Archive for 5月, 2004

30
5月

Evil Heat

   Posted by: fumi    in Personal

この強烈な陽射しは個人的に外出禁止令が発令されたも同じ故,家に引きこもるしか術なし。アトム・ビット共に減少を試みたり(要は雑誌などの不要物整理や,HDを圧迫する録画データのDVD化(ここで再びアトムが増えていることには気付かないふりをする)),久しぶりに皮鞄を磨いたり,積ん読本を消化したり。
そんな合間に遅ればせながら話題の「電車男」に眼を通すと,評判に違わず時間を忘れてつい一気読み。実話か作り話かは最早どうでも良くて(「んなわけねぇだろ」とツッコミ入れるのもまた楽しかったりするし),ただただ読み物として存分に堪能。お涙頂戴のどっかで愛を叫んでいる話よりもこういうポジティブな話のほうが断然おもしろいですよ。
それにしてもこの暑さ(と湿度)よ…。毎年言っているけれど,ほんとアイスランドの夏が恋しい。気温は20℃を超えることがなく,そのうえ湿度も低い。太陽が沈まない(日付が変わる頃にようやく日没。しかしその3時間後には日の出)のが難点と言えば難点だけど,夜遊びが楽しくなると考えればそれもまた良し。あの夏からもう4年,そろそろ再訪したいもの。

24
5月

Headache

   Posted by: fumi    in Headache

久しぶりに強烈な偏頭痛。そして例によってそこからくる悪寒・嘔吐も併発。
こんな時に限って薬は切れてるし,もうどうしようもなくてふて寝(もちろん簡単には眠れない。3時間ばかりもがいてなんとか…)。

23
5月

Media Gathering

   Posted by: fumi    in Personal

・書籍
『i-D no244 the passionate issue』
björkとSigur Rósの初対談(場所はもちろんReykjavik)に惹かれて購入。
Sigur Rósが普通に笑える話をしているのがおもしろい。「アイスランドでは
björkはいつでも本当に”weird”だ」,「MTV awardsの授賞式で最も楽しかった
のはbeyonceに会ったこと」,「MTV awardはもらったけど,でもMTVであの
ヴィデオ(『Untitled #1』)が一度も流されたことがないってのがおかしい
よね」(うろ覚えだけど戦争を喚起させるのがその理由だったような)…。
björkのほうに関しても色々と読み応えあるんで,これからもう少しちゃんと
目を通さないと。
・CD
『モン・シロ』 岡村靖幸
待望のニューシングル。旧古河庭園の薔薇を思い出す暗喩された歌詞の色気。
#3には昨年秋のライブで披露された即興セッションも。
『すきすきソングス』 水森亜土
図書館で衝動的に手に取る。小西康陽がプロデューサーなのね。なんか納得。
・DVD
『Symposium』 岡村靖幸
『モン・シロ』と同時購入。昨年秋のライブを収録。
2枚目として初音源化となる各公演での弾き語りCD同梱。個人的にはむしろ
こっちがメインと思えるくらいに狂喜。「ヴィーナスポート」(「フォート」
とは似て非なる)があんなに魅力的に思えたのは初めてですよ。
・PV
『シャ・ラ・ラ』 つじあやの(デュエット with 奥田民生)
遅きに失した感もあるけれど,Playmobil好きとしてはやはり外せず。安っぽい
作り(板に乗っかって歩いてるところとか。裏から磁石で動かしているの
か?)が逆に味になっていると言うか。

23
5月

家族の肖像

   Posted by: fumi    in Personal

パレスサイクリングしながら銀座〜神保町を流す。
途中,科学技術館に入館。展示はそこそこに,昭和の雰囲気漂うレストラン(というよりも食堂)でまったり。学食並みの安いカレー,そしてラムネで昼飯。しかしこれが味や価格では評価できない満足度。
何だろうと色々考えたんだけど,空間よりもむしろ集う客が醸し出す雰囲気が素晴らしいのかなという結論。女性は親も子供もほとんどが黒髪,お父さんはいかにも理系といった風情が多く,小洒落たところがほとんどなし。そしてそんな家族が箸をつつく食事が日清カップヌードル(店のおばちゃんがお湯を入れてくれる。この時点でレストランじゃないよな)にオロナミンC。その幸せそうな顔…。これでいいのよね。

