Archive for the ‘Personal’ Category

24
8月

Phantom in the Warehouse

   Posted by: fumi

genenjyo再び池袋。乱歩の土蔵,幻影城へ。室内の環境保存のために入り口からガラス越しに眺める。眼に入ったのはチェーホフやドストエフスキー,エンターテインメントの100年(洋書)など。本以外には手品道具なんて物もあった。しかし何よりもあの整理整頓の技に一番驚く。情報はただ持っているだけじゃダメなのよね。使いたいと思った時にすぐ使えるように日々の整理整頓が肝心。特に今の時代,情報そのものの入手は容易になっているんだから。
土蔵内の詳細は神保町.comにあるのでこちらで補完(ちなみにここ,澁澤龍彦の書斎もあります)。
池袋から丸ノ内線で淡路町,歩いて本の街。昼飯にアフガンカレーを食って店を出たら裏通りに見慣れない雑貨屋がオープンしている。中に入るとお手頃価格の硝子瓶。大小2種の値札がついているもののそこにあるのは1つだけで,どちらのサイズが分からない。そこで店主に訊くと,「小さいほうは表の店にありますんで,今持ってきます」といって扉の向こうに消える。表の店?。確か画材屋があったけどそこ?。大小2つを比較して大きい方を購入。まだ街歩きをしたいので帰り際に寄るからと取り置きにしておいてもらう。
レンタルCD屋でTabla Beat ScienceやCyro Baptista,古本屋で2冊ばかり文庫を入手し,そろそろ帰ろうかと先の雑貨屋へ硝子瓶を受け取りに。その道すがら,ブックブラザーに寄ったら何やら棚の雰囲気が違う。いつの間にか本以外にも雑貨を扱い始めてるよ。微妙に話の鎖が繋がり始めた予感を抱いていると,偶然,雑貨を購入するお客さんが品物をレジに持っていくところ。いつもの店主が「今,担当の者を呼びますので」といって背後の扉に消えると,そこからはさっき自分が硝子瓶を買った店の店主が現れた。やっぱり,表の店ってブックブラザーだったのかよ。

22
8月

Tokyo Genius Loci

   Posted by: fumi

medicineBag色々あって朝一で行く予定だった乱歩展に出遅れ。昼過ぎに行ったら案の定,妖しの土蔵「幻影城」は60分待ち。すぐさま断念して帰路につく。というのも,池袋は一秒でも早く立ち去りたい街。とにかくゲニウス・ロキの邪力が強すぎる。

地元に戻って本屋へ。その帰り,新しく現れた茶店に突入。店内には本棚とガラスのショーケース(こちらにも本が並ぶ)。どうやら古本屋と喫茶のハイブリッドらしく,並んだ本は購入可能であると共に店内での閲覧も自由。コーヒー飲みながら『ファミコンロッキー』や『プラレス三四郎』といった微妙に同世代感漂うものを読破。帰り際,店主に訊ねると3日前にオープンしたそうで。これから贔屓にさせていただきます。

触発されて古本屋。辞典1冊と古い虫下しの薬袋(シンプル&ポップな寄生虫にグッとくる)。

21
8月

ggg(ginza graphic glass)

   Posted by: fumi

所用後,銀座へ。昨日,アンティークモール銀座からオークションの品が落札されたとの連絡を貰ったので,その受け取りに。落札したのはニッキ水の瓶,6本セット。薄氷のような硝子の薄さにトキメキ。ちなみにググッたらニッキ水ってまだ売ってるもんなのね。実は飲んだことないんだけど,あの毒々しい色は駄菓子屋で人生を学んだ者には堪らないものがありますな。
そのままgggへ赴き「Friendly Fire バーンブルック・デザイン展」。六本木ヒルズのCI,ダミアン・ハーストとのコラボで知られるJonathan Barnbrookの展示。私的好みから言えばちょっとデザイン過剰。でも将軍様や企業ロゴで作られた曼荼羅など,社会・政治問題をシニカルに扱う姿勢には共感できるものが。
帰り際,閉店セールの雑貨屋でガラス瓶が105円均一。何に使うかは後から考えるとして,とりあえず5本確保。ついでに小さい虫籠も何個か購入(こちらも105円)。例によって蝉の抜殻を入れてみる。持ってる抜殻の数だけ買ってもいいな。また買いに走るね,俺。

