サンフランシスコ在住の現地の人にお願いしてiTunes Music Storeでの音楽購入を初体験。
試聴までは日本で何回もやってたけど,購入までやってみるとその簡便さが本当に実感できたよ。幸いと言うか,決め撃ちでどうしても欲しいものは少なかったので散財せずには済んだけど,逆にその検索の容易さから思いがけない曲に出会う可能性はかなり高いかも(例えば曲名で検索かけたらカバー曲がいっぱい出てきて,あの人がこの曲をなんていう発見とか)。
で,実際に買ったのはbjork姐さんのiTunes Music Storeオリジナル盤(既発の曲に混じって,インタビューや未発表のライブ音源などを収録),CDで買うのを忘れていたmumの『Dusk Log』,更に$1だけ余ったんで『Monty Python Holy Grail』の中の1曲『The Tale of Sir Robin』を。
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9日にNHK FMで放送された面影ラッキーホールのライブ。
どうにも早く聴きたくて,録音してくれた日本某所へサンフランシスコからSkypeOutで電話し,それ越しで鑑賞。しかし録音媒体は今時それかよというカセットテープ。ハイテクなのかローテクなのか一体何なのか…。っつーか,コンピュータで放送を直に録音,そのファイルをネットで送ってもらえば済む話なのに(でも,こんなテクノロジーの無駄使い,実は嫌いじゃない。しかもSkypeOutだから1時間電話し続けても通話料は¥160)。
肝心のライブ自体は大満足。曲はもちろんだけど,まさか靖幸ちゃんの物真似弾き語りをやるとは!。こういう関心の連鎖があるから人生はおもしろいっす。
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Fuji Rock Festival ’05にSigur Ros,キターッ!!。
・Fuji Rock Festival ’05
それだけでも大変なのに,更にMercury Revまで来るよ。
なんだかんだで足を運ぶことのなかったフジロック,ついに初参戦かも。
Amazonに勧められたCDを借りる(買わないところがまぁね)。
・『代理母』 面影ラッキーホール
・『音楽ぎらい』 面影ラッキーホール
今までその存在を知らなかったことが非常に悔やまれる…。特にその歌詞世界は単純に賞賛するだけでは収まらず,無意味に悔しさや嫉妬が込み上げるほど。
タイミング良く,来月にはNHK FMでライブ音源の放送。巡り合わせの機微に感謝。
方々からCD借りる。
・『The Texas Chainsaw Orchestra』 The Texas Chainsaw Orchestra
ジャケも奏でる音楽も全く意に介さず,ただただバンド名にやられて手に取る。
ライナーを読むと,バンド名そのままにチェーンソーがメイン楽器。一聴,後,
爆笑。ほんとにチェーンソーだよ。音の高低もしっかりしてて上手いよ。しか
もカバーする曲の選択眼がまた良し。『Sabre Dance』ってなんだと思った
らハチャトゥリャン『剣の舞』だよ。チェーンソーで剣かよ。
他にもビートルズ『Birthday』,アラニス・モリセット『You Oughta Know』
など。笑った…。
・『男 宇宙』
各界の名だたる男・漢・オトコ達の歌曲を集めたコンピレーション。
横山やすし『さよなら大三元』,楳図かずお『へび少女』,ジャイアント馬場
『満州里小唄』…。チョーさんやアントンに至っては歌じゃなくて語りだし…。
CD1枚なのにケースは2枚用の分厚いものを採用というのも,大きいこと
は素晴らしいという男イズムに溢れております。
・『Pure Electric』 鈴木賢治
現Simpy Redのギタリスト,自分の中では永遠のギター小僧。1988年
のアルバム。坂本龍一『Ballet Mecanique』でのギターを聴いて以来,
無条件で好きなアーティストです。
・『Trans-Europe Express』(英語版) Kraftwerk
何を今さらですが,大昔に買った同名CDはドイツ版。故にもちろん歌詞も
ドイツ語。ということで,今の今まで英語歌詞でこのアルバムを聴いたこ
とがなかった。
1曲目の『Europe Endless』からものすげぇ違和感。完全にドイツ語に慣ら
されてた(意味は取れてないけど…)。唯一,ライブで体験している
『Trans-Europe Express』だけは大丈夫だったけど,それ以外はしっくりく
るまでちょっと時間がかかりそう。
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アマゾンからCD,昭和のいる・こいる『そんなもんだよ しょうがない』到着。
元旦,鈴本演芸場での初コンタクトの余韻覚めやらず。そんなこんなでネットを徘徊していたらCDを出してたことを知り,すかさずワンクリック。
とにかく歌うまっ。唱歌風なんだけど男前な雰囲気も漂う不思議な歌い方。歌詞(作詞:高田文夫)はまんま漫才のネタ風味,ポジティブな諦観っぷりがたまらない。悲観や恨み辛みを口にしたって始まらない,そうそうそう,そんなもんだよ,しょうがないしょうがない。
