長年PlaymobilとKraftwerkに熱をあげておきながら全く学ぶ気はなかったドイツ語。学生時分,第二外国語で学んだのも今は昔…。そこで重い腰を上げ少しずつではあるけれど勉強してみることにした。
英語とは違い文法の基礎が全くなっちゃいないのでまずはそこ。それ以外は英語同様にネットラジオで耳からいきつつ語彙を増やすことを中心に。
そして日本の語学学習の定番,NHKテレビ語学番組も試しに見てみた。何の期待もせずに臨んだ第一回,講師の眼鏡先生,長岡ナターシャの所作にハートを射抜かれました…。「J」の発音指導時,文字に線を加えてヨットを描くその茶目っ気…。勉強どころじゃねぇよ!(っつーか,DVDに焼いて永久保存決定(バカ))。
Archive for the ‘Personal’ Category
友人にadidasの「Impossible is Nothing」キャンペーンを教えてもらう。Appleの「Think Different」を彷彿とさせる色調,そしてわかりやすく訴えかけるキャッチコピーとそれに続くマニフェスト。とかく斜に構えがちな性根に響きました。
TV CMではモハメド・アリ(とその娘)がメインに据えられているけれど,自分としてはサイトで紹介されている92歳のフルマラソンランナー,Fauja Singhに断然夢中。50代60代には憧れを抱くカッコイイオッサンが大勢いたけれど,さすがに90代ではいなかったよ。
痛みと痺れで眠れねぇ…。
昨夜22時には横になって気がつけば朝5時。ずーっと天井見てたよ。いつもはのび太並みの寝付きの良さを誇る身にはあまりにもつらい。
そして腹減った…。
食べることを禁じられている訳ではないけれど,現実的に右側のみでの咀嚼は無理。今日は3食VAAMゼリー。あれやこれや食い散らかしてぇ。
Broken Wisdom Tooth
左下親不知抜歯。
しかしその実態は抜くというよりは粉砕。目指す獲物は歯茎内真横に埋まりサイズも大物,更には骨にも若干かかっていてそのまま引き抜くことは不可能との判断。結果,歯茎を切開,顔を出した獲物に対し何度も亀裂を入れ,その都度力ずくで押して細かく分解(その際「パキッ,パキッ」と小気味よい音が咥内に響く)しては摘出。
45分後,10個に分解された我が分身とご対面。これはこれで趣きがあってなかなか。歯の断面なんて見たことなかったし,またそれぞれに肉片が微かに付着しているのも味わい深い。もちろんお持ち帰り。
帰宅後,こんな時のためにと買い溜めしといたガラスビンに脱脂綿を敷きそこにバラバラの分身を置く。これからラベルも作らないと。
Smokeless Zone
電車内でよく見かけるJTの煙草マナー広告。
言われたって分からない方々がいるんだから,何を今さら言ってんだよ。などとは考えずに全面的に応援したいのですが…。
ものすごい素朴な疑問なんだけど,マナーを呼びかける文章に日本語と共に英文が併記されているのはなぜ?。しかもその横のピクトグラム(これがまたわかりにくいんだけど,今は置いといて)内の文字はなぜ英語のみなの?。マナーのなっていない英語を母国語とした日本在住者のほうが,マナーのなっていない日本語を母国語をした日本在住者よりも多いの?。いやほんと,誰に向かってマナー向上を訴えているの?。
なんかね,こういう気分だけを表したデザイン(デザインのためのデザインと言ってもいい)って非常に腹立たしいんです。伝えるべき本来の目的を忘れて(もちろん確信犯だとは思うけど),ただ私達はちゃんと考えていますという態度を取りたいがためにやっているとしか思えない…(それともこちらがひねくれすぎ?)。
ピクトグラムを使用しているのも無意味に表現を柔らかくした偽善ぽさが滲み出ててさ(ピクトグラムという表現手法が現実そのものじゃないなんてのは当たり前だから言いっこなしね)。例えば「たばこを持つ手が子供の顔の高さだった。」と本当に言いたいんだったら,現実にサラリーマンあたりが街を歩き煙草してさ,その煙草が子供の眼にぶつかる寸前(実際にぶつかってても全然オッケーですよ)を撮影したものを使ったらいいでしょう。それを子供の身長と同じ高さの煙草を縦に立ててさ,だから何なの?。これで本当にその危険性に気づくの?。
Amazonの気まぐれパスタ
しばしばAmazonの「おすすめ商品」を覗く。
ヘビーユーザーにとっては何を今さらだけど,これは今までの購入,または評価履歴からその人の嗜好を判断し,「あんたが買ったCDのミュージシャン,こんなものも出してまっせ」,「あんたが買ったDVDの監督,こんなのも撮ってまっせ」といった具合に新しい商品を奨めてくれる機能。まだそこから購入には至っていないものの,知らなかったモノの存在に気づかせてくれるという意味においては非常に興味深く眺められる。
で,各商品のお奨めに際して「おすすめ理由」というのも記されているんだけど,上記のような直接的理由なら話は簡単。しかし時として自分には全くもって意味不明な繋がりから奨められるモノが現れる。その人智を超えた連関に世界の全ては繋がっていると思わずにはいられない。
例えばこんなのはまだわかりやすいほう。
・DVD『マグノリア』
・おすすめ理由:David Sylvian『Everything & Nothing』を購入または評価したから。
これはアルバム1曲目に『The Scent of Magnolia』という曲があるからでしょう。
でも,こうなると途端に首をかしげる。
・DVD『美しき日々』(韓国のドラマらしい)
・おすすめ理由:David Sylvian『Gone to Earth』を購入または評価したから。
ちなみに同じ理由で『冬のソナタ』(これまた韓国ドラマらしい)も奨められている。ということは,個々のドラマとの繋がりというよりも韓国ドラマ全般とデビシルの間に何らかの関連性があるのでしょうか?。
更に同じ『Gone to Earth』繋がりではこんなものも奨められる。
・DVD『ラス・メイヤー ヴィクセンBOX』
そりゃさ,ラス・メイヤー,嫌いじゃないけどさ…(あ,あの人工乳は嫌いだ)。デビシル,韓国ドラマ,セックス&バイオレンスの巨匠が一本の線で繋がるってことに驚いてしまって,もうどうしたもんかと(っつーか,『Gone to Earth』って一体どんなアルバムよ…)。
最後に個人的傑作二篇。
・DVD『地獄甲子園』
・おすすめ理由:XTC『Black Sea』を購入または評価したから。
・『Very Best of Million』(エロDVD)
・おすすめ理由:Mark Petersen『日本人の英語』を購入または評価したから。
訳分からん…。漫☆画太郎とXTC,そして岩波新書を評価してエロDVDを奨められるとは夢にも思わなんだよ…。
Back to Mine
断線による不具合から4ヶ月超,意を決してB&OのA8を新調。やっぱりiPod純正イヤホンとは雲泥の差(比べられるかよ)。卸し立てで高音がシャリシャリだけど,エージングによって徐々にまろやかになることでしょう。
で,一応自分のためにも覚え書き。
A8の断線については保証範囲外だと思っていたものの,ショップスタッフに直接尋ねたら実は範囲内とのこと(ネット情報を鵜呑みにした悪い例)。ただ範囲内とは言っても無償というわけではなく,9,000円の交換費用が必要。それを保証と言うのかどうか個人的には微妙なところだけど,新調すると14,000円だからまぁ良しとするしかないのかも。
ちなみに保証期間は購入から2年。保証書は無くさないようにしましょう(えぇ,何処を探しても保証書が見つからず,結局新調したってわけですよ…)。
Running Up That Hill
帰宅時,いつものレンタル屋にCD・ビデオ・DVD諸々を返却。のはずが,途中の電車の中で念のために確認したらDVDが入ってない…。仕方なく一度家に戻って準備。が,今日は返すだけだから帰りは手ぶらだな,などと思ったが最後。だったら走って帰ってくりゃいいやん(さすがに行き,借り物を揺らしながら走るのはマズいでしょ)。と,バカなアイデアが思い浮かぶ。
夜も21時過ぎ,Tシャツにシャカパン,ジョギングシューズの出で立ちで電車に乗り,そして無事返却。
いざ,ちょろっとストレッチの後にスタート。はい,10分ちょいで到着。ってなんだよ,電車よりも早いんじゃねぇかよ(乗車時間は5分もないけれど,レンタル屋→出発駅,到着駅→家の間の徒歩で10分はかかる)。これでも遠回り + 丘登りのコースを選択してのこと。谷を行けば10分かかんないのか…。
いつものとこで髪切り。が,担当のオッサンが忙しく,予約時間を過ぎてもしばらく待たされることに。そこでスタッフの一人から手渡されたのが『ソトコト』。自分からは絶対に読むことのない雑誌ではあるものの,細野さんのコラムがあることだけは記憶していたのでそこだけは見てみようかとページを開く。
お題はネイティブ・アメリカンの”Right Time, Right Place”(翻って”Wrong Time, Wrong Place”)の話。あまりにも不意打ち。しかし今これをここで読むことになったのも偶然という名の正しい必然と考えれば,ここ数日の雲も払われていく気持ちに(更に言えばその雲も必然だったのかもしれないし)。
やっと現れたオッサンとは細野さんから始まって来週のDavid Bowieライブの話(ロンドンで何度か見たというジギーの頃のライブ話も拝聴)。そうこうしながら後ろ髪はバッサリ。軽〜。見事,Aéro Dynamikに長けた姿となってこれからもバカ走りに勤しむ所存。
マルイ月トゥスヰート
帰宅時,突然どうにもこうにも抑え切れない衝動に駆られ,進路をスヰートポーヅへ。振り返ると今年初。大皿 + 水餃子でウマー。
食後はまだ開いている古本屋をいくつか巡った後(リンチのインタビューが載った『WIRED』なんかを100円で買ってみたり),いつものレンタル屋。『ソランジェ』借りる。
見上げるともうすぐ満ちる月(単にタイトルにあわせたかっただけ)。