Posts Tagged ‘Deyrolle’

14
2月

春の装い

   Posted by: fumi    in Wunderkammer

Mini Dress in Cat Yellow (via Opening Ceremony)

何だか、Deyrolle(デロール)の話ばかりですが。

ニューヨークのセレクトショップ「Opening Ceremony(オープニングセレモニー)」とのダブルネームでスカーフが発売されたと知ったのは、昨年11月。

・Imaginary Beings: 20101108 ‘Deyrolle Pour Opening Ceremony’

TwitterでNY話が出たことをきっかけに、久しぶりにOpening Ceremonyのサイトを覗いてみると、今年の春のラインナップにデロールの剥製をモチーフとした女性服が登場していました。

・Opening Ceremony New News: 20110119 ‘Deyrolle pour Opening Ceremony, Part Deux!’

・Opening Ceremony New News: 20110203 ‘Deyrolle pour Opening Ceremony Spring Lookbook’

Mini Dress in Fox Black (via Opening Ceremony)

服の種類は、ロングドレス・ロングスカート・ミニドレス・ロングスリーブ・ボタンダウンドレスシャツ。それぞれに狐・ネコ・カブトムシがモチーフとして配置されています。価格は$270-$360。オンラインショップからの購入も可能。

・Opening Ceremony Online Shop: Deyrolle Pour Opening Ceremony

デロールの店内で撮影されたカットが素晴らしく。

Long Dress in Fox Black (via Opening Ceremony)

Button Down Dress Shirt in Beetle White (via Opening Ceremony)

Mini Dress in Beetle Blue (via Opening Ceremony)

YouTubeにはPVもアップされています。
硝子扉を開けたり、剥製に触れたりしているのは撮影ならでは(普段は写真撮影もご法度)
BGMはパリのファッションブランド・音楽レーベルの「Kitsuné(キツネ)」のコンピレーションアルバムから。やはり狙ってのことでしょうか。

くすり…

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2月

如月朔日三回目

   Posted by: fumi    in Wunderkammer

20100606: Deyrolle, Paris

今日、2011年2月1日で、デロールが火事に見舞われてから3年が経ちました。その一報を耳にしたのは2008年8月某日。その場の光景と、これが言葉を失うことかという驚きは、永遠に記憶に残り続けることでしょう。

・関心空間: 剥製標本は二度,息を引き取る

遠く離れた日本にいては、今の様子を知る手立ては店舗のサイトのみ。このエントリーを記している時点では特別に3年が過ぎたことを伝えるような記述は目に飛び込んできませんでした。便りの無いのは良い便り。

その代わりにではないですが、店内にて昨年11月から先月まで、François Lelongによる鹿と植物のハイブリッドをテーマとした展示「’Hybrides’, cervidé/végétal de François Lelong chez Deyrolle」が行われていた様子。同じくパリの「狩猟自然博物館」を思い出すような作品の数々に心躍りました。

・Deyrolle: ‘Hybrides’, cervidé/végétal de François Lelong chez Deyrolle

Deyrolle: Papillons Cards

次にあの扉を開け、階段を上がるのはいつになることやら。
飛んで行ければ良いのですが、今はまたの訪問を夢見るばかり。

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7
12月

Sonic Menagerie

   Posted by: fumi    in Iceland, Live, Music

名古屋から戻り、いつもの日々。

初めて訪れたダイアモンドホールでのヨンシーのライブ。小さい会場だったためにステージとの距離も近く、より親密感のあるライブでした。

一方で、その小ささのためか、パリ(バタクラン)で見た時とはステージのセットに違いが見受けられました。大きくは以下の二点。

・ステージ上に複数個並んでいた標本ケースが無かった
・ステージ後方に鉄骨フレームで区切られたガラス窓が無かった
(注:大阪・東京は未見のため、同様だったのかは定かではありません)

特に残念だったのは後者。パリではラストの曲『grow till tall』にてガラス窓が飛び散る映像があったのですが、名古屋ではそれも削られることに。全てを吹き飛ばすあの嵐を更に強く印象づけるものだっただけに、もったいなく。とはいえ、異なる2つのパターンを見ることが出来たと考えると、望外の喜びであるとも言えます(そもそも、こんな細かい見方をすること自体、おかしいのかもしれませんが)

