にて驚きの事実を知る。
今年の7/2,マンチェスターで開催される「Manchester International Festival」にて,KraftwerkとSteve Reichが同じステージに立つとのこと。
・Manchester International Festival
加えて,Bang on a CanによるSteve Reich「2x5」のワールド・プレミアも併催のようで,ちょっとこれは大変なことに。
今年初めての音源購入。
唯一の定期購読雑誌『TV Bros.』で目に留まった音楽。アルバムタイトル通り,Steve Reichの『Electric Counterpoint』,加えてアーティスト名から想像できるようにKraftwerkの曲もカバーしたアルバム。電子音と弦楽の組み合わせが良い意味で軽く耳に心地良い。『Electric Counterpoint』はPat Metheny版よりも好きかも。
MySpaceを見るとライブも良さそう。アルバムには収録されていないKraftwerkの曲もカバーしているし,また力の抜けた映像もツボ。
・Powerplant 『Electric Counterpoint』
・MySpace: Powerplant
ちなみに,最初に音源と書いたのはiTunes Storeで購入したから。これより前は11月に同じくiTunes Storeで安藤裕子のシングルを購入。CDメディアを最後に買ったのがいつかもう思い出せないくらい昔の話になってしまった。
六月の声を聞く前に今年の浴衣を注文。
昨年はお休み,そして一昨年は京呉館(金子國義)のUFOと大冒険をしただけに(さすがに着る場所を選びますね),今年は落ち着いて竺仙で表を竹に裏を燕に。仕立て上がりは二週間後のお楽しみとして,あわせて購入した麻の組紐角帯だけを持ち帰り。その帰り際,お世話いただいている店員の方に角帯を一本頂く。いつもひとつ買うとひとつ貰っているような。ありがたいことです。
UFOつながりでひとつ。
昨年夏,日比谷野音で開かれた細野さんの「細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年!夏の音楽祭~」。そのオープニングで流れたUFOを呼ぶ儀式で唱えられる言葉「ベントラベントラ スペースピープル〜」が気になって,アルバムタイトルが『衝撃のUFO』というところまでは掴んだもののそのまま放置。しかし,それが今になって家庭内でブーム再燃,辛抱堪らず購入と相成りまして。
横尾忠則のジャケデザインはもちろん,その内容も全編素晴らしいことは言うまでもないのですが,なかでもUFOとの遭遇体験を語る好々爺がツボ。噺家(敢えて言えば十代目 桂文治?)のようなべらんめぇ口調と,話される内容との激しいギャップ。是非とも青樹亜依『アンドロメダの異星人』とあわせてお聴きいただきたく思います。
今月の放送とまでは記憶していた「Hyde Park Music Festival」。もしかしたら見過ごしたかと不安になってフジテレビのサイトをチェック。
…………
10日だったよ!。危ねぇ危ねぇ。
一方で九段会館の東京シャイネスは取れず終い。でもまぁそれはそれ。むしろHyde Parkのあの記憶を永遠にするために,他の所で見ちゃいけないっすよ(半分以上,負け惜しみ)。
その代わりじゃないけど,今日は10時と同時にぴあのサイトへ。科学未来館でのrei harakamiライブチケットをおさえる。めっちゃ楽しみ。
Hyde Park Music Festival以来,細野さん熱が覚めやらず。iTunesには登録されているものの,iPodには入れていなかったために聴く頻度の低かったものを重点的に復習。
その結果引っかかったアルバムは『Philharmony』と『Medicine Compilation』。なかでも前者からは『Sports Men』,後者からは『Honey Moon』と『Aiwoiwaiaou』がど真ん中。やっぱり歌詞に惹かれる気持ちが強くなってるなぁ。
祝iTunes Music Store Japanオープン。
恐ろしい収蔵力を誇る図書館と凶悪な品揃えの某レンタルショップという最強コンビを知ってしまった体には,まだまだ魅力に乏しいというのが正直なところ。それでも1曲毎に買えるのは確かに嬉しいし(例えばU2がカバーしたKraftwerk『Neon Lights』なんかがあれば即買いなのに。これ,USの iTMSにも無いんだよなぁ),またある特定の単語を含む曲を調べるのにももちろん便利(「moon」とか「満月」とか)。要はやっぱり使い方。
