Laugardagur, september 18, 2004
なんとなく手持ち無沙汰の時は図書館。
タイトルと表紙の絵に惹かれ,トンマーゾ・ランドルフィ(Tommaso Landolfi)『月の石』(『La pietra lunare』)を借りる。
内容自体も月的ではあったものの(表紙の絵との関係性は全く無いのが何だけど),やはり印象深いのはその表紙の絵。奥付によるとレメディオス・バロ(Remedios Varo)の「星粥」(「Papilla estelar」)という作品。女性が星を挽いて作った食物(つまり星粥)を赤子(?)の月に与えている。
その画家に関する書籍『夢魔のレシピ』も図書館にあったのでそちらも一緒に借りて読む。1999年に日本で展覧会が開かれていたのね。