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1月

100個集める

   Posted by: fumi   in Book&Magazine

コレクションの第一歩は、とにかく100個集めてみる。
そうすることで、それぞれの差異・足りているもの・足りないものなど、その先に必要なことが見えてくる。

このような姿勢を何かの本で読んだ記憶があるのですが、それが何だったのか思い出せず…

ともあれ、今回は、そんなお話。

ここ3年と記憶していますが、折を見ては買い求めるようになった赤い装丁の本。折を見てと言うくらいですから、血眼になって探すようなことはなく、足を運んだ書店やネットなどで不意に見かけた際に懐具合と折り合いがつくものを買い求めるくらいの態度ですが、それでも20冊超の赤い本が棚に並ぶようになりました。

しかし、 そんな態度で3年も経ってしまい、更に目を見張るほどの進展もないとなると、少しばかりの刺激も欲しくなるというもの。そこでネットの集合知に頼ってみました。私個人の赤い本の知識なんてたかが知れてますしね、世間で知られている赤い本にはどのようなものがあるのか覗き見を。

利用したのは、以前からユーザー登録していたウェブサービス「Sumally」

・Sumally

参加の動機は、aboutに記された下記の文章。百科事典と言われてしまうとね。

Sumally (サマリー) は、この世界に存在するすべてのモノの”百科事典”の作成を目指しています。あなたの好きなプロダクトをサマリーで世界に発信し、モノ百科事典を作りましょう。

Twitter同様に気になるユーザーをフォロー、タイムラインに流れるツイートをお気に入りに登録するように、そのユーザーが紹介してくれた赤い本をクリッピング。また、百科事典のページを悪戯に捲ってみるように、本のカテゴリに登録された膨大なリストを眺めては赤い画像に目を留めたり。

そうして出来上がった、100冊の赤い本。

 

赤い本 百冊

赤い本 百冊

 

私が所有しているものを除いた80冊弱のうち、存在を知っていたのは10冊ほど。ほとんどは初めて見るものばかり。古書として価値の高いものもあり、この先、実物を手にすることがないものも多いでしょう。

並べて目につくのは、その色の差異。所有する20冊ばかりでもそうでしたが、100冊並べると更に様々な赤を知ることが出来ます。また、赤にあわせる文字色は黒と白が多いことも。個人的に惹かれたのは、赤に赤を重ねる手法。「11」に逆さにした「11」を配置した一冊(偶然にも上から11段目)は、実物でその色の違いを確認したいもの。

さて、ネットとはいえ集めた100個。先に述べたように手に入らないものも多いので、これはこれ。150、200と続けつつも、実際の収集は今まで通り、再び静かに集めていくことでしょう。

This entry was posted on 火曜日, 1月 22nd, 2013 at 15:23 and is filed under Book&Magazine. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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