で,自分が既に持っているものも色々調べてみたり。甲田さんの『Jupiter』(dip in the poolを売ってください!),小林麻美,幸宏さんはいっぱいあるのに細野さんが無い(それなのに,Apple StoreでSketch Showのスペシャルライブっていうのも…。あ,そもそも Sketch Showが全然無いじゃねぇかよ),等々。これだけでも楽しいや。
しかし何が一番驚いたって,大竹しのぶのカバーアルバム『Compassion』まで売られているよ。数ヶ月前にその存在を知って愛聴していますが,選曲がとにかく変(誉めてます)。喜納昌吉『花』に始まり,ちあきなおみ『喝采』,黒沢年男『時には娼婦のように』,例のドラマの主題歌『Cha-Cha-Cha』,そしてなんと美輪明宏『ヨイトマケの歌』まで…。ほんと,懐深いなぁ。
今年のIceland Airwavesの出演アーティスト第一弾が発表に。
まずは海外組。と言っても誰も知らなかったので,アーティストのオフィシャルサイトを一巡り。最も気になったのはメキシコのRodrigo y Gabriela。サイトにあったフリー音源を聴いたら,おもいっきり中南米ギターサウンド。カッコイイ。これを雪降る10月の深夜にレイキャヴィクで聴いたら,そりゃ盛り上がるんだろうなぁ。ちなみに今年のグラストンベリーにも出演。
国内組はGus GusやJaguar,Bang Gangなどのお馴染みどころに加えて,去年は出なかったApparat Organ Quartet(アルバムジャケがPlaymobilのパクリでも有名)の名前も。これは見たいなぁ。もちろん他にも有名無名のアーティストが数多く。試聴できるものはしてチェック。
こうやって書いてると今年も行きたくなってくるなぁ。第二・第三弾の発表で去年のベストアクトだったmugison,更には2001年以来のSigur Ros出演決定なんてことがあるとかなり危険(本音はレイキャヴィクで単独公演が見たいんだけど)。
「Kawasaki Chainsaw Massacre」のdoyさんからMusical Batonを頂く。よもやこんな辺境のサイト,しかも名無しの管理人に誘いが来ようとは…(確かにここ,プロフィールの類がなかったですね)。ありがとうございます。実は時を同じくしてmixiの中からも書けと言われたのですが,こんなにも誘いを受けた経験がないので,八方美人を承知で両者に応える形でいきたいと思います。
では,本題。
1) Total volume of music files on my computer
120.6GB。
語学・ラジオ・落語など音楽以外も全部ひっくるめて(音楽だけだと105GBくらい)。専用の外付けHDに買ったもの・借りたものをかたっぱしから突っ込んでます。iTunesによると全部聴くには70日。聴けるかよ。
2) Song playing right now
Manuel Gottsching 『E2-E4』。
短い曲だと書いている間に終わってしまうので,長いやつを意図的に選択。
3) The last CD I bought
振り返ると今年1月にまとめ買いしたきり。
amina 『Animamina』
Bang Gang 『Something Wrong』
mugison 『Mugimama is This Monkey Music』
Stafraenn Hakon 『Prjonar Hummus』
『I Astandi Rjupunnar』
『Skvettie Edik A Ref』
Stafraenn Hakon / Larus Sigurdsson 『Calder』
音楽配信もありならば,昨日買ったBrian Eno『Another Day on Earth』。
4) Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
・すぎやまこういち 『ドラゴンクエスト』のフィールドの曲
いわゆる音楽メディアではないけれど,一番聴いた(厳密には「耳にした」
だな)のはやっぱりこれかも。
・坂本龍一 『Parolibre』
聴きもしたけど弾きもした(今はもう弾けません)。
・Piano Circus 『Six Pianos』
6台のピアノによるハードミニマル。一度でいいから生で聴いてみたいです。
・Sigur Ros 『svefn-g-englar』
アイスランドに想いを馳せることになったきっかけ。
また日本の夏を乗り切るための冷房曲。確実に5度は室温が下がります。
・面影ラッキーホール 『おらんだ花嫁』
作詞の才能に最も嫉妬を覚えた曲。特に2番はとんでもない。
5) Next five persons are...
