Sunnudagur, október 24, 2004
Day04(From Reykjavík to Prague via Copenhagen)

5時に起きて市内のバスターミナル,そこからエアポートバスに乗って空港へ。7:45,離氷,コペンハーゲンへ。

機内では空港で買ったアイスランドの雑誌(中身は英文)『Iceland Review』を斜め読み。björk姐さんのインタビュー記事,見出し文に笑いを必死でこらえる。この並びでそれを入れた編集者に敬服。以下引用。

The Diva Who Would Be a Farmer
Superstar, Songwriter, Actress, Oscar Nominee, Swan Wearer, Sugarcube, Mother, Pop Diva björk often appears as some otherworldly combination of sage and shy little girl.

現地時間13時(サマータイムなのでアイスランドとは時差+2時間),コペンハーゲン空港に到着。乗り継ぎのプラハ行きの便まで約5時間。空港でぼぉっとし続けるにはあまりにも長すぎるので,空港内の荷物預かり所へスーツケースを預け街へ出る。

空港真下の駅から電車に乗って約15分,コペンハーゲン中央駅到着。これが2度目のコペンハーゲン,しかし前回同様にチヴォリ公園は閉園中(冬はクリスマスシーズンのみ開園)。んー,どうにも縁がない様子。更に同じく未踏の「Museum Erotica」「Believe It or Not」は,行きたい気持ちはあるものの,さすがに疲労が溜まり始めて向こうのテンションの高さについていけるかどうか不安。ということで,まったりの方向で行動開始。まずは前回も行ったチヴォリ公園の向かいにある「Dansk Design Center」。今年のデンマークグデザイン賞(日本のグッドデザイン賞みたいなもの)の展示をじっくりと。また常設の20世紀を代表するプロダクトデザインの展示も再び鑑賞(LEGOはもちろん,Playmobilもしっかり収蔵されています)。そこから運河に向かって王立図書館へ。覚悟はしてたけど日曜はやはり閉館…。外から「ブラック・ダイヤモンド」の異名に違わない黒光りする姿を拝見するに留まる。

そのまま運河沿いをブラブラしていると,強烈な違和感と共に記憶を刺激するポスターが眼に入る。ひとつは白スーツに黒シャツの黒人が肘をついて横たわったもの,もうひとつはブロンドと茶髪の兄ちゃん2人が上下に並んでポージング。ただ3人共,お世辞にもカッコイイとは言えない。コンマ何秒か後に記憶の鎖が繋がり失笑。ネヴァーランドの主,そしてウェンブリーで神がかった兄貴とexバナナラマのご主人じゃないですか。調べたら地元FMラジオ局の広告。上記2枚はパソコンの壁紙となってダウンロード可能(同じパターンでEurythmicsもあったんだけど,もうひとつこれ(画像直リンク)が何のパクリなのかがわからない…。女性コンビ?。)。
MJwham

その後はメインストリート(ストロイエ)をフラフラしたり,植物園でぼぉっとしたり。それにしても羨ましいのは,なんて自転車に優しい街なのだろうかと。大通りには必ずといっていいほど歩道と同じ幅で自転車専用道路が設けられていて,更には公共の駐輪場も至る所に用意されている。車道・歩道,そのどちらを走っても肩身の狭い思いをし,その上,止める場所もないという冷遇されまくりの東京(日本)チャリ事情を激しく恨む。

17時,日も暮れたんで空港に戻ってチェックイン。空港内に飛んでいる無線LANの電波 をキャッチして(課金制),方々に連絡。18:10離陸,19:30プラハ空港着陸。

夜も更けたし,また疲れてるしということで,送迎の車を手配して宿まで。英語を解さないドライバーのオッチャンとチェコ語を解さない日本人が二人きり。最初はコミュニケーションを試みるものの次第に重い空気が車内を覆い始め,終いにはただただデジカメのシャッター音だけが空しく響く…。20分ほどで宿に到着。場所は旧市街,かの有名なビアホール『金の虎』(U Zlateho Tygra)真向かい。例によって酔っ払いオヤジ共による喧騒が道を挟んで耳に飛び込み続ける。
prague01prague02

人心地ついたら,路地の記憶を呼び起こすべく旧市街を徘徊。覚えていたところと忘れたところ,更に新しく歩いたところを頭の中で繋げていく。それにしても観光客多すぎ…(人のことは言えません)。ヨーロッパ各地から老いも若きも大集合。23時を過ぎても旧市街広場のオープンカフェは大盛況,カレル橋へ向かう通りは道幅いっぱいに人の波。ここは巣鴨か裏原か。



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