15
8月

Summer Day Shaved Ice, Summer Night Zoo

   Posted by: fumi

shavedice目覚めると雨の音。何も今日に限ってと思いつつ有楽町へ行くと,予想通り大江戸骨董市は雨天中止。更に日曜はgggも資生堂ギャラリーも休み。ならばと,一度は雰囲気を確かめたいと思っていたアンティークモール銀座へ。
極端に縦長のペンシルビルの地上2階地下1階部分に,店主のいる通常店舗からアキバなどでよく見かけるショーケース形式のものまで(ひとつひとつのショーケースは段違いでこちらのほうが大きい),何十という出店数。想像以上に見応えがあり,また各店舗の雰囲気も良く(敷居の低さも素人には大切な条件)存分に堪能。あるショーケースからかき氷用の硝子器を購入。普通に昭和の日本製かと思ってたら,店の人によると1950年代のイギリス製。確かに手に取って眺めると底部に横文字で商会名(もちろんそこから時代や場所を特定できる知識はないんだけど)。アイスでも盛っていたんだろうか?。そして某店にあった天球儀。ひとつの球が鎮座するそれではなく,同心円状に鉄輪が幾重にも並んだタイプ。全体がいい具合に錆付いているのも好み。約9万円かぁ…。
2階の一角では入札オークションも開催。欲しいモノがあったら入札金額(元々記されているスタート金額以上)を記入し投函。入札者が複数いたら最高額を記入した人の勝ちで,その結果は後日通知されるシステム。物は試し,気になるモノの中からスタート金額の安い一点にちょろっと入札。
そのまま上野。お盆限定,「真夏の夜の動物園」。ワニ・トカゲとの触れ合いショー,暗闇に蠢くハリネズミ,客に背を向けふてくされたように横たわるパンダ(その傍らにはホカホカの糞),上空を飛び交う野性の蝙蝠…。夜とは関係無いものも含め,単純に動物園が久しぶりだったこともあって普通に楽しむ。両生爬虫類館もやっと入って満足。植物園と同じあのモワッとした空気感がたまらない。

7
8月

ヒゲとボインと蕎麦とかき氷と

   Posted by: fumi

午前,いつもの所用。そのまま昼飯は食わずジムに入って爆走。
帰宅後,図書館へ本・CD返却し,それと同じくらいまた借りる。15時過ぎてこの前に朝酒やらかした蕎麦屋で昼飯(酒は無し)。今日は生粉太打ちの深山。こっちのほうが好み。
腹ごなしに少し歩いて本屋。小島功の『ヒゲとボイン』があったので購入。諸々携えて今日の〆に甘味処で氷水。氷の美味しさを楽しむにはやっぱりこれ。他のかき氷メニューに比べ一番安いしね。

5
8月

何気ない平日の夜

   Posted by: fumi

ジムは休館日,仕事もぽっかりエアポケットで,久しぶりにゆったりとしたトワイライトゾーン。ならば足の向く先はひとつ,本の街(馬鹿)。いつものスヰートな餃子をビールで流し込み,いつもの古書店を巡回し,いつものレンタルCD屋で色々借りる。
そのまま流れて蓮華咲く池のほとりの骨董市を冷やかしつつ地元へ。そう言えば,近所に新しい古本屋が出来たことをこれまた近所の古本屋のウェブに書いてあったなと足を運んでみる。すると,今までも古本屋(先のウェブを持っている古本屋とは別。ややこしい)だったところの1階に新しく入店し,既存古本屋は2階に移動という形。微妙に強気な値のつけかただけど,存在すら知らなかった本がゴロゴロしていて眼福。手持ちがなかったので,ワンコインで『Seven Years in Tibet』のパンフだけ購入(和多利さん(ワタリウム館長)が寄稿していたので)して帰宅。