ところで、以前にこのブログにて、今回のステージセットはデロールの火事を題材にした本に影響を受けていることを記し、それが具体的にどの本であるかの推測をしました。

・Imaginary Beings: 20100307 ‘Jónsi meets Deyrolle

今回、改めてネットを彷徨ってみたところ、LVMHグループのサイト「NOWNESS」にて今年3/3の時点で記事になっていました。少し長いですが、引用します。

・20100303 NOWNESS: Like a Phoenix Rising -Jónsi’s Sonic Menagerie-

The stage show for the accompanying tour, designed by London-based studio Fifty Nine Productions, is an equally grand endeavor. Inspired by photographer Martin D’Orgeval’s 2008 book Touched By Fire, which documented Parisian taxidermy store Deyrolle after it burned down in February of the same year (it has since re-opened), the set tells a story of hope born from devastation. Says designer Leo Warner: “It’s about a space that has been repurposed and become something else—a magical space.” On stage, partly dilapidated walls will writhe with soft projections and motion graphics of animals taking flight, “as if brought back to life,”

推測の通り、Martin d’Orgevalの『Touched by Fire』でビンゴだったようです。

・Martin d’Orgeval: 『Touched by Fire』(別ブログ「Tomblin」での記述)

また、副題「Sonic Menagerie」は、この日曜日まで東京大学総合研究博物館小石川分館で開催されていた「ファンタスマ:ケイト・ロードの標本室」の仮称「Wunderkammer: Neon Menagerie」を連想させるもの。ここでもまた何らかの繋がりが。

残るライブは12/29のレイキャビクのみ。
『grow till tall』が終わると同時にあのセットも消えてしまうのでしょうか。

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1
12月

名古屋のデロールへ

   Posted by: fumi    in Exhibition, Travel, Wunderkammer

明日から名古屋へ小旅行。

6月にパリで見たヨンシーのライブを、いよいよ日本で。東京公演において、先行抽選・一般発売共に完全敗北したための苦肉の策ですが、パリに比べたら名古屋はすぐそこ(しかし、名古屋・大阪は未だにチケットを購入出来るというのが。東京が異常なのでしょうね)。おそらく、これが最後の見納めとなる、デロールに発想を得たステージセット。堪能したいと思います。

EMI Music: Jónsi

ライブも楽しみですが、せっかくの機会ですから名古屋周辺の博物的なる場所にも足を運ぼうと調査。これは訪れてみたいと思う場所が幾つか見つかりました。

1. 東急ハンズ名古屋店:地球研究室

玉青さんのブログ「天文古玩」で目に留まった場所。

・天文古玩 20101118:「理科趣味アイテム、あります。」

化石・剥製・鉱石・実験器具… 博物好きの気持ちをくすぐる数々が並んでいるようです。東急ハンズということで、空間の怪しさは望むべきものではありませんが、いずれにせよこの目で確かめてみなければ。

2. 徳川美術館:「名古屋開府400年 徳川美術館開館75周年記念 特別展 国宝 初音の調度」

Twitter経由で教えてもらいました。
全くのノーマークでしたが、これが素晴らしく。特に箱物の数々には、箱馬鹿として胸躍ります。

そのなかのひとつ。16世紀に東南アジアからもたらされた「真珠貝玉箱」の怪しさたるや。同じ16世紀、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世がプラハ城で愛でていたと言われても良さそうな造作。これを徳川家康が使っていたというのですから。

真珠貝玉箱

真珠貝玉箱 (via 徳川美術館)

3. 内藤記念くすり博物館

名古屋から足を延ばして、岐阜へ。
製薬会社、エーザイの創業者である内藤豊次が設立した博物館。

ここは以前から行きたいと思っていた念願の場所。ヨーロッパ・アメリカで足を運んだ医療系博物館に抱く期待と同じ物がここにはありそうです。

他にも、名古屋のキューガーデン、東山動植物園の温室や、数多の古書店なども訪ねてみたいものです。

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8
11月

Deyrolle Pour Opening Ceremony

   Posted by: fumi    in Wunderkammer

all scarves (via Opening Ceremony New News)

ちょっとした手隙にあかし、戯れに「デロール(Deyrolle)」で検索。
すると、この9月にニューヨークのセレクトショップ「Opening Ceremony(オープニングセレモニー)」とのダブルネームでスカーフが発売されたとの情報が目に入りました。

・Opening Ceremony New News: 20100906 ‘FNO 2010: Deyrolle

このスカーフは、9/10にニューヨークのファッションブランド店が参加して行われたイベント「Fashion’s Night Out」にあわせて作られたとのこと。イベント自体のテーマが「A Parisian Flea Market」ということで、それにあわせてデロールが選ばれたということでしょうか。

デザインはデロールにある剥製や標本を万華鏡のように配置(撮影はフラン人カメラマン、Bastien Lattanzio)。白・青・黄と色違いで3種作られています。お値段は$95。

私自身、ファッションにおけるブランド志向があるとは思いませんでしたし、ましてやダブルネームものに食指が動くなんて考えられないことでした。しかしデロールとなると、やっぱり別なようで…。単にそこで扱われるブランドに対する愛情の違いだったようです。普段、スカーフを使うことは無いのですが、ならば額装でもよいのではと…。

ちなみに、デロールとスカーフと言えば、火事で燃えた2008年に復興を目的としてエルメスとダブルネームで出されたものがあります。画像だけですが、こちらにも掲載しています。

・Imaginary Beings: 20100527 ‘Go Do

blue scarf 01 (via Opening Ceremony New News)

blue scarf 02 (via Opening Ceremony New News)

white scarf 01 (via Opening Ceremony New News)

white scarf 02 (via Opening Ceremony New News)

yellow scarf 01 (via Opening Ceremony New News)

yellow scarf 02 (via Opening Ceremony New News)

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20
10月

Video: Jónsi In Concert

   Posted by: fumi    in Live, Wunderkammer

現在、ワールドツアー中のミュージシャン、Jónsi(ヨンシー)。そのステージデザインが、デロールの火事に影響を受けているということを3月に記事にしました。

・Imaginary Beings: 20100307 ‘Jónsi meets Deyrolle

当時はまだ日本公演の予定も無く、それならばと6月にパリへ足を運び、ライブとデロールの双方を堪能する贅沢を。その後、8月のサマーソニック出演時に12月の来日公演発表。無事にチケットも入手し、再びの興奮を待ちわびておりました。

そこへ望外の喜び。
アメリカの公共ラジオ局のNPRが、17日のロスアンジェルス、the wilternでのライブをストリーミング配信。リアルタイムでは見られなかったものの(さすがに平日13時スタートでは)、現在、その録画映像が公開されています。

・NPR: ‘Video: Jónsi In Concert
・Jónsi.com: ‘the wiltern, los angeles‘(セットリスト&レビュー)

#2、’hengilás’(残り時間71分30秒頃~)で炎に包まれる森の動物達。暗い森の中、現れては消え、また姿を変える#4、 ‘Kolniður’(同62分45秒頃~)。一転、生の喜びに溢れた#9、’boy lilikoi’(同36分45秒頃~)。夥しい数の蟻が駆ける#10、’animal arithmetic’(同33分30秒頃~)。そしてラストの#14、’grow till tall’で訪れるカタルシス。映像だけを眺めていても素晴らしいですが、その背景に想いを馳せると更に感慨も深まります。

#2: hengilás

惜しむらくは、ステージ各所に配された標本ケースが照明の暗さで判別出来なかったことですが、これは再び目の当たりにする日のお楽しみと思いましょう。

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15
6月

来た見た買った

   Posted by: fumi    in Travel, Wunderkammer

パリから戻りました。

ふたつの骨董市と古書市を巡りましたが、思いの外、財布の紐が固く。良いものはそれなりの価格で手が出しづらく、かといってお手頃のものはそれなりで食指動かず。何とも勝手なものです。