22
5月

XTC

   Posted by: fumi    in Personal

平日に全く動きが取れない分,週末にびっちり私用ごなし。
いつもの所用を済ませ,ジムに行き,ミストサウナでウットリし,3ヶ月ぶりに髪を切り,CDを返してCDを借り,本を返して本を借り…。
夜にはようやく旧古河庭園のライトアップへ。日中軽く降っていた雨も止み,ちょうどいい塩梅に濡れた薔薇の花弁に軽く欲情。

16
5月

Rain

   Posted by: fumi    in Personal

チャリに乗れそうで乗れない中途半端な雨。降るなら降るではっきりしてほしい。旧古河庭園のライトアップも後延ばし(雨に濡れた薔薇というのも色っぺぇんだろうけどなぁ)。
気分もすぐれないので結局は終日,家でうだうだ。司馬遼太郎『坂の上の雲』(課題図書),中西佐緒莉『海外でさっさと暮らせるようになろう』(何となくそんな気分),やっと届いた『30 Jahre Playmobil』(全編ドイツ語。勉強にもよさそう)などなど,次から次に拾い読み。

10
5月

ハイウェイは滑走路

   Posted by: fumi    in Personal

四ッ谷で韓国料理。
『冬のソナタ』の舞台が出身地(ドラマを見たことがないんでどこかはさっぱり…)というおかみさんの話に聞き入る。

9
5月

Media Gathering

   Posted by: fumi    in Book&Magazine, CD

面倒なんで買ったり何だり気になっているものをひとまとめ(リンクは見本帖本店,PVを除きamazon)。
[書籍]
『別冊太陽 平田篤胤』 平凡社
何かとご縁のあるお方です。
『東北学 vol.10』 東北文化研究センター
特集「山の神とはだれか」。基本であるオコゼとの関係について多く言及。
『マーク・ダイオンの驚異の部屋講義録』 西野嘉章 平凡社
『紙とコスト』 宣伝会議
編集協力に竹尾。見本帖本店にも置いてあります。
『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子 講談社
個人的には『ハチクロ』よりもこっち。爆笑に次ぐ爆笑でずっぱまり。
ちなみにamazonでは岡村靖幸を評価したらこのマンガを奨めてくれた。
やるなぁ。
『珍世界紀行 ヨーロッパ編』 都築響一 筑摩書房
書名と著者から想像するままの本。好き者にはたまらない珍奇な名所が満載。
ただカラー図版の豊富さは認めるけど,正直,この価格(¥6,090)は高いよ。
・CD
『ポテトボーイズ No.1』 イモ欽トリオ
『ハイスクール・ララバイ』が細野さん作曲であるのは有名な話だけど,編
曲,更に演奏にもとMoonridersが全曲に渡って関わっていたとは知らなんだ。
『キテレツ大百科 Super Best』
やっぱり『はじめてのチュウ』。木村拓哉のカバーも聴いてみたいんだけど,
例によってあの「俺ってカッコイイだろ」オーラが出まくってんのかね…。
・PV
Franz Ferdinand 『Take Me Out』
モーショングラフィック版ロシアアヴァンギャルド。

8
5月

Family Tree

   Posted by: fumi    in Personal

一族郎党集まって極上の親子丼をかっ喰らった後,ガード下の一杯呑み屋でもつ煮を肴に魔法瓶で熱燗にされた(初めて見たけど合理的よね)安酒をあおる。自分含めそこに集った皆,ガード下の方が活き活きとしてしまうのはやはり血筋と言うべきか。普段は眠っているお国言葉も自然と口をつき始め(「ながらばちか」は良かったなぁ),それは楽しい夜。

8
5月

Salut Gilles

   Posted by: fumi    in Personal

人の死は全て等しい。
なんてことはやっぱり無いわけで,どうしても個人的感情によってその重さが変わることは避けられず。

つまり,毎年5/8は1982年の同日に想いを馳せる日。

御大エンツォとのツーショット
その日から5日後,Nigel Roebuckが雑誌に寄稿した追悼文