1
8月

朝酒朝蕎麦朝寝

   Posted by: fumi

日中行くといつも混んでて入れない近所の蕎麦屋。暑くて眼が覚めてしまったので,ならばと朝の部,7:30の営業開始と同時に行ってみる。
さすがに客の数も少なくゆったり。その雰囲気に酔ってお通しを肴に朝っぱらから冷酒をなめる。くぅ,胃にしみるぅ〜。蕎麦は二八を注文。茹で上げ後,氷水で水洗いしているのか,ざるに盛られたそれはキンキンに冷たくそしてキラキラ光ってる。もちろんウマ〜。あぁ,これで別間があってそこに布団が敷いてあったら気持ち良く眠れそう…。などと夢想しながら,そば湯で締めるまで1時間強,たっぷり満喫。
興に乗って,そのまま神社へ参詣。神主さん達が朝のお務めで境内のそこかしこを歩いている。訳もなく気分は杉浦日向子。そうこうするうちに,ちょうど図書館の開く時間になったので予約していたCDと本を受け取りに。
ここまでやってまだ9時ちょっと。勢いでこのまま朝6時からやってる銭湯に行っちまおうかと思ったけど,そこまでやると身上をつぶしそうなのでもっと爺になってからの楽しみにとっとくことに(本当は最初に銭湯で,その後に冷酒・蕎麦の流れなんだろうな)。
その代わり,これから朝寝。

27
7月

Stomach Upset

   Posted by: fumi

昨夜から胃の収まりが悪い。捻転しているような不快感と激しい痛み…。何か悪いもん食ったか?。立ち上がってもうつ伏せになっても痛いので,とにかくあお向けになって寝る,ひたすら寝る。そのうち偏頭痛も現れ出すし,いよいよ夏へのウラミツラミが本格的に噴出。
夜,某寄合(大宰府から友人上京)も当然欠席。伊豆栄の鰻,みはしのあんみつ…。こちとら晩飯も食えず寝るだけ…。

25
7月

Life in Tokyo

   Posted by: fumi

朝から微妙に偏頭痛。遠出は控え近場の用を済ませることにする。
まず眼鏡屋に出向き,ゆがみ・ゆるみを調整。壊してしまった眼鏡ケースを買い替えようと思ったら店主がタダでいいと言う。ありがたや。その店主,相変わらずの絶好調。KKの怪しい別注モデル(フレームもレンズも3倍速い色)を見せてもらったり,親戚の芸能人の裏話を聞かせてくれたり。もちろんこの界隈の話も詳しいし,敵に回すとかなり怖い。末永くお付き合いさせていただきたく…。
昼は巷で評判のうどん屋に初めて。色々と雑誌に載ってるらしく店内はそれらを手にした客でいっぱい。うん,確かに美味い。ツルツルシコシコ,あっという間にすっから。んー,地元にある幸せ。いくら美味いと評判の店でも,電車に乗ってまで食いに行くなんてちょっと自分には考えられない(他の用事のついでならまだ)。遠くの名店よりも近くの良店,それが名店だったら尚嬉し。これからも地元に金を落としていきたい所存。
美味いもん食っても頭痛は治まらず,午後は人の形をとどめられずひたすらふて寝。
夜遅く,召集命令がかかって某劇団の打ち上げに朦朧としたまま参加。なんとか気分を昂揚させるべく,途中で差し入れに一升瓶を購入。それをそのまま裸で肩に乗せ会場まで歩く。これ,一回やってみたかったのよねぇ。気分はもう影浦安武っすよ。会場では女優陣を前に本気で照れる。それを劇団の長(やり手女将)に突っ込まれて更に照れ…。あぁいう方々は舞台の下から見てるもんですな。

11
7月

SEXY SEXY MAMA

   Posted by: fumi

縁あって日本の中のアメリカへ。
最大の目的は日本から撤退してしまって久しいバーガーキング。しかしここでなら食えるという話を知って何とか機会はないかと思っていたら,さるお方と知り合えついに念願叶う。マルタ以来,4年ぶりのワッパー,そしてオニオンリングに舌鼓。うめぇ,うめぇよ…(嬉し泣き)。
その後,同じ敷地内のショッピングセンターへ。空間に漂う匂いがTARGETやKmartといった向こうのそれと全く同じ(当たり前と言えば当たり前)。