Sunnudagur, febrúar 13, 2005
朝イチで世田谷美術館,「瀧口修造:夢の漂流物」。
諸々の展示物の多くは過去に紙媒体で見つめていたものを立体として再確認する作業が主。もちろん,それがおもしろくないかと言われるとメチャメチャおもしろい訳ですが,だからといって強烈に感情を揺さぶられることはさすがに無し。
なんてヘタな余裕をぶちかましながら,一休みするかと展示順路途中にある休憩スペースへ足を踏み入れる…。
畏怖と戦慄で足が動かず。一日中ここにいてその景色の変化を眺めていたい。出来ることなら朝から晩までビデオを回したい(休館日にスタッフの方がやってくれないっすかねぇ。DVDにしてくれたら絶対に買う)。そして,天気の良い午前中に来た自分の運に限りなく感謝(曇りや雨,そして日が暮れた後ではこうはいかないだろうし,また敷地図を眺めるとその方位から午後遅くではちょっと微妙な感じ(もちろん,実際に見てみないとわからないけど))。
ここでこれをやろうと考えた人は「してやったり」と思ってるんだろなぁ。どなたかは存じ上げませんが,本当に素晴らしい体験をありがとうございます。
その後,渋谷パルコの地下でチェコのマッチラベルの展示を鑑賞。切手とはまた違ったおもしろさ。