Miðvikudagur, desember 31, 2003
BSフジで『Grand Prix』。
安い人間ドラマは無視して,オープニングとレースシーンだけを堪能。理由はもちろんそれらのシーンをを担当したSaul Bassの存在。特にオープニングは,タコメーター・六角ナット・タイヤの溝・そしてそれらが小気味よく刻まれる画面分割という,その幾何学的美しさとモンタージュ(しかも一番美味しいところで自分の名前を出すし)に気持ち良く酔う。
レースシーンのほうは,普通のモータースポーツ好きとして60年代F1の世界観を存分に堪能。と同時に,なぜか車硬派だった頃のMr.CRAFTも思い出されたり(今は今で好きだけど)。東京に出てきた時に何が楽しみだったって,Mr.CRAFTでモータースポーツ雑誌のバックナンバーやミニカーを買えることだったんだよなぁ…。