紙離れの文字:i文庫HD
iPadを入手して1ヶ月半。日本でも発売されたということで、そろそろ使い方についてまとめておこうかと。
Twitterでは度々つぶやいておりますが、iPadに求める最大の役目はpdfリーダー。ScanSnapで取り込んだ全ての紙データを持ち歩き、且つ快適に閲覧する。持ち歩くということでは、かつてiPodに所有する全てのCDを入れていたようなもの。快適な閲覧ということでは、iPhoneの画面サイズでは得られない体験を。
・tomblin:本の内外
・tomblin:iPad
そのために必須のアプリが「i文庫HD」。青空文庫リーダーや、テキストファイルの読み込みなどの機能もありますが、それらはひとまず後回し。pdf
最近話題の電子書籍の側面から言えば、やはり雑誌。ページの見開きはもちろん、左右開きの選択にも対応。またpdfの任意のページを表紙の画像に設定することも可能(デフォルトでは1ページが自動で設定されます)ですので視認性も抜群。
また個人的にオススメしたいのは、各種フライヤー・チラシの類い。展覧会や映画、更に私の場合は落語会と、至る所で手にするそれらをクリアファイルに入れて保存しておくものの、現実的にはそう滅多に見返すものではなく。だったら、まとめてスキャンして保存しておいたほうが閲覧性・検索性が上がって便利。
またこれらの多くはペラ一枚。雑誌のように裁断することもないので、作業の敷居も低く、捨てるに忍びない場合もそのまま保管しておけます。正直なところ、iPadに入れて持ち歩く類いのものかと言われると疑問符がつきますが、それは人それぞれに使い方があるということで。
しかし、こうスキャンしたpdfファイルが増えてくると必要になるのが、Mac上での管理。更にi文庫HD、またiBooksでも提供されていないデジタルデータならではの使い方。
ということで、おそらく明日に続きます。