Laugardagur, desember 18, 2004
041218

神保町をブラブラした後,恵比寿に向かい「バラード・エレキテル」。

ただSketch Showのライブだからと誘われて行ったら,その前に対バン(と言うか前座と言うか)が2組。事前に調べなかった自分を呪いつつも,クラブのソファや家で寝転がりながらまったり聴くような音をあのオールスタンディングの環境で出されてもよぉと毒づく。しかもそれが30分くらいならまだしも,それぞれきっちり1時間,つまり合計2時間。拷問,もしくはSketch Showへの忠誠度を測る苦行ですか?。会場後方で壁にもたれながら座り込み,ぐっすり眠らせていただきました。

21時を廻ってSketch Show。想像以上にフィジカルなステージ。細野さんはずっとベースを握り,Y.Tも半分以上の曲でドラムを叩く。そして驚いたのは小山田圭吾のギター。それが無いと曲が成立しないかのような存在感,あんなにカッコイイ音を出す人だとは知らなかった(Flippers Guitar,ソロ活動共にかすりもせずに生きてきたもので)。

バックの映像は黒川良一。自分の中では高木正勝よりもこっちのほうが好き。気になったのは『Walking to the Beat』(帰宅後,ネットで確認。確かにY.Tが口にした歌詞はまんまそうだったんだけど,アレンジが全然違うんで会場では気づかなかった)で流れた映像。それまでのCGモノから一転しての実写映像。しかも何か見たことあるぞと思ったら『Session 9』そのものじゃねぇかよ。演奏そっ ちのけで,なぜこの曲でこの映画を使うのか,その関連性が気になって仕方ない。更にラストでは客席をリアルタイムで捉えた画像が流されてますます深読み。お前らはあの病院の患者と一緒(もしくは清掃業者)だとでも言いたいんすかと邪推。



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