Fimmtudagur, mars 4, 2004
Born to Die

朝の電車,中吊り広告で某女性の新刊タイトル(順・逆はともかく,ちゃんと書くと宣伝になるんで。そんなこたぁ絶対にしたくありません)に眼が行く。それ,究極の自己存在否定じゃねぇかよとひとつ腐してみる。

ジムのロッカールームで久しぶりのファイト。対戦相手は脳味噌きんにくん。一応,礼を尽くして相手するも,馬鹿にはそんなの全く意味がないということを再確認しただけ。やっぱり私にはダライの境地は無理でした…。

ネットを眺めると,いつもの生兵法を展開する人物の登場に辟易。何に依拠してその自信に満ちた断定的な文体を綴っているのか?。全くもって理解不能。

でも本当はそんなどーでもいいことにいちいち腹を立てる自分に腹が立つ。でもこの気質は最早直しようがない。っつーか,何事だって始まりは第一印象という己の直感に頼るしかないんだから,それならば見た目や文体でバッサバサと判断しても同じだろう。なーに,縁があったらまた後で違う出会い方をするだろうし。

夜,ネット某所でメッセージを受け取る。「あんた,交換留学生でウチに来てた○○じゃない?。こんなとこで逢うなんてびっくり。たまには連絡よこしなさいよ」。送り主は見も知らぬイリノイの中年女性。さてどうやって返事をしたものかと考えてる間にその女性から次のメッセージが。「ごめん,あなた,男だったのね。名前だけ見て早とちりしちゃったわ」。こういう縁こそ大事にしたいもの。「あなたの知ってる○○じゃなくてごめんなさい。でも楽しい時間をありがとう」と返事。

そんな人間交差点を渡った何回目かの死へと向かう旅を始めた日。



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