Sunnudagur, desember 14, 2003
Can't Help Thinking About You

朝起きたら,右前頭部に久しぶりの鈍痛。加えて光過敏・音過敏・匂い過敏のレギュラー陣も飛び出した日には,そりゃもう目も当てられず。口にRelpax放り込んでふて寝。

で,目が覚めたら18時。週末一度もジムに行かなかったのは3ヶ月ぶりか。そのせいか,頭はまだ重いものの体(特に足)は妙に疼くんで,気分転換も兼ねて近場を散歩。

CD屋行ったり本屋行ったり昭和な食堂で飯を食らったりして帰路に着くと,途中の公園でホームレスのオッサンが一人で何かを持って立っている。眼を凝らしてその手の先を見ると『Big Issue』日本語版。東京でも売り出したことは知っていたけれど,ここは新宿でも池袋でもないんですが…。

でもまぁ,ここで遇ったらということで1冊購入。一通り目を通してみると,前半がオリジナル版の翻訳で,後半が日本独自の記事という構成。『Big Issue』という名前を冠している以上はある程度致し方ないんだろうけど,この国で売る以上はもっと日本ネタが多くてもいいのかなと思ったり。別にTravisやbjork(オリジナルからの翻訳記事が掲載)の話は,この雑誌じゃなくても他の媒体で色々読めるしなぁ。

それよりも興味深く,また考えさせられたのは,その売り子のオッサンの売り口上。

「内容は面白くないかもしれませんが,一度手に取ってみてください」

その場ではふざけたこと言うなくらいの印象(正直,だったら売るなよと思ったのも少し)だったんだけど,帰り道を歩きながら段々その発言の真意が何処にあるのかが気になりだす。単純に自分で読んでみて面白くなかったから(記事内容が自分の興味範囲がどうかも絡んでくるけれど)なのか,それとも雑誌の編集方針に対する厳しい批判精神からなのか…。



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