初輪行の予定が霧雨。あきらめて普通に電車で,元10号・13号埋立地へ。
まずはMeSci。開館20分前に到着するとそこには既に長蛇の列。皆さんお目当てはもちろん 「MEGASTAR-II cosmos」。幸い1回目の上映整理券を受け取れたのでそのまま入館,プログラム「新しい眺め」を堪能。終わって館内をブラブラ。すると普段は地球のジオコスモスが中秋の名月にあわせて月球に。
昼を過ぎてようやくビッグサイト,本命の「旅行博」。目立ったのはリタイアメントビジネス。オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・タイ…。ビザの種類と取り方,現地銀行の口座開設や不動産の取得方法などに聞き入る年配の方々の多いこと。それにはまだもう少し時間のある(と思っている)自分は,訪問予定国の情報を仕入れつつ,航空会社のブースをひたすらハシゴ。エミレーツ航空(かなり乗りたい。マルタ行きに良さげ)のストラップとピンバッジ,アエロフロートの機内誌(英語とロシア語の2種類。もちろんロシア語は何が何だか)を貰ってご満悦。
こんな機会じゃないと乗ることもないだろうということで,帰りはヒミコで海を渡る。中に入るとそこは80’sプールバー。天井と床にはめ込まれたLEDが気恥ずかしいったらありゃしないし,床に打ち付けられたVitraのPanton Chairも何とも言えずこそばゆい。鉄郎・メーテル・車掌による景観説明のナレーションも興醒めだし(メーテルに「築地市場は日本一の魚市場なのよ」って言われてもなぁ…。あまりにも外見のイメージとかけ離れすぎ),正直,外から眺めるだけで良かった…。
あ,でも船内で売っていた限定Tシャツはちょっとだけ欲しかったことは告白(微妙な未来感がツボ)。
陽射しも無く涼しかったので,存在は知っていてもきっかけがないまま足を運ぶことのなかった場所へとチャリを飛ばしてみる。
目的地はその筋では有名な切手屋。そりゃもう目移りしまくる中,まずはAlderney(検索したら,ノルマンディ沖にあるイギリス領だそうで)発行の皆既日食を描いた7枚綴りのシートを。
続いて,微妙にやってしまった感のあるバックミンスター・フラーや,東ドイツ発行のバウハウスといったデザインものも。
そして今回最大のめっけもん,『Kill Bill』切手。9枚綴りのシートでゴーゴー夕張とオーレン石井がフィーチャーされている2種類(『Kill Bill』という括りではないけれど,同じフォーマットでユマ・サーマンのみのものも(買わんかったけど))。発行国は作品とは全く関係のないコンゴ民主共和国。明らかに外貨稼ぎ,でも思いっきり笑わせてもらったんで敢えて片棒を担がせていただきました。
Tags: Stamp
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原因のはっきりしないダウナーな気分を晴らすべく,普段なら絶対にしないことを敢えて行いテンションを上げてみる。
某スポーツ関連ビルへ赴き,まずはボウリング。2ゲーム投げて100ちょいと130ちょい。おそらく5年ぶり(記憶がはっきりしないほどやってない)くらいなんだけど,そのわりにはまぁまぁのスコアか。やっぱりスペアが取れないと厳しいっすね。
そのままの勢いで階下のバッティングセンターへ。そもそもバッティングセンターって施設自体,足を踏み入れたのが初めてなんだけど,今時のそれはスクリーンに投影された実在投手の投球モーションにあわせて球が飛んでくるのね。場所柄,紳士たれな球団の投手ばかりが5人ほど並ぶ中,背番号19の右腕を選択。140kmの球速,しかも丁寧に低目をついたピッチングをしやがって,ヒット性の当たりは2本か3本でその他はボテボテのゴロかチップ(ちなみに1プレイ22球)。悔しい,でもテンションは明らかに上がって気分は良し。ちょっと癖になりそう。