しかし何と言っても,このCDの目玉は芸能生活35周年記念漫才の完全収録。そりゃもう25分間笑いっぱなし。笑いを堪えようとするととんでもない顔になるんで,街を歩きながら聴くの禁止。
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Cinefil Imagicaで毎年恒例「世界の短編100本:24時間大放送!!」。全部は見てられないのでとりあえず気になったものを選りすぐって。その中でも1994年のローマとサラエヴォにおける同じ10分の対比を描いた『10 Minuta(10 Minutes)』の皮肉は殊更強烈。製作国はもちろんボスニア・ヘルツェゴヴィナ。
午後,有楽町で『カンフーハッスル』。
ドラゴンがどうこうというよりも,個人的にはやっぱり最後は仏様だよなという想いを新たに。そういう意味では『マッハ!!!!!!!!』と同じ見方。そしてどちらも素晴らしい。
夕方,上野に流れて鈴本演芸場で「新春爆笑特別興行」。
まずはなんと言っても昭和のいる・こいる師匠。やっと,本当にやっと生で見た。どこまでもいい加減,でもそれがたまらなく好い加減。はいはいはい,そうそうそう,そんなもんだ,しょうがない。
そしてやっぱり寄席の雰囲気は堪えられん。「バカ」だの「キチガイ」だのという言葉が普通に話され,更にくっだらねぇ(でも大爆笑)下ネタが次から次に飛び出す。出演者の交替テンポがいいから3時間という長丁場もあっという間。今年は折りを見て通うかも。
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神保町をブラブラした後,恵比寿に向かい「バラード・エレキテル」。
ただSketch Showのライブだからと誘われて行ったら,その前に対バン(と言うか前座と言うか)が2組。事前に調べなかった自分を呪いつつも,クラブのソファや家で寝転がりながらまったり聴くような音をあのオールスタンディングの環境で出されてもよぉと毒づく。しかもそれが30分くらいならまだしも,それぞれきっちり1時間,つまり合計2時間。拷問,もしくはSketch Showへの忠誠度を測る苦行ですか?。会場後方で壁にもたれながら座り込み,ぐっすり眠らせていただきました。
21時を廻ってSketch Show。想像以上にフィジカルなステージ。細野さんはずっとベースを握り,Y.Tも半分以上の曲でドラムを叩く。そして驚いたのは小山田圭吾のギター。それが無いと曲が成立しないかのような存在感,あんなにカッコイイ音を出す人だとは知らなかった(Flippers Guitar,ソロ活動共にかすりもせずに生きてきたもので)。
バックの映像は黒川良一。自分の中では高木正勝よりもこっちのほうが好き。気になったのは『Walking to the Beat』(帰宅後,ネットで確認。確かにY.Tが口にした歌詞はまんまそうだったんだけど,アレンジが全然違うんで会場では気づかなかった)で流れた映像。それまでのCGモノから一転しての実写映像。しかも何か見たことあるぞと思ったら『Session 9』そのものじゃねぇかよ。演奏そっ ちのけで,なぜこの曲でこの映画を使うのか,その関連性が気になって仕方ない。更にラストでは客席をリアルタイムで捉えた画像が流されてますます深読み。お前らはあの病院の患者と一緒(もしくは清掃業者)だとでも言いたいんすかと邪推。
天気が良すぎるんでチャリ。
午前はいつもの所用,後,いつものレンタルCD屋。ラインナップは以下の通り。
to rococo rot. 『.cd』
安心して身を委ねられます。
meg 『room girl』
岡村靖幸プロデュース曲『スキャンティ・ブルース』が聴きたくて。イントロでベースが鳴った瞬間,「あ,岡村靖幸」。でも『イケナイコトカイ』のカバーは食えねぇなぁ…。その一方でFlippers Guitar『Groove Tube』のカバーは気持ち良し。この差は原曲への個人的な思い入れの違いなのか。
野坂昭如 『ザ・平成唱歌集・巻之二』
愛聴盤となっている『巻之一』に比べるとどうにもパンチ不足。
つぼイノリオ 『あっ超ー』
説明の必要無し。『極付け!!お万の方』(期待と寸分違わない詞の世界),そして『金太の大冒険(お子様にも安心してすすめられるヴァージョン)』(これでもすすめられないと思うけど…),その他諸々,勉強になります。
Senor Coconut Y Su Conjunto 『El Baile Alaman』
大西洋を渡りラテンに染まったKraftwerk。『Expo2000(Mambo)』(このアルバムには未収録。コンピアルバム『ar』に入ってます)をはじめ何曲かは耳にしたことはあったけれど,ようやくフルアルバムで。
バカ最高!。本家以上に色気漂う『Showroom Dummies(Cha-Cha-Cha)』,まんまMartin Dennyな『Neon Lights(Cha-Cha-Cha)』,『Autobahn(Cumbia Merengue)』はエンジンかからずあきらめて車から降りるし(その際,何か言ってんのが気になる),ラストは本家の『The Mix』やライブ同様に『Music Non Stop』で終わるところもニクイ。オリジナルへの溢れる愛あってこそのこの完成度。いやほんとただただ素晴らしい。