Föstudagur, janúar 2, 2004
Nobody But Me

MXTVで『イデオン』のラスト15分を見て凹み,続けて年末から読み始めていた『ジェノサイドの丘』を読了して更に凹む。人間ってやつは…,そして宗教ってやつは…。

『ジェノサイドの丘』では自分に対しての凹みも相当なもの。要は何にも知らなかったってこと。その行為そのものが起きていたことも知らなければ,その行為に対して世界が無視を決め込んでいたことも知らなかった。更にもっと言うならば,この本を手にしたのは綴られている内容そのものではなく,純粋に訳者に抱いている関心に起因しているし(まぁ何につけ,物事への関心は極めて個人的感情から湧き上がるものではあるけれど)。

で,何が言いたいかというと,わかったふりして諦観するのは簡単,一方で直情的に声高に叫ぶのも簡単。だからこそ,その間で何とかうまく物事を捉えたい(やはり笑いが大事だよなぁ)と思うわけです。



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