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なんとなく手持ち無沙汰の時は図書館。
タイトルと表紙の絵に惹かれ,トンマーゾ・ランドルフィ(Tommaso Landolfi)『月の石』(『La pietra lunare』)を借りる。
内容自体も月的ではあったものの(表紙の絵との関係性は全く無いのが何だけど),やはり印象深いのはその表紙の絵。奥付によるとレメディオス・バロ(Remedios Varo)の「星粥」(「Papilla estelar」)という作品。女性が星を挽いて作った食物(つまり星粥)を赤子(?)の月に与えている。
その画家に関する書籍『夢魔のレシピ』も図書館にあったのでそちらも一緒に借りて読む。1999年に日本で展覧会が開かれていたのね。
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今頃になって知ったこと。
Playmobilを買うと入っているカタログには,楕円の中に1~3文字のアルファベットが書かれた記号が複数個,必ず記されている。後ろに様々な言語(文意は小さいパーツがあるという注意書き)が続いていることからすぐに国を表していることはわかるんだけど,その中で「CH」だけが何処の国だかわからず,そしてそんなわからなかったことも忘れるくらいに長いこと放置して早幾年。
今回,カードゲームを買って久しぶりに見たら,他の記号は1つずつしかないのに「CH」だけは4ヶ国語分あることに気付く。ここに至ってようやく理解。スイスだよ。検索したら(→Wikipedia),スイスの正式名称はラテン語で「Confoderatio Helvetica」。だから「CH」。そう言えばHelveticaフォント誕生の背景を遠い昔に読んだ記憶が。すっかり忘れてしまっていた己に嫌悪感…。
ということなので,もちろんドメインも「.ch」。散々ネットに触れてきてスイスのサイトに行ったことなかったのか,俺…(スイスの銀行になんか縁が無いもんな)。
Tags: Playmobil
闘魂注入も済んだので,2ヶ月ぶりの自転車。
まずは千鳥ヶ淵のギャラリー册。が,オープンの時間を過ぎているのに閉まってる。実はここに来るのは2度目なんだけど前回も同じパターンで入れず。どうにも縁が無い様子。気分転換に北の丸公園で木陰のベンチに座って30分程まったり。レジャーシートの上でおにぎりを頬張る家族や捕虫網を持って走り回る子供達を眺めながら,なんとなく20年,30年後にもここで同じように座っていそうな想いもふっと。
北の丸公園を抜け,国立近代美術館の前を横切り,これまた久しぶりのパレスサイクリングコースへ。全ての車道が自転車専用になっているとはいえ,信号は通常通りに機能。それを遵守しなければいけないというのがここのルール。レッドシグナルが灯る度にロードレーサー,MTB,ママチャリ,小径折り畳みと多種多様のチャリが車道一杯に並ぶ。ふと横を見ると視線があってしまったり。となると気分は『香港グランプリ』(CKB)。グリーンシグナル一閃,全車一斉にスタート。しばし横一線に並んでのつばぜり合い。
途中で左に逸れて日本橋方面へ。目指すは丸善日本橋店屋上のレストラン。物の本によると,ここがハヤシライス誕生の地だそうで。しかしビル建て替えで2007年春まで閉店(もしかしたら交詢社ビル「ピルゼン」のように,再開せずそのままお終いという話も)とのことで,その前に一度は食っとこうと思った次第。うん,美味い。いかにもな甘さだけでなく,何と言うかカレーに近い香辛料の味覚。
丸善を出て何となくコレド日本橋。タカラ運営のセレクトショップ「GARAGE」に行くと,いつの間にかPlaymobilのカードゲームが出ていた(→増田屋)。……,買わない理由がないんで購入(ちなみに画像右は以前に出た同タイプのカードゲーム)。
最後は上野の杜で藝祭。毎年恒例,素晴らしき才能の無駄遣いに溢れた学生による創作神輿を今年も堪能。奏楽堂が一般公開日だったので,パイプオルガンによるバッハも聴いてみる。
