Föstudagur, september 10, 2004
3ヶ月ぶりの髪切り。男性スタッフに髪を乾かしてもらいながら旅行行きたいよねぇという会話を。そこで「チェコにある骸骨教会は一度行ってみたいんすよ」と口にするや否や,数m先から女性スタッフが勢い良く駆け寄り「○○○さん,コストニツェ行くんですか!?」と,こっちは口にしていない固有名詞をいきなり出して詰め寄ってくる。だから好きです,ここの髪切り屋。
そのままお台場へ向かい,岡村靖幸@Zepp Tokyo。
まさかの『Adventure』(岡村と卓球),そして『だいすき』から『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』という超絶キラーコンボに悶絶。
しかしその一方で,心の何処かには冷静にステージを眺めている自分も。ある意味では仕方のないこととはいえ,去年のRock in Japan Fes.やZepp Tokyo初日のような渇望感や切迫感は殆ど無し(だからといって僅か1年で彼がステージの上に立っていることを当たり前のことと感じるのもどうなんだろうと思うけど)。更に昨年に比べたら岡村ちゃんのステージングもまさに余裕そのもの。声も出てるし,客を引っ張る力も完全に復活。
ただそうなると何か刺激が足りない。去年は強烈に感じた,この次は何をしでかすんだろうという昂揚が薄らいでしまった。ベテランミュージシャンのライブではよく言われることだけど,悪く言えば式次第に乗っ取った伝統芸能。贅沢なことだとはわかっているものの,客を置き去りにするようなパフォーマンスが見たい,見たいのよ。