Archive for 5月, 2005

31
5月

How many months have passed since then?

   Posted by: fumi    in Book&Magazine

久しぶりに街の書店で2冊ばかり購入。
まずは「特集:ムーンライダーズ」につられて『ユリイカ』6月号
鈴木慶一インタビューに始まり色々と読み応えあったんだけど,香山リカの弟の前には全て霞んでしまったというか…。予備知識が全く無かったこともあってあまりにも衝撃的なファーストコンタクト。
続いて松田行正『眼の冒険 デザインの道具箱』。
こちらは安心して集中できる本。やっぱり一番好きなデザイナーっす。

29
5月

Sweet Little Rock and Rollers

   Posted by: fumi    in Music, Personal

チョイ悪オヤジに誘われて連日の浅草詣,今日は初めてロック座へ。たった一度きりの渋谷道頓堀劇場での踊り子体験から早幾年, なんかもう隔世の感でした。
でまぁ,もちろん見るものもしっかり見たのですが,それ以外にも細かいところが色々気に留まる。なかでも最も興味を惹かれたのがBGM。踊り子さん一人につき大体4曲,10人出演していたので約40曲のなか,日本語詞の曲(演歌含む)は一切かからず,若干のインストを除けば全て洋楽。しかも80’sの曲がやたらかかるから不思議。Falco『Rock Me Amadeus』に乗って花魁姿の踊り子が舞うかと思えば,Starshipの『Nothing’s Gonna Stop Us』をバックに若き掃除婦が夢に向かって立ち上がったりして,不思議と言うか,シュールと言うか…。
ちなみに最もBGMとして利用された(と言っても2人の踊り子さんだけど)ミュージシャンはbjork姐さん。これまた色々考えさせられます。

29
5月

David,私達はこんなに近い

   Posted by: fumi    in Movie

3週間ばかり放置しましたが,ボクはーなんとかーやってーますー(©靖幸ちゃん)。
そんななか,今最も楽しんでいるのは「デイヴィッド系」(©タキヤン)の大ボス,David LynchのDaily Weather Report。これが見たいから明日も生きていなきゃと思うくらいの勢いでズッパマリ。起床と共にコンピュータ起動,サイトに行って映像を見るのが朝の日課。加えてLynchさんのやること,ただのお天気伯父さんで終わる訳が無いとの予測から,毎日の映像はローカルに保存。数日分を並べては画面に映るアイテムやカメラアングルの変化を確認。見始めてから約2週間,いよいよ世界も歪み始めてそりゃもうおもしろすぎ。


ただ毎日のこととなると,いちいちブラウザ立ち上げて,ブックマークからサイトに飛んで,保存のダイアログを出して,保存先フォルダを選んで,ファイル名を変更して(毎日同じファイル名で提供されてるのよ)という一連の作業が,さすがにかったるくなってきた。またこの先,旅行などこっちの都合でネットが使えない日には見ることが出来ないなんて不安も。
で,思い立ってMac OS X TigerのAutomatorを利用し,一連の流れを自動化するアプリを作ってみる。毎朝指定時刻にサイトに飛んでムービーファイルを取得の後,指定フォルダに保存してファイル名を変更。更にそのムービーファイルを開いて再生開始するところまで完全自動化。自らの手を使うのは開いたムービーを見るためにQuickTime Playerの再生ボタンを押すことだけ。おぉ,めっちゃ楽〜。

8
5月

Does it hurt? …Only when I laugh

   Posted by: fumi    in Personal

色々あって体を壊し,GW後半は療養という名の引きこもり(あ,1/1ボトムズはさくっと見に行った)。
J・P・ホーガンの『星を継ぐもの』と『創世記機械』を読み返し,その爽やかな読後感で痛みを癒したり,GW前に借りといたDVD,『たまもの』『マイクロスケープ』を見て気を紛らわしたり。
OS X Tigerは昨日になってようやくインストール。しかもその理由は各所で話題のQuartz Composerがいじりたかったから。まだまだ仕組みが掴みきれなくて,サンプルを参考にしてはアブストラクトな映像を作るくらいだけど,こりゃほんと楽しいや。
lines test
ring waves test
050508a050508b

2
5月

Maestro Atom!

   Posted by: fumi    in Live

「Soundz from Germany」初日。

monolakeの硬質音にしびれ,Der Planの安芝居(褒め言葉)に本気で笑った前半。

しかし,何と言ってもトリのSenor Coconut and His Orchestraですよ。1曲目にいきなり『Showroom Dummies』を持ってこられたらもう…。その後も『The Man Machine』,『The Robots』,『Tour De France』と次から次にKraftwerkのカバーを繰り出し,更には『Beat It』,『Smoke on the Water』まで惜しげもなく披露。
極めつけはアンコールラストの曲。「3つの言葉を教えよう」と言ってボーカリストが口にしたのは「Music, Non, Stop」。本家Kraftwerkと同じ曲で締めるっすか!。しかも一人一人がソロを演じてはステージを後にするのも本家と全く同じ。わかってるよなぁ。