1
11月

Winner Kills All

   Posted by: fumi   in Movie

毎月1日は映画の日。ということで,国技館を後にしたその足で『Freddy vs. Jason』。
やっぱり8月の旅行時に現地で見とくんだったと後悔せずにはいられない笑いと涙の98分。この信じ難い悪夢に巻き込まれた割には妙に冷静な高校生達には爆笑(まさかホームアドバンテージを考えるとは),でも「Freak Show, Freak Show」(と,自分には聞こえた)と囃す同世代のガキ共に追い立てられて例の湖に落ちる幼少時代のジェイソンには涙(でも現地で見てたら一緒に囃し立ててたかも…)。
ところで,今回行った丸の内ピカデリー2。スクリーンに向かって2階席右側がレディースシートとして設定されてたんだけど,素敵なことに期間はこの『Freddy vs. Jason』の上映中のみ。自分が見た時は2人が着座(館内全体がそもそも閑散としていたけどね)。そりゃもう眩いばかりに輝いて見えたもんですよ。
続けて隣でやってる『Kill Bill』を再び見ようかとも思ったんだけど,ダライ・ラマ法王からの濃厚な流れにさすがに疲労困憊。来月の映画の日にしようということで退散。

1
11月

Power of Compassion

   Posted by: fumi   in Miscellaneous

国技館にてダライ・ラマ法王来日講演「慈悲の力 “Power of Compassion”」。
司会はピーター・バラカン,そして開会の辞に吉本ばなな。
チベット語に時折英語を交えながらの約2時間の講演(もちろん日本語通訳あり)。様々な意味で高度に想像力を働かせる必要のある場だったということも含めて,非常に堪能させていただきました。自分は慈悲の境地からは程遠い人間ですが,「物には限りがあるが,物の考え方には限りがない」という言葉は心にしかと受け止めることができました。
今回,初めて法王と同じ場に肉体を置くことが出来たわけですが,期待していたