Sunnudagur, mars 21, 2004
先日のロシア・アヴァンギャルド関連のネタを調べるべく,朝イチから図書館。
片っ端からあたってみるも,具体的にこれといったものには出会えず。特に「Resolution 'A' in Art」はひとつとして手がかり無し。
仕方ないんで音楽コーナーへ。
何をと決めるでもなく最初の棚から次々と眺めていくと,「T」のところで我が眼を疑う名前。古本屋で『全宇宙誌』を発見した時に匹敵する衝撃に,手を伸ばして触れていいものかどうか,いやその前に本当にそこに存在しているのかどうかすらわからない白昼夢のような感覚。Tiny Timを入荷するおらが町の選盤センスには敬服を越えて畏怖の念すら抱くよ…。
帰宅してさっそく聴くと,その中の1曲,『Livin' in the Sunlight, Lovin' in the Moonlight』(ライナーによると,オリジナルは映画『The Big Pond』(1930)でMaurice Chevalierが歌ったもの)にガツンとやられる。非の打ち所のないタイトル,眩しいばかりに能天気でポジティブな歌詞。そしてそれをウクレレ弾きながらファルセットで歌うTim。
アハハハハ。