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10月

Day01(From Tokyo to Reykjavík)

   Posted by: fumi   in 2004 Autumn : Europe

lufthansa最初はアイスランドに行くつもりはなかったとか,意味もなく久しぶりにルフトハンザに乗りたかったとか,でも一番安いチケット(ユーロマンティック35)だとプラハが適用範囲外だったとか,様々な迷いの果てに決定した今回の日程。その結果,いきなり成田(NRT)→フランクフルト(FRA)→コペンハーゲン(CPH)→ケフラヴィク(KEF)という荒行苦行。朝の7時に家のドアを開け,ケフラヴィク空港の外に出たのが丸々24時間後の現地時間同日21時過ぎ(そこからレイキャヴィク市内まではエアポートバスで更に1時間近くかかるんだけど)。


airwaves知ってる人は知っているアイスランドの異常な物価。もちろん宿代も例外ではなし。しかも一人旅なので割り勘で負担を軽くするなんてことも出来ず。ということで,現地の知人にお願いしてホームステイ。
23:00,部屋に荷物を置いてようやく一息。なんてつく暇もなく,すぐさま夜の街へ。今回の訪氷目的はアイスランド最大のロックフェス「Iceland Airwaves」。全日,大体夜20時開始3時終了の完全夜型イベントなので,今が一番の盛り上がり時。しかも既に昨日から始まっているんで(最終日は日曜。でも日曜朝には離氷の予定),「さすがに今日は疲れてるからパス」なんてことは言ってられない。
突然ですが,今回の旅には一応テーマがありまして。「Memento Vivere / Memento Mori」(「生を想え,死を想え」)。しかし,ここで問題なのはどっちを先に想うのか。ごく普通に考えれば,人は生まれた後に死ぬんだから生から死。でも修験道なんかだと死んでから生まれ変わるイニシエーションの考え方が当たり前。気持ち的には後者のほうがすっきりするんだけど,諸々の都合の果てに生から死への流れを選択。つまりはロックフェスでバカ騒ぎ,存分に生を謳歌した後に死へと向かいましょうと。
車で約10分,会場(全6ヶ所)が密集するダウンタウンに到着。車から出ると寒い…。確実に気温は5℃以下。それでも快活にビールを呑みながらストリートを闊歩するパーティーピープルの姿々。ほんと,あんたらビール好きよね…(確か15年前くらいまではビールの飲酒自体が禁止されていたはず)。
肝心のイベント,本当はto rococo rot(上から読んでも山本山。下から読んでも山本山)が見たかったものの,大西洋上空にいる間に終了済み。地元バンドをちょろちょろ冷やかした後にスウェーデンの姐さん4人組,Sahara Hotnights。ゴツゴツロックでこういうイベントにはピッタリ。
ライブが終わって外に出ると,空にはうすらぼんやりとオーロラ(でも,こっちじゃ当たり前のことなんで誰も見ちゃいない)。っつーか,服も髪も煙草臭ぇっすよ…。全面禁煙のライブハウスなんて有り得ねぇもんなぁ…。

This entry was posted on 木曜日, 10月 21st, 2004 at 23:56 and is filed under 2004 Autumn : Europe. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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