ここでもう30分近くも悩んでる。本当に友達いないんですよ…。まずは苦肉の策,mixiの中で3人の方にお願い(中にしかいない人なのでここに記すわけにいかず。すみません)。残るは2人ですが,GWに行われたイベントでお世話になった古書店「文句堂」さん,そして内澤旬子さんに(でも,お二人共に忙しい真っ只中のはず。気付かれなきゃそれまでだし,気付かれても面倒なら無視の方向でひとつ)。
チョイ悪オヤジに誘われて連日の浅草詣,今日は初めてロック座へ。たった一度きりの渋谷道頓堀劇場での踊り子体験から早幾年, なんかもう隔世の感でした。
でまぁ,もちろん見るものもしっかり見たのですが,それ以外にも細かいところが色々気に留まる。なかでも最も興味を惹かれたのがBGM。踊り子さん一人につき大体4曲,10人出演していたので約40曲のなか,日本語詞の曲(演歌含む)は一切かからず,若干のインストを除けば全て洋楽。しかも80'sの曲がやたらかかるから不思議。Falco『Rock Me Amadeus』に乗って花魁姿の踊り子が舞うかと思えば,Starshipの『Nothing's Gonna Stop Us』をバックに若き掃除婦が夢に向かって立ち上がったりして,不思議と言うか,シュールと言うか…。
ちなみに最もBGMとして利用された(と言っても2人の踊り子さんだけど)ミュージシャンはbjork姐さん。これまた色々考えさせられます。
近頃,微妙に家の中が鉄臭い。
『鉄子の旅』単行本,『ラピタ 3月号』(新幹線の模型つき),東京メトロのスタンプラリー「チャレンジ東京メトロ」(銀座線の復刻ダイヤ表だけ欲しいの)などが次から次に流入。どちらかと言えば飛行機(と言うか空港)のほうが好きなのに…。
こうなったらと開き直って,iTunesに入っているものの中で鉄道に関連する曲も探してみてパワープレイ。以下一覧。
・Kraftwerk 『Trans Europa Express』
説明の必要なし。
・『Trans Slovenian Express』
上記Kraftwerkのカバー。
・Kronos Quartet 『Steve Reich: Difference Trains』
アメリカ大陸を走ってます。
・ゴダイゴ 『Galaxy Express 999』
映画版。テレビ版はさすがに持ってなかった。
・電気グルーヴ 『Shinkansen』
久しぶりに聴いたけどやっぱり好き。
・小林旭 『恋の山手線』
山手線の各駅名を綴った歌。でも,まだ西日暮里駅がありません。
・クレイジーケンバンド『夜のヴィブラートKq仕様』
「け・け・け,京浜急行って何だっかイイネッ!」
・くるり 『トレイン・ロック・フェスティバル』
京浜急行つながり。趣味で乗ってるって。
・戸川純 『電車でGo』
吾妻ひでお(『失踪日記』)に捧げます。
そこそこあるなぁ…。
サンフランシスコ在住の現地の人にお願いしてiTunes Music Storeでの音楽購入を初体験。
試聴までは日本で何回もやってたけど,購入までやってみるとその簡便さが本当に実感できたよ。幸いと言うか,決め撃ちでどうしても欲しいものは少なかったので散財せずには済んだけど,逆にその検索の容易さから思いがけない曲に出会う可能性はかなり高いかも(例えば曲名で検索かけたらカバー曲がいっぱい出てきて,あの人がこの曲をなんていう発見とか)。
で,実際に買ったのはbjork姐さんのiTunes Music Storeオリジナル盤(既発の曲に混じって,インタビューや未発表のライブ音源などを収録),CDで買うのを忘れていたmumの『Dusk Log』,更に$1だけ余ったんで『Monty Python Holy Grail』の中の1曲『The Tale of Sir Robin』を。
9日にNHK FMで放送された面影ラッキーホールのライブ。
どうにも早く聴きたくて,録音してくれた日本某所へサンフランシスコからSkypeOutで電話し,それ越しで鑑賞。しかし録音媒体は今時それかよというカセットテープ。ハイテクなのかローテクなのか一体何なのか…。っつーか,コンピュータで放送を直に録音,そのファイルをネットで送ってもらえば済む話なのに(でも,こんなテクノロジーの無駄使い,実は嫌いじゃない。しかもSkypeOutだから1時間電話し続けても通話料は¥160)。
肝心のライブ自体は大満足。曲はもちろんだけど,まさか靖幸ちゃんの物真似弾き語りをやるとは!。こういう関心の連鎖があるから人生はおもしろいっす。
『Live Aid』のDVDリリース日が11月10日に決まったそうで(CDJournal)。と言っても海外でなんだけど,別に日本語にはこだわらないし(何か特典があれば別だけど,さすがにこのイベントで日本だけ何かってのは無いような)即買いしそうな予感。
そう言えば毎日届くBBCのメールサービスの「On This Day」(過去のその日にあった出来事を教えてくれるコーナー)で,この前の13日がLive Aid当日であったことを扱ってたっけ。そこから当時のニュース映像へもリンクがあったので飛んでみると,ウェンブリーでインタビューに答えるElton John,開催趣旨を語るBob Geldof,みんな若ぇ…。そりゃ1985年だもんなぁなんて安易に納得しかけたんだけど,ふと気になって検索。Bob Geldof,こん時33歳かよ(1951年10月生まれ)。
そのメールサービスのリンクから,同じBBCの中で「I Love 1985」という企画も発見。これがまたなんつーか,見たい気持ちと封印しておきたい気持ちが入り混じって複雑。FashionのところのGothsなんて,そこまで言わんでもとちょっと泣きそうになる。80s以外,60も70も90もあるんで色んな世代で色んな人が色んな感情に襲われてんだろうな。
björkのニューアルバムに関するニュースがちょろちょろと出だしている様子。bjork.comではアルバムタイトル発表,またCDJournal.comではその作風についてヒューマン・ビートボックスであることが報じられている。
『i-D』に掲載されていたSigur Rósとの対談でも今回はボーカルメインと語られていて,その参加者として日本のDOKAKA,そしてカナダの極北,人口200人の町に住む女性などが挙げられていたのだけれど,それが全編ヒューマンビートボックスだったとは。
ちなみに上記『i-D』でのSigur Rósとの対談は彼らのサイトで全文掲載されています。iPodのシャッフル再生には大いに刺激を受けるとか(例としてMissy Elliot→Peaches→John Cageが挙げられている),『マカレナ』がなぜアイスランドとアイルランドでは人気が出なかったか等々,色々と興味深い話題あり(っつーか,今売りの雑誌の内容をそのままウェブに載せますか(しかも写真まで)。わざわざ買って読んだ俺の立場は…(ケツ穴極小))。
辛抱堪らず日比谷までチャリを飛ばし,2日連続の『School of Rock』。
やっぱりおもしろい,そしてちょっと泣けてもくる。
なぜか昨日は買わなかったパンフも無事入手。600円という最近では比較的良心的な部類に入る価格設定(平気で800円とか取るやつあるよな)に加え,映画内で名前のあがるミュージシャンやバンド,楽曲の説明も詳しく書かれていて更にお得感あり。その中でも中原昌也の文章には心底痺れる。個人的にもCCCDや海外盤CDの輸入規制問題など,確かに暗澹たる気持ちになることばかりだけど(もちろん暗澹とすることが良いことではなし),こんな映画を見せられるとまだまだ音楽も世界も捨てたもんじゃないと思わずにはいられず。
いつも見ているbjörkとSigur Rósのサイトでエイプリルフールネタ。
アイスランド人の笑いの気質がまだよくわかってないんだけど,それにしてもあんたら,共にファン心理に訴えすぎ。特にSigur Rós。彼らのある1曲の一部分を歌ってそれをmp3ファイルで送ってくれというコンペで,優勝者にはなんと現在製作中の次回アルバムをリリースの3ヶ月前にプレゼント。自分も一瞬どうしようかと迷ったんだけど,世界には本当に歌って録音して送った人がいたそうで…。
それに比べりゃ,うちなんて全然可愛いほうよね。レトラライン(蛍光黄緑 0.5mm。伊東屋にて441円で購入)がこんなに効果的だとは思いませんでした。
先日のロシア・アヴァンギャルド関連のネタを調べるべく,朝イチから図書館。
片っ端からあたってみるも,具体的にこれといったものには出会えず。特に「Resolution 'A' in Art」はひとつとして手がかり無し。
仕方ないんで音楽コーナーへ。
何をと決めるでもなく最初の棚から次々と眺めていくと,「T」のところで我が眼を疑う名前。古本屋で『全宇宙誌』を発見した時に匹敵する衝撃に,手を伸ばして触れていいものかどうか,いやその前に本当にそこに存在しているのかどうかすらわからない白昼夢のような感覚。Tiny Timを入荷するおらが町の選盤センスには敬服を越えて畏怖の念すら抱くよ…。
帰宅してさっそく聴くと,その中の1曲,『Livin' in the Sunlight, Lovin' in the Moonlight』(ライナーによると,オリジナルは映画『The Big Pond』(1930)でMaurice Chevalierが歌ったもの)にガツンとやられる。非の打ち所のないタイトル,眩しいばかりに能天気でポジティブな歌詞。そしてそれをウクレレ弾きながらファルセットで歌うTim。
アハハハハ。
1985年7月13日の出来事,あの「Live Aid」が今年のクリスマスを目標についにDVD化されるらしい(BBC News : Live Aid finally gets DVD release)。
今までDVDどころかCDすらリリースされなかったのになぜ今?。と思ったら,ボブ・ゲルドフがネットでの違法販売を見つけてのことらしい(BBC News : geldof thwarts 'Live Aid pirate')。複雑ではあるけれど,ある意味では販売者に感謝すべきなのか?。
その日の自分を振り返ると,テレビにかじりついて見ていたことは覚えているものの,フィル・コリンズがコンコルドを使ってアメリカ・イギリス両方のステージに上がったことくらいしか鮮明な記憶はなし…。復活の礎となったQueenのどえらいパフォーマンスも,アメリカラストの『We are the World』での醜いマイク争奪戦も,そして信じられない仕切りをやらかした日本のテレビ局の悪行も,後に色々な媒体から補完したようなもの(っつーか,田舎にいたから日本のテレビ局の放送自体ちゃんとされてなかったんだよ!)。
全出演者全演奏を完全収録(ブートだとDVDで10枚組。ちなみにセットリストはここで見られます)なのか,それともぶつ切りなのか具体的なパッケージングについてはわかりませんが,とりあえずQueenがノーカットで収められてたら買い。
それまでは一足先にCDリリースが実現した『Chef Aid』でも聴いて待ってます。
ようやく『円楽のプレイボーイ講座12章』を耳にする。
ィヨコワケハンサムな横山剣さんの愛聴盤と知ってから早幾年,いつか聴かねばと思ってはいたもののどうも縁が無く気がつけば数年が経過。しかし週末恒例の地元図書館詣でで偶然発見。この図書館の所蔵CDには度々驚かされてきたけれどまさかこんなものまで…。こういう税金の使い方ならこちらも喜んで払うってもんですよ。
タイトル通り円楽によるプレイボーイになるための12の指南(言葉の選び方がいちいち素晴らしい),そしてそれぞれに前田憲男とプレイボーイズによるジャズナンバーが添えられるスタイル。これが昭和の大人の洒脱なのでしょうか,まったくもって恐れ入るばかりです。松岡きっこのジャケ,そしてライナーは件の横山剣さんがびっしり書き下ろしと,モノとしての存在感も見事。
レンタルでDVD,Queen『Greatest Video Hits 2』。
主役はやっぱりフレディなんだろうけど,どうしても視線はベースの人に…。
メンバー全員の女装で有名な『I Want to Break Free』では全身黒ずくめの老婆に扮し(これがモンティの不良婆さん集団,"グレバッパ族"そっくり),『The Miracle』では,メンバーに扮したチビッコと変なTシャツ(ベースの人といったらこれ!)&短パンをペアルック。『Metropolis』の映像を使用した『Radio Ga Ga』(フレディがサントラを担当したからだったと記憶)でのワンテンポ遅れたハンドアクションも慎ましさを感じてしまって,もう何をしてても魅力的。
しかし最も素晴らしいのは『The Invisible Man』。最後にカメラ目線で帽子を投げるその姿。素敵…。
ところで。
ドラマ効果で世間ではQueen人気が再燃しているそうで。それを知ったのはJ-Waveなんだけど,その人気を煽るかのように日に何回も『I Was Born to Love You』をかけてくれる。なぜこの曲ばかりなのか疑問に思いつつ,でも私にとってはノエビアのCMソングなのですよと,更に捩じれたところでこの曲への愛を叫んでいる今日この頃(っつーか,元々はQueenじゃなくてフレディ名義の曲だろうが)。
今年のグラミー。いきなりPrinceが現れて『Purple Rain』を歌ったそうで。見たいんだけど,MTVあたりで放送あるのか?。
いや,それよりもこっちですよ。
BBCのネットラジオを聴いていたら,チベットの御詠歌が「Best Traditional World Music Album」部門を受賞とのニュースが。グラミーのサイトで確認したら,受賞したのはThe Monks of Sherab Ling Monasteryの『Sacred Tibetan Chant』。すかさずamazonに飛んで検索したら出てきたので即オーダー。
日本語では見つからなかったのでBBC他からこのThe Monks of Sherab Ling Monasteryに関する記述をクリップ。
・Sherab Ling
・BBC News : Tibetan chant wins Grammy
・amazon.com : Sacred Tibetan Chant(co.jpにもあるけれど説明が少ないので省略)
ABC,並びにMacMinuteで知った,民主党大統領候補Howard Deanの叫び声をサンプリングして作られた曲の数々に破顔。
