Mánudagur, ágúst 1, 2005
Takk Fyrir in Naeba

フジロック初参戦。

昼過ぎに会場到着。勝手がわからないのでまずは会場をぐるっと一回り(その流れの中でライブやってたら聴いてみたり)。下に戻ってきて15時過ぎからAqualungとくるりを連続で。

一休みして18:20。お目当てひとつめ,Red MarqueeでRöyksopp。アルバムの印象からゆったり心地良いライブを想像していたら…。これでもかのアゲアゲじゃないっすか。そりゃ『Royksopp's Night Out』や『Poor Leno』なんかはわかりますよ。でもまさか『Remind Me』まで大騒ぎになろうとは(PVの印象が強すぎたなぁ)…。なんて書くと乗り切れなかったようだけど,実際は久しぶりにバカにならせていただきました。アンコールまで飛び出して,間違いなく今回のベストでございます。

19:30,Röyksopp終了後,ステージの外に出ようと思ったらいつの間にか大雨。仕方なくRed Marqueeでそのまま雨宿り。21:20,ようやく雨が上がって空には星が。こうなるといてもたってもいられずWhite Stageへ。えぇ,最悪の事態(入場規制)を考えてGreen StageのNew Orderは断腸の思いで素通りです。

一つ前のMars Volta終了後すぐに前方へ。22:30,いよいよお目当てふたつめ,Sigur Ros。霧がかった夜の森,見上げると空には星。月が見えないことを除けば舞台は完全に整いました。

aminaを従えての90分(セットリストはこちらを参照)。『Svefn-g-englar』の最初の1音が鳴った瞬間,『Viðrar Vel Til Loftárása』のライティング,『Untitled #4(a.k.a njósnavélin)』のブレイク,『Olsen Olsen』のベース…。体と心に震えが走ったのはもちろん山の天候のせいだけではないです。

が,もちろん存分に堪能したんだけど,その度合いで言ってしまうと2003年の国際フォーラムには敵わず。結局はコニーアイランドでのライブと同じなんだけど,どれだけ自分が注意散漫にならずに彼らの音楽に集中できるかなんだと思う。で,今回の問題は自分の疲労,そしてセキュリティと観客のイタチごっこ。疲労は腰に痛みを感じてしまい堪えるのに必死。イタチごっこはと言うと,写真撮影(基本的に禁止です)を試みてカメラを持ち上げる観客に対してステージ下からセキュリティが懐中電灯を照射。それがライブの間中ずっと繰り返されてすごい目障り。更には自分の近くだったりすると逆光でステージが見えなくなるわでもうブチ切れ寸前。

言うまでもなく国際フォーラムの時はそれらの心配は無し(それどころか,あまりの体験にライブの間中ずっと立ち上がることなんてできなかった),純粋にあの音と光に身を投じることができたわけで。

もちろんどっちがいいという話ではなし(っつーか,今回のフジロックを見逃してたら,それは悔しくて堪らなかったと思うし)。ただやっぱり次はホールで完全に身を委ねてみたいと思った夜でした。



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