むしろ、ディスプレイに学ぶところが多く。頻繁に見かけたのが硝子ドーム。骨董市に限らず、市街地のギャラリーや様々な業種のウィンドウディスプレイに利用されていました。なかでも驚いたのはジェニー・ハニヴァーとのコンビネーション。しかも宿から徒歩1分のところにいるなんて。さすがに高くて(10万円超)手は出ませんでしたが、今回の旅にふさわしい出会い。

Glass Dome

Jenny Haniver in Paris 01

Jenny Haniver in Paris 02

財布の紐が緩んだのは、やはりデロール。
裏を返した土曜に続き、定休日の日曜を挟んでの月曜に再訪。色白の花魁、鼠の骨格標本を身請けです。

Deyrolle: Squelette de Souris

標本を支える木製の台には、デロールの店名と創業年が刻まれたプレート。自分にブランド嗜好があるとは思いませんでしたが、どうにもこればかりは別のようで。さながら大店の威光つきの花魁というところでしょうか(笑)

残念なのは硝子ケースがそもそも無いことですが、これはこれで格好はついていますし、また自作の楽しみもあると考えるのも良しです。

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7
6月

裏を返す

   Posted by: fumi    in Travel, Wunderkammer

Deyrolle: 20100606

パリ滞在、3日目の深夜です。

古本屋に蚤の市に(一風変わった)博物館と、何処へ旅をしてもすることは大体同じ。しかし、この街だけは加えて一ヶ所、博物商のデロールへ。

2年ぶりの2度目の訪問、しかも当時は例の火事から7ヶ月後ということで、今回は前回からの変更点を確かめようと思い、2階へと続く階段を上がりました。すると早速、空間の奥行が明らかに異なりました。デロールのサイトから画像を引用してみます。ここには3部屋写っていますが、前回訪問した際には奥の2部屋が閉鎖されており、写っている最前の部屋とその手前にある部屋の2部屋が中心でした(中心というのはこの最前の部屋の隣に細長い部屋がもうひとつあるため)。前回は期せずして復興途上のデロールを見ることが出来たのです。

Deyrolle (via Deyrolle Official)

これでやっと裏を返すことが出来ました。次は三回通って馴染みになる日の来ることを(旅の時を同じくして良いのなら、これから陽が昇れば確実に行くのですが)。

デロール以外では、前回行きそびれたカタコンベとフラゴナール博物館へ。特に後者への想いを叶えられたのは喜ばしく。館内最奥部の赤い部屋(東大「鳥のビオソフィア」の、あの赤い部屋を思い出しました)  に鎮座まします乾燥保存された人馬一体の姿に見惚れました。フィラデルフィアのムター博物館でも思ったことですが、人体保存にはドライかウェットしかなく、お前はどっちを選ぶと問われたら、間違いなくドライと答えることでしょう。

館内撮影可で、それは数多くシャッターを切ったのですが、さすがに刺激の強すぎるものばかり。今は自粛しまして、その代わりに扉に記されていた素敵な文字列を。この向こうに先述の赤い部屋が待っています。何故か驚異の部屋に赤はつきもの。その起源も辿ってみなければ。

Musée Fragonard

今夜は、いよいよヨンシーのライブ。
ステージデザインのモチーフとしただけに、ライブの前にデロールを訪れるのでしょうかね?(もしかしたら昨日、既に訪れていたりするのかも)

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27
5月

Go Do

   Posted by: fumi    in Music, Travel, Wunderkammer

パリ行きが決まりました。
2008年9月以来、2度目の訪問です。
ヨンシー(jonsi)のライブと、そのライブのステージプランに図らずも一役買ったデロール(Deyrolle)を一度に味わえるこの機会を逃すまじという、ただその想いから。

滞在期間は3日半。幸か不幸か土日を挟むということで、クリニャンクールとヴァンヴの蚤の市は避けて通れず。その間を縫うように、前回行きそびれたあれやこれやを中心に動き方を検討中です。現時点での懸念はカタコンベ。伝え聞くところによりますと浸水があったらしく、5/20から臨時閉鎖中。10日以内に再開してくれるのかどうか(そもそもなぜ前回に行かなかったのか、それ自体が不思議でもあるのですが)。

