Laugardagur, október 25, 2003
Killed by Lines

『Kill Bill』初日。
オールナイトのゆるーい雰囲気の中でバカ笑い(見る前から既に笑うこと前提)しながら見たかったんだけど,小心者故につい次の日の体調を考えてしまい,普通に19:00から鑑賞。

視覚からの刺激には心構えをもって臨んだのでそれなりに耐えられたけど,その一方で防御力をアップしておかなかった聴覚が完全にやられた。特に千葉&ギャバンの限界ギリギリトークがもう…。外人さんの日本語は笑えて当たり前(しかも発音よりも,むしろ噛み合わない言葉のやり取りのほうがツボにはまる)。日本人の日本語でここまで笑わせていただけるとは。いやぁ,日本人で良かったと本当に思ったひととき。欲を言えば全ての日本語部分に英語字幕をつけて欲しかったけど(アメリカ版での千葉&ギャバンのトークはどう英語字幕になってんだろ?),それはDVDになった時にでも確認しよう。

以下,その他の個人的感想と妄想(ネタバレ含む)。
麿さん,何やらかしてくれんのかと期待してたのに存在感薄すぎて残念(お手ふき投げただけかよ)。

ルーシー姐さんの最期,『ハンニバル』での例の蓋が開く絵がフラッシュバック。更には降りしきる雪をかきわけ,レクターがフライパンとカセットコンロを持って走ってくる姿まで思い浮かんでしまってもうダメ。

通訳のジュリーさん,もう少し気の強い性格だったら『Monty Python and the Holy Grail』のBlack Knightになれたのにね(代わりに,自分の頭の中でユマにへなちょこパンチ&キック(強気発言込み)入れまくっておきました)。

エンドロール最後にR.I.P。勝新や深作欣二と並んでチャールズ・ブロンソンの名前もあったような(他にも2・3人いたけれど確認できなかった)。



Comments:


Post a comment