デュッセルドルフのKling Klangさんから,KraftwerkのライブDVD『notebook』 (German-PAL)到着。
銀色の箱を開けると,上にはモニタを模した画面の中に四神,下を見るとキーボード(しかもドイツ版だから,ちゃんとドイツ語仕様)。あぁ,これぞまさにノートブック。しかもキーボードは紙一枚にプリントされた,このボックスの単なる一構成物かと思いきや,実はライブの画像をまとめたブックレットの表紙。しかもしかも,特典としてマウスパッドも同梱。モノとして見事に完結した,まさしくドイツ職人こだわりの精神が息づいております。
ガワがこうなんだから,DVDの内容のほうも言わずもがな(贅沢を言うならば,でかいプロジェクターと5.1chで見てみたいけど)。客席から眺めていた景色を再体験できる素晴らしさはもちろんなんだけど,四神が音楽を奏でる手元を捉えた映像は非常に興味深いものが。マウスじゃなくてトラックボールを使ってたのかぁ。
最後に小さな幸せ。
同封されていた明細を見ると,送料の5ユーロはサービス。あぁ神様,ありがとう…。
AmazonからKraftwerk『Minimum-Maximum』到着。
DVD待ちのはずが2枚組1,680円(US盤)という破格値に負けて購入。中身は複数のライブ会場での音源を使用してセットリストが進行していく構成。そのおもしろさが一番出ているのがモスクワでの『Pocket Caluculator』から東京での『Dentaku』への繋ぎ。普通にスムースで,ロシア人が「ボクハオンガクカ」って叫んでるのかと思うくらい。
CDでこれだけ満足度高いと,噂のDVDに益々期待大。Astralwerksのウェブで視聴できる3曲だけでもかなりヤバイっす。
ラジオを聴いてたら,Coldplayのニューアルバム『X&Y』から『Talk』という曲がかかる。聴こえてきたのはKraftwerk『Computer Love』のメロディそのもの。何だこりゃと調べたら,どうやら確信犯らしい。
本家のほうはライブアルバム『Minimum-Maximum』を買おうかどうか逡巡真っ最中。DVDも出るっていうしなぁ,そっちのほうが欲しいよなぁ。
タイトルほどには偉そうな話じゃないけれど。
保身(色々固有名詞を使ったら,内心ちょっとドキドキなのよ)のために今年のエイプリルフールネタの種明かし,並びに覚え書き。
材料と使用方法は以下の通り。
・Playmobil #3273「Traffic Signs」
アウトバーン・放射能などの標識用。
ただ正方形の標識は1個しか入っていないので,長方形のものを削って1個作成。この2個でアウトバーンのペア。同じ正方形を使用する必要のあったジャケ分の8個はさすがに作れないし,またそのためだけにこの#3273を4個も買えないので,こっそり後からPhotoshopで合成。
・Playmobil #3905「Police Checkpoint」
トラフィックコーン,Dusseldorf駅名ボード,電卓用。
電卓は警官が手にしているボード(正式名称何て言うんだ?)を利用。出っ張っている半円部分を削って着色。
トラフィックコーンは普通に塗装。ただ#3905には2個しか入ってないので,もっと欲しい場合はこれを買い足すか, #3012「Go-Kart Black」,#3013「同 Yellow」で補充。
・プリンタ用紙:三菱ケミカル「MLGNA4005 」
インクジェットプリンタ用の紙。交通標識,電卓,駅名のプリント用。シールになっているのでそのまま貼り付け。
ついでに去年作ったワイヤーフレームPlaymobilについても。
以前にも書いたけど,緑のラインはレトラライン(蛍光黄緑 0.5mm)。曲面に貼り付けるのに最適。
Playmobil #1970 「35 Jahre Kraftwerk」入手。
日本では一向に始まる気配を見せないiTunes Music Store(以下「iTMS」)。そのせいか,既に稼動している各国のiTMSについても関心が薄く,実際にその中を見に行くこともほとんど無し。しかし,そんなこちらの油断をあざ笑うかのように,ドイツ版iTMSにてとんでもない出来事が…。
昨年に発売がアナウンスされながらもお蔵入りになっていたKraftwerkの旧作8タイトルのリマスター盤が,突如ドイツ版iTMSで期間限定独占リリース。それだけでも驚きなのに,更には8タイトル全て購入した人にはオリジナルPlaymobilのプレゼントというキャンペーンまで実施。しかし残念ながら,2月いっぱいで音楽配信・Playmobilプレゼント共に終了済み。先週になってようやくその存在に気づいた己を呪いつつ,限定Playmobilだけでもと一分の望みを託してebay.deを覗くと…。あったぁ!!。
やっと届いた現物,まず箱を眺めると「Kraftwerk」,そしてその上に「35 Jahre : 1970-2005」の文字が。もしかしてKraftwerk,今年で結成35周年?。ググッたら1stアルバム『Kraftwerk』は1970年リリース。知らんかった…(そういえばアイテムナンバーもしっかり「1970」だった)。つまり,このPlaymobilはリマスター盤発売記念兼,35周年記念ってことなのね。
しかし何がカッコイイって箱右下。ロボットとPlaymobilフィギュアのアイコンが奇跡のツーショット。たまらん…。こうなったら今度のライブではデカモビでロボットを作ってください。っつーか,ワイヤーフレームデカモビ,市販してください。
中身に目を転じると,どうやら彼らの音楽にちなんだ交通標識ボックス。メインは新装なったジャケデザインで標識化された8枚のリマスター盤なんだろうけど,個人的にはそれら以外のほうに釘付け。
ライブを再現するかのように入り口と出口の2種あるアウトバーン,「STOP」とセットで「Stop Radioactivity」を意味していると想像される放射能,「DUSSELDORF」の都市名も眩しい駅のプラットホームサイン,更にはおまけで電卓まで。しかし最も驚いたのはトラフィックコーン。オリジナルPlaymobilにはオレンジ色しか無いんだけど,これには緑色も同梱。ってことは,やっぱり1st・2ndアルバム,『Kraftwerk』,『Kraftwerk 2』の ジャケ!。この究極の記号化。仮にリマスター盤の標識が無かったとしても,Kraftwerk以外の何者でもないっすよ。
ところで,内容物は以上のアクセサリーのみ。箱には電卓を持ったワイヤーフレームのフィギュアがいたんだけど,中にはその姿無し。仕方ないんで,ちょうど1年前に入手した15年ぶりの本国公演を記念した限定Playmobil「#1234」を引っ張り出してきて撮影(→「Playmobil #1234」)。ちなみに電卓には「19702005」と打ち込まれています。
最後にPlaymobilの側から見た小ネタ。
「Collectobil」を見ると,今回のパッケージは1974年に発売された「#3204」の復刻パターンっぽい(→Collectobil)。
テーマカラーや細かいディテールが異なるだけで,デザインレイアウト,「丸b」付きのPlaymobilロゴ,交通標識という扱ってるテーマ,内容物写真の配置(アクセサリーとフィギュア1体)などは一緒。Kraftwerkがデビューした1970年にはまだPlaymobilは生まれていなかったけど,当時の雰囲気を醸し出すこのデザインを採用することでKraftwerkに敬意を表したgeobra社の心意気に強く感じ入りました。
Playmobil #1234(Kraftwerk Special Edition)入手。
15年ぶりという本国ドイツでのライブを記念して,国内のライブ会場のみ限定のPlaymobilが発売されている(Kling Klangのオンラインショップにも無し)という書き込みを先週頭に某サイトで発見。そりゃもういてもたってもいらず,最近ネットで知り合ったベルリン在住のクラフトワークファンの人に半ば無理矢理お願いして購入・郵送してもらいました。
