捨てた分だけ入ってくる
一箱古本市も終わり時間に余裕も出来たので,紙モノのスキャンを再開(ことの経緯はこちらを参照)。
一枚モノはそれなりに片付いてきたので,本格的に雑誌に手を出し始める。月曜から昨日までで本棚の片隅で忘れ去られたまま4・5年はページが開かれていないものを中心に約50冊。スキャン後も必要なページだけは保存しておくが,その他はバッサリ捨て。今日,ゴミ収集に出したことで10~15kgは家の中が軽量化されたに違いない。
夕刻,親しくさせていただいている方のお宅で呑んで食べて会話して。帰り際,何かのきっかけから話題が活字へ移ったところで「ウチにいっぱいあるんだけど持ってく?」。何を?,活字を?,そりゃ頂けるものなら持っていきますが何でいっぱいあるの?。
出てきたのは細長い専用の引き出しに収まった2,000を超える活字。持つとそれは腕にズシッとくる重さ。嬉しくてたまらないんだけど,さすがに歩いて帰るには(文字通り)荷が重すぎ。奮発してタクシー利用。
よどんでいた部分を捨てることで新しいものが入ってきたと考えると合点のいく流れ(もちろんくださった方には大いなる感謝)。せっかく文字が揃っているんだから,これで何か作ることが出来れば。