Tags: Playmobil
所用。後,活字を拾いに渋谷パルコの「印刷解体」へ。所望するのは「幻獣(= Imaginary Beings)」と月関連。が,そうは上手くいかず「幻」と「朋」,「朔」をおさえるに留まる。うぅ,せめて「獣」だけはなんとしても…。
渋谷の人混みよりも本の街の人混み,半蔵門線で神保町へ。『のだめカンタービレ #10』,「太陽」のバックナンバー3冊(谷中全生庵の幽霊画が数多く紹介された「お化けと幽霊」,「本の宇宙誌」,「南方熊楠」)などを捕獲し,『東京人』の神保町特集で知った未踏古書店の幾つかにマーキング。
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3ヶ月ぶりの髪切り。
男性スタッフに髪を乾かしてもらいながら旅行行きたいよねぇという会話を。そこで「チェコにある骸骨教会は一度行ってみたいんすよ」と口にするや否や,数m先から女性スタッフが勢い良く駆け寄り「○○○さん,コストニツェ行くんですか!?」と,こっちは口にしていない固有名詞をいきなり出して詰め寄ってくる。だから好きです,ここの髪切り屋。
そのままお台場へ向かい,岡村靖幸@Zepp Tokyo。
まさかの『Adventure』(岡村と卓球),そして『だいすき』から『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』という超絶キラーコンボに悶絶。
しかしその一方で,心の何処かには冷静にステージを眺めている自分も。ある意味では仕方のないこととはいえ,去年のRock in Japan Fes.やZepp Tokyo初日のような渇望感や切迫感は殆ど無し(だからといって僅か1年で彼がステージの上に立っていることを当たり前のことと感じるのもどうなんだろうと思うけど)。更に昨年に比べたら岡村ちゃんのステージングもまさに余裕そのもの。声も出てるし,客を引っ張る力も完全に復活。
ただそうなると何か刺激が足りない。去年は強烈に感じた,この次は何をしでかすんだろうという昂揚が薄らいでしまった。ベテランミュージシャンのライブではよく言われることだけど,悪く言えば式次第に乗っ取った伝統芸能。贅沢なことだとはわかっているものの,客を置き去りにするようなパフォーマンスが見たい,見たいのよ。
4月に自転車を買ってから5ヶ月。今頃,空気入れ購入。
条件は空気圧ゲージがついていて米英仏全バルブ対応。でも今時の空気入れだったらそんなのあって当たり前,選ぶにも数が多すぎる。ならばもう見栄えでしょうということで,チタンを模した黄銅色のボディにハンドル部分が唯一木製だったモノを。早速,2ヶ月乗っていない間に腑抜けたタイヤへ闘魂注入タイム(©ロマンポルシェ。)。
次は折り畳みペダル,そしていよいよ輪行袋の番。これで月末の連休,何処か遠出(旅行博に併せてお台場か,それとも横浜,それとも鎌倉・江ノ島)にチャレンジしてみたいところ。
先月の半ば頃から見かけ始めたのか,その場所でその意図でやるのかと思っていたカップヌードルのCM。今月に入って洒落にならなく…。
DVD発売が待ち遠しい『School of Rock』。その前にあの掲示板でジャック・ブラックによる『LOTR』のパロディ(MTVで放送されたらしい)の存在を知る。褒め讃える言葉もないくらいにバカ…。しかもこれ,『王の帰還』『旅の仲間』のDVDに隠し映像として入ってるんだとか。それを認めたピーター・ジャクソンも素敵(そういやジャック・ブラック,『キング・コング』への出演が決まってたなぁ。楽しみ)。
某所でonedotzeroのフライヤー入手。10/1~3,青山スパイラルホールにて。オフィシャルサイトを見ると10/10にはプラハにて。意味もなくそっちで見たい。
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