ライブに行った人ならおわかりでしょうが,今回この限定品で採用された4人の姿はアンコールラストに身を包んでいたワイヤーフレームスーツ。残念ながらglow in the darkではないけれど,その蛍光黄緑のラインはとにかくカッコイイ!の一言。
プロジェクター用のバックスクリーンには,アンコールで演奏された曲『Aero Dynamik』と『Music Non Stop』の2種類のシールが付属(画像はもちろん『Music Non Stop』。もう1曲演奏された『EKG (a.k.a Elektrokardiogramm)』は残念ながら不採用)。裏表に貼っておけば気分で切り替えることも可能。
そりゃもうもう大満足なんだけど,敢えて不満を言えばフローリアンの髪がしっかりあるのがちょっと納得いかないかなと…。髪のパーツを取ってパテ盛り,坊主頭にするってのもいいかもしれないと今後の計画。
最後にアイテムナンバーの#1234について。これってやっぱり『Numbers』の歌詞(あれを歌詞って言うのかどうかわからんけど)に由来すんだろうな。となると,日本人ならば「千二百三十四」ではなく「イチニッサンッシー」と力強く叫ぶべき。
抜歯後の消毒に行く道すがら,デルプラド「世界の鉄道」シリーズのDB VT11.5 TEEを購入。
Kraftwerkのライブでおなじみのこの車両。何らかの形で欲しいとは思っていたものの,メルクリン(#37605)のなんて超弩級価格で買えたもんじゃなし。ってことで自分の身の丈にあったこの価格は素直に嬉しい。
にしても,乗ってみかったなぁ。
Kraftwerkライブ@AX。
ハコ中央に陣取れたこともあって,音・映像共に心ゆくまで堪能。また四神のもうひとつの魅力である抑制された振る舞いの中に垣間見える笑いの精神も確かに受け取りました(フローリアンの退場時ダッシュがほんとツボ)。これでもうしばらくは参拝せずにご利益がありそう。
…なんて思っていたものの,戯れにこの先のツアースケジュールを眺めていたら”Prague”の文字を発見。行動に強い意味を包含したいと思う気持ちに駆られる身としては,チャペックの国で『The Robots』を拝聴し,生ロボの舞いを拝観するというのは,ダラムサラでダライに謁見するに匹敵する圧倒的に正しく,また絶対的に意味のある行いではないか。などとヨカラヌ考えがムクムクと…(ちなみにチケ代は約2,800円。物価の違いもあるけれど安っ!!(その地へ辿り着くのに幾らかかるか考えましょう))。
更に調べたら四神の2日前にmúmも同じ地でライブをやるみたいだし(しかもmúmはその前日,Nürnbergでライブ。ってことはファンパーク…),また,かの街や国自体にも前回訪れた際に行きそびれた場所が幾つもあるしなぁ(とりあえずKostniceとTerezÌnは…)。
ふぅ…。
Kraftwerkライブ@Zepp Tokyo。
『Tour De France 2003』の痺れるほどの昂揚感(ほんと今回の一番),キュートとさえ言える『Vitamin』背景映像でのヒラギノ丸ゴ(のような)フォント,そして『Autobahn』のイントロでは噂に名高いエンストまで!(客席爆笑。の後,大歓声)。
黒のスーツに赤いシャツ(黒いネクタイには赤色LED),ワイヤーフレームスーツ,そしてそして初めて目の当たりにした生ロボット。
欲を言えばきりがないけれど,とにもかくにもお腹いっぱい,胸いっぱい。
God’s Magic Finger はコメントを受け付けていません
ラルフ神がまさかのJ-WAVEに生出演。
今,ライブで使っているVAIOはソニーのほうから話を持ちかけられたとか,デュッセルドルフからチャリでオランダ・ベルギーまで行っちゃうとか,クラブでメカニカルダンスするとかざっくばらんに話す神。
おもしろいんだけどなんか微妙な心境…。
Radio-Activity in Japan はコメントを受け付けていません