この叫び声を含む元演説,BBC Worldのネットラジオで散々聴かされて(リピート放送を基本にしたタイムテーブルなので,新たな大きいニュースがない限り30分~1時間おきに同じ内容のニュースを聴くことになる),その度に笑っていいものか同情していいものかとにかく困惑していたんだけど,まさかこんな事態になっていたとは(と思ったらBBC,元々の選挙だけでなくこのサンプリングされて遊ばれているってこともニュースとして取り上げてるよ…(ここに元映像のストリームもあり))。
で,このリミックス人気に一役買ってるのがAppleの新しい音楽ソフトGarageBandらしい。確かに実際使ってみると(と言っても昨日からだけど),ループ音源が豊富に用意されているんで簡単なバックトラックならあっという間に出来てしまう。さすがのSteve Jobsも,リリース早々まさかこんなことに使われるとは思わなかったろうな…。
朝,ジム用ウェアを洗濯し忘れたことに気付く。仕方ないので今日,ジムは休み。
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ジムに行かない分,普段よりも早く帰宅。
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いつも通り,帰宅直後からネット徘徊。
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巨大掲示板で『ニュースステーション』がファミコンネタを放送することを知る。
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確認のため,Yahooテレビを見に行く。
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ふと,横の他局欄を見たら,NHKでCKBと和田アキ子の名前が並んで載っている。
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ウマー。
ということで,偶然に恵まれて『金曜ショータイム』を堪能。ついに出た夢の『タイガー&ドラゴン』デュエットに震えまくり(眼をつむって聴くとどっちが歌ってんのか分からないよ)。
ただ欲を言うならば,会場(NHKホール)にいてこの眼で見たかったなぁと。放送終了後,NHKのサイトを見たら10月に収録されていて,もちろん観覧募集もあったらしい。あぁ…。
3月の出火戸暴威ライブチケットを先行予約でとりあえず確保。
いい年こいて,これが人生初の暴威ライブになる予定。そのためにiTunesでプレイリストでも作ろうと思い,今回のツアーのセットリストを見たら『All the Young Dudes』と『Under Pressure』が入ってる。あぁ,瞼を閉じればそこにはフレディ追悼ライブでの奇跡の情景が…。目の前でこの2曲を聴いたら,ほんと泣いてしまいそう。
追記
なんてこと言ってたら,Mott The Hoopleもリマスター&ボーナス盤発売。
米国でThe Art of Noiseの『Into Battle with the Art of Noise』が再発されるそうで。そりゃもちろん買うんですが,一方で『The Seduction of Claude Debussy』以降出ていない新譜はもうあきらめるしかないんかね。
その代わりではないけれどトレバー・ホーン繋がりで。
売れていないと大評判の露西亜小娘二人組のライブチケットをオークションにて1,000円で入手。パフォーマンスどうこうを堪能するというよりも,ただただその現場にいたい,どんなことになるのかをこの眼で確かめたいという100%物見遊山根性。故に費用対効果としては全く申し分無しの価格。浮いた金でZTTやFGTHのTシャツを買って着て行ってもいいくらい。でも今時,売ってんのかどうかが問題か。とりあえずFGTHのサイトにあるTシャツの広告を見て指をくわえながら見ています…。
サイト巡回に飽きて何気なくYahoo!テレビを見に行ったら,深夜に今年7月に行われたDuran Duranのライブが放送されることを知る。以前,BSで放送された時は見逃したんで,今回こそはと夜更かしを決め込み,それまでの時間を利用してここの過去10日分くらいをまとめてアップ。
いよいよ放送開始。ニックが微妙に太っていてショック…。そしてジョンは伊藤"マジックマッシュルーム"英明にしか見えない…。
で,肝心のライブ。オサーンとしては『Notorious』をオリジナルの5人で演奏しているというだけで感慨深いんだけど,いやほんと想像以上に良かった。サイモンの声はやたら出てたし,ギターのリフとベースラインがやたらカッコイイしで大満足。
これだったら$100払ってでも,NYでライブ見ときゃ良かったなぁ(ライブがあることを知った時点でチケットは既にソールドアウト。それを知りつつも会場まで出向いたら,楽屋出入り口から出てきたスタッフの一人に「$100でどうよ。ebayだと$200いってるからお得だぜ」(定価は$40くらいだったと記憶)と持ちかけられ断念した過去有り)。
録画しといたNHK『金曜ショータイム』見る。
メインが冠二郎,その横に藤あや子(もう一人,小柳ルミ子も出てるけど無視)なんて,千葉真一&ユマ・サーマンに勝るとも劣らない夢の共演。ショー自体も『炎』で始まって『曼珠沙華』と続き,そして芸者姿の藤あや子が旦那風情の冠二郎をもてなす安芝居と,期待にたがわない進行(欲を言えば『バイキング』も聴きたかったところ)。でも,すっぴんの藤あや子が手料理を持ったポラロイド写真が紹介された時は,違う意味で腹立たしかった(ちきしょう,これを木村一八が食ってんのかよ。やっさんも草葉の陰で悔しがってんだろうなぁ。と)。
どこで知ったか忘れたけど,渋さ知らず(1・2曲しか知らないです…)と冠二郎がNHKで共演。公開録画の申し込み中だそうで。往復葉書,買いに行かなきゃ。
結局,引きこもったこの連休(月曜も休んで4連休)。
まずは連休開始早々,ネットラジオ「ウェイン町山のモンド in USA」が無料聴取期間ということを知り,暇を見つけては聴く。バックナンバーも全て聴取可能で有料会員の方々には申し訳ない限り。
続いて円急騰前(ショック…。突然に過ぎるよ)にオーダーしたブツがamazon.comから。
DVD 『Cremaster 3』 Matthew Barney
DVD 『Brazil the Criterion Collection』
日本公開時には敬遠してしまった(上映時間の長さに断念)『Cremaster』全5シリーズ。その一部,3だけが現時点でDVD化。雑誌その他媒体では眼にしていたけれど,映像として見るのはもちろん初めて。モデルにしてアスリートであるAimee Mullinsの独り立つ美しさはもちろん,狼藉の限りを尽くされたグッゲンハイム美術館の景色(ドリフの書き割りセットの如き。あの螺旋の上からタライが落ちてきてもおかしくないくらい)がおかしいったらありゃしない。『ブラジル』は『Cremaster』にやられてしまって今は本編を見る気力無し…。ドキュメンタリーのみでお茶を濁す。
更に唯一出かけたいつものとこで諸々レンタル。
CD 『Safety in Numbers』 David Van Tieghem
CD 『Dream & Desire』 Manuel Göttsching
CD 『Hula - Hula Dance』 Kenji Jammer (a.k.a 鈴木賢司)
DVD 『サディスティック&マゾヒスティック』 監督:中田秀夫
David Van Tieghemは,その昔,坂本龍一のMedia Bahn Tour に参加したことでその名を知った(ちょうどその頃,日本のTVCMにも出た記憶が(スティックでNYの街を叩いて歩いていたような))パーカッショニスト。かつて同アルバムをLPで買ったんだけど,今,急に聴きたくなってつい。
Manuel Göttschingは,『E2-E4』のあの終わりなき昂揚感を期待すると失敗と思ってしまいそうだけど,それを抜きにして聴くと,これはこれでたゆたう心地良さが持続していい気持ち。
Kenji Jammerは自分が知っている鈴木賢司(そういや,彼も坂本龍一と絡んでた。『Ballet Mecanique』のギターソロ最高!)以降の歴史を埋めるために。熱い学生服ロッカーの面影何処な力の抜けっぷリ。かつてのEBTGの音部分だけとでも言うか,様々なジャンルの融合した穏やかなギタープレイ。期せずして秋の夜長にぴったり。
最後に『サディスティック&マゾヒスティック』。中田秀夫が師である小沼勝,そして日活ロマンポルノにオマージュを捧げたドキュメンタリー。が,個人的には谷さん(谷ナオミ)目当て。いや,包容力に充ち満ちた素敵な女性でした。次は単独作品も見てみたいもの。
David Bowieが,最新DVDシングル『New Killer Star』で,あのSigue Sigue Sputnikの『Love Missile F-1 11』をカバー!。
彼らの正しかったことが,ついに歴史上証明されました。いやぁ,本当に素晴らしい。
下記,ボウイのオフィシャルサイトにはジグジグのメンバーのコメントも掲載。元々ボウイファンでもあるTony Jamesの嬉しそうなことと言ったら…。良かったなぁ,おい…(もらい泣き)。
来春とも言われるボウイ来日公演で,この曲を演奏してくんねぇかなぁ。そんなことになったら,2002年,突如渋谷で行われたジグジグライブ(ロマンポルシェ。と共演。その模様はDVDとしてリリースされています)での同曲の盛り上がりを超えるとんでも景色が繰り広げられそう…。
http://www.davidbowie.com/freebowie2/news/news.php3?month=200308
(8/23のニュースを参照)
ニューヨークその他複数の都市で大停電。
勝手ではありますが,今週で良かったと思わずにはいられません。どうかこの混乱が尾を引きませんように…(でも,もし同じことが日本で起こったら,暴動・略奪その他,治安の悪化は絶対に日本のほうが酷いんだろうな。と,思ってみたり)。
ところで。
某所にてブラックアウトの夜に聞く(言うまでもなく,WalkmanやiPodなどを使って)サントラという書込みを発見。
Energy Warning - Boards of Canada
Darklands - Jesus & Mary Chain
Waiting for the Moon to Rise - Belle and Sebastian
Build a Fire - the klf
Open the Light - Boards of Canada
There is a Light That Never Goes Out - the Smiths
では,復旧した時のサントラはと,マイライブラリを一覧して考える。かなりベタな選曲…。
It Must be the Light - Michael Nyman
I Saw the Light - Todd Rundgren
Energy Flow - Ryuichi Sakamoto
Neon Lights - Kraftwerk
Electric Boogie - T. Rex
We're All Light - XTC
Sketch Showがパクッた(言い過ぎ)múmの来日が決定。昨年のサマソニは行ってないし,もちろん現地でも見てないしで,ようやく生で体験することが出来そう(もちろんチケット取れればの話)。でも双子(ベルセバ『Fold Your Hands Child, You Walk Like a Peasant』のジャケでも有名)の一人が抜けちゃったんだよね。
ちなみに,そのパクッた(だから言い過ぎ)Sketch Show。昨年12月に行われたライブで販売されたパンフには,これからの予定(は未定)スケジュールが。björkの前座もやるって書いてたような。
Rock in Japan Fes.出演に未だ半信半疑の自分を強く諫める必要有り。
なんてったって,岡村靖幸単独公演決定だそうですから!。
これで10/11からの1週間は空恐ろしいことに。
10/11 : クレイジーケンバンド
10/14 : 岡村靖幸
10/17 : Philip Grass 『Koyanisqatsi』
10/18 : Philip Grass 『Powaqqatsi』&『Anima Mundi』
その一方で,当初考えていたIceland Airwaves(10/15~10/19)は,さすがに行けたもんじゃなくなった…。また来年。
さて,心置きなくRock in Japan Fes.のチケットを取りにいきますか。
舌の根も乾かぬうちにニューヨーク熱に感染。
8/22・23の2日間,björk がブルックリンで野外ライブを。さすがに彼女だけでは日本から足を運ぼうとは思えないけれど(偉そうだな,おい),そのオープニングアクトがなんとSigur Ró s。アイスランドの双頭揃い踏み!。両者を同日に見ることが出来て,しかも野外で,さらにトワイライトの景色の中でなんて…。
予定より休みを後ろにずらせば日程的には問題無しだなぁ,あとはやっぱり先立つ物だよなぁなどと,カレンダーと算盤を両手にとりあえず仮の旅程表を組んでみたりする夜。
Kylie Minogue『Come Into My World』購入。
Michel GondryによるPVが随分前に話題になったこの曲。かく言う自分もそれをデータとして欲しいと思いつつもままならず,仕方なくオフィシャルサイトにある小さい画面を凝視して我慢していたんだけど,ある日,何気にamazonを覗いていたら,そのPVが収録されたVideo Enhanced CDが売られているのを発見。はい,ワンクリック。
到着後,すぐにゴニョゴニョとムービーだけを抜き出してローカルに保存(見る度にいちいちCD入れるの面倒なんで)。オリジナルで640*480あるからフルスクリーンに拡大しても満足の画質。ループと増殖の気持ちよさはもちろん,シーンの奥で同時多発する各種小イベントがまたツボ。大画面で見てやっとわかりました。
CKB SHOW 2003 SHIBUYA AX-Hund @ Shibuya AX
花冷えの雨の中,初のCKBライブへ。
小野瀬雅生ショウ,渚ようことの『新宿そだち』,『あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ』の生律動体操,そして一番聴きたかった『シャリマール』まで,3時間超の大満足ステージ。
There's More... "Sunny, Corolla, Famillia, Stanza, Homy, Chaser"