Mánudagur, mars 8, 2004
All the Young Dudes

先週のKraftwerkライブ終了後から結構な風邪状態。すぐに治ると楽観視していたものの,今日になって咳のし過ぎか肋骨まで痛む始末。やはり寄る年波には勝てず…。

それでもショーマストゴーオン。57歳の英雄が来るってのに風邪なんかで寝てられるか。ってことで,今日・明日と玉葱の下で初のDavid Bowieライブ。

この年になって初めて目の当たりにした暴威さん。でもそのわりには淡々とした心持ちでいられたと言うか,あ,本当に存在するんだなぁという妙な感覚に襲われる(一方で,『All the Young Dudes』には涙腺が緩むし,また『A New Career in A New Town』が聴けたのも何気に嬉しかったのですが)。

むしろ暴威さん以上に印象的だったのはスキンヘッドの女性ベーシスト,Gail Ann Dorsey。均整のとれた筋肉質の肉体に褐色の肌。その上に纏うのは純白のドレス。後ろからのライトで透けて浮かび上がる脚のしなやかな力強さもただただ美しい。

ライブ中盤,メンバー紹介で一番最後に名を告げられた後,暴威さんが語る。「フレディと一緒に作ったこの曲,彼のパートは彼女が歌います」。もちろん聴こえてきたのは『Under Pressure』のベースライン。フレディとジョンの役を一人でこなすんすか!。しかもその声はフレディ追悼コンサートでのアニー・レノックスを思い出す存在感。



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