デロールは日参するのでしょうかね。
これまた幸か不幸か、近年稀にみるユーロ安。気をつけないと財布のひもが緩みそうで…

画像はエルメスとデロール、ダブルネームのスカーフ。
売上は2008年2月1日の火事に対する復興金として使われたそうです。

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7
3月

Jónsi meets Deyrolle

   Posted by: fumi    in Sigur Ros, Wunderkammer

好きな音楽、好きな本。好きな博物、好きな店。

人は皆、好きなことを同時に幾つも抱えながら生きているものです。その中には、好きな本に出てきた音楽なので聴いてみたらお気に入りになったという好きの連鎖もありますし、またその一方で、個々異なるタイミングで好きになったというものも少くありません。

例えるならば、前者はお気に入りの散歩道から新たな散歩道が分かれて延びているようなもの。後者は二本の散歩道がそれぞれに離れた地に存在しているようなものでしょうか。

今回はその後者のお話。昨日はこっち、明日はあっちとそれぞれの道を歩いていたところ、眼前にまさかの交差点。二つの好きが偶然にも出会ってしまいました。

アイスランドのバンド、Sigur Rós。どれくらい好きかはここでは省きますが(横のカテゴリからご覧いただければ)、アイスランドという国に関心を持ってからのここ10年、常に気になる存在であり続けています。今年、そのフロントマンであるJónsi(ヨンシー)がソロ活動を開始。4月から始まる北米・ヨーロッパツアーのステージデザインについて、製作スタジオである59 Productionsの関係者によるインタビュー映像が、YouTubeにアップされています。

http://www.youtube.com/watch?v=8t6ABdBigNc

耳を澄ますのは1分40秒からのデザイナーLeo Warner氏の発言。私のヒアリング能力では全てを聞き取ることが出来ませんでしたが、より英語に堪能な方のご登場を願い、恥ずかしながらその一部だけでもここに記します。

One of the key images that Jónsi was very keen on from the beginning with animals a lot of ??? inspired by animals.

We came across the book of amazing photographs taken by the shop in Paris called Deyrolle which was a ??? taxidermia shop which burned down.

This full of extraordinary epic shop ??? ??? a bit animal, a bit building. I’ll ??? photo somthing about this ??? combined up with the world ??? animals somehow through packed life.

震えんばかりの驚きと興奮。あのデロールの火事を収めた写真集に影響を受けたステージデザインだと言うではありませんか。1年半前の興奮は今でも鮮明に覚えています。

・「やっと逢えたね」(→関心空間に書いた日記

そう思って映像を改めて見ると、確かにデロールを思わせる要素が見受けられます。躍動と消失(焼失?)を繰り返す動物達、煤けて見える木製の標本ケース、またその関連性は掴めませんが、片隅が焼けたチケット(交通機関のもの?)も登場しています。

こうなると、次は影響を受けたという本が何なのかを突き止めたくなります。あくまで私の知る限りですが、デロールの火事を扱った書籍は少なくとも3冊は存在します。

・『Nature Fragile』(→関心空間に書いた記述
・『Touched by Fire』(→別ブログ、トンブリンの記述
・『1000°C Deyrolle: 1er février 2008』

そのうち、手元にあるのは『Nature Fragile』と『Touched by Fire』の2冊。『Nature Fragile』は個々のアーティストが手を入れた作品の紹介が主。一方の『Touched by Fire』は焼けただれた標本や剥製をそのまま撮らえたもの。となると、ここはやはり『Touched by Fire』に軍配が上がるのではと類推します。となると、次は『1000°C Deyrolle: 1er février 2008』も入手しての更なる検証も必要かもしれません。

しかし、何より気になるのはJónsiの来日ライブ。アジアツアーの日程は未だ発表されておりませんし、その可能性はまだまだ残されています。そうでなければ、6/7のパリライブ。デロールにも足を運べますしね。

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