Miðvikudagur, maí 5, 2004
東京国立博物館で「空海と高野山展」。
いくつか心に残ったものを。
・「諸尊仏龕」(国宝・高野山三大秘宝 金剛峯寺)
モバイル仏さん。円筒を二分割,その半分を更に二分割,計三分割されたその
内側に釈迦如来・菩薩がぎっしり。こういう細かい技巧ものにはとにかく弱い
んです。
・「深沙大将立像」(金剛峯寺)
左腕には蛇が巻き付き,首には七個の髑髏を掛け,腹部には童子の顔が現れ,
両膝頭には象頭が。
・「孔雀明王像」(重文 金剛峯寺)
サイケデケリックと言っていいのか,とにかくヤバいっす。
あと,胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅はそれぞれ「womb world」「diamond world」と言うのね。どちらもそのまんまの訳なんだけど,胎蔵界のほうがより自然に納得できる。逆に金剛石=ダイヤモンドというリンクが自分の中ではまだどうにもしっくり馴染まないんだよなぁ。