Laugardagur, ágúst 14, 2004
Prelude to the Beginning of the Game

朝起きて録画しといたオリンピック開会式のbjörkを見る(登場予定時刻5:00じゃリアルタイム視聴なんて無理)。各所によるとNHK総合・BS1では歌の間中アナウンサー・コメンテーターが喋り,テロップでデカデカと訳詞が出ていたりしたらしい。んー,見れて良かったBShi。機材トラブルがあったらしいけど(宙に浮かぶはずが飛び立てず),事情を知らないこちら側からすれば素晴らしかったの一言。

所用後,科博で「テレビゲームとデジタル科学展」。初めて現物を眼にしたモノに関しては目の保養にはなったけど,正直1,300円という入館料は高すぎ。まずもって実際に遊べるものが皆無。しかも筐体自体にも触れることが出来ず,ただただ遠まきにして眺めるだけ。更にオタなことを言えば,実際に手垢まみれにして遊び,また中には今でも少なからず所有しているモノを,両腕を組んでガラス越しにさも芸術品とありがたがって拝んでも楽しいわけねぇだろとも思ったり。

しかも展示のラストにはタイアップ企業の宣伝ブース。さすがにそれ自体を悪いとは言わないけれど,全展示スペースの半分以上はあるかというその広大さには激しく萎え。他に展示するものが無かったにしても,だったら存在する展示物をもっとしっかり見せるような空間作りは出来ただろうに。例えば,70'sの国産アップライト筐体(デパートの屋上の遊技場にあったようなゲーム)の幾つかは,パイプで組まれた2階立ての上に並べられていて画面はおろか筐体自体も全体像を掴めない。ほんと,馬鹿にしているとしか思えないやり口。っつーことで,入場料は500円が妥当。

文句ばっかり言ってても仕方ないので最後に勉強になったもの。
Magnavoxのゲームマシン「Odyssey」(1972)。スペイシーなボックスアート,ピクトグラムを多用したゲームに使用するカード類,更にインストラクションマニュアルに至るまでしっかり手がかけられている。テレビゲーム黎明期にその存在すら知らない人々に訴求するためにデザインがしっかり使われた好例として拝ませていただきました。



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