Miðvikudagur, ágúst 27, 2003
So Many Books... So Little Time.

辛抱堪らず,再びGotham Book Martの扉を開いて諸々購入。

まずは『Sherlock Holmes Crossword Puzzle』。各短編の一部と,その謎を解くキーワードが隠されたクロスワードが一組となって,全数十編。クロスワードがホームズネタに限らない(新聞に載ってるいわゆる普通のクロスワードと同じ)のが残念だけど,まぁこの組み合わせが珍しかったので。

続いてゴーリーグッズとしてマグカップ。女の子が本を積んだトレーラーを引っ張っている絵柄で,その横には「So Many Books... So Little Time.」の一文(全くもって…)。

他にも色々あるけれど実際に読めるかというと難しいし(語学力・読解力共に),また手持ちも少ないんで止めとこうかと思ったら,最後にChris Wareの絵本(と言っていいのかどうかすら謎)とご対面。

後期クシー君を思わせるとっつきの良い絵柄に騙されてはいけません。某帝国の黒鼠とは対極を成す『The Quimby Mouse』,ノスタルジックな未来で孤独に過ごすオッサンを描いた『Tales of Tomorrow』,ヲタでゲイでマザコンのこれまたオッサンを描いた『Rusty Brown』等々,その内容は軽やかに,それでいて深く病んだ気狂い系。しかもその本としての体裁は見事にオブジェ。ペーパークラフト(もちろん,それらを実際に組み立てようとすると裏のマンガがズタズタに切り裂かれてしまうので,作るに作れない)があったかと思えば,余白を埋めるために縦横無尽に細かい文字が書き込まれ,またその文章がいちいちひねくれている。ゴーリーとあわせて,この店のテイストがちょっとわかったような(更にわからなくなったような)。

喜んでそれらを小脇に抱えてレジに向かおうとすると,更にトラップ。本屋のスタッフ(おそらく店長)が「おっ,Chris Wareだね。こいつ,いいよねぇ。ちょっと待て,他にもあるから持ってくるよ」と,またドサッと…。そんなに買えねぇよと,2冊に絞って勘弁してもらう。まったくもって怖ろしい本屋だよ…。

後日,ネットで調べたら,Chris Wareの個展が日本でも2000年に開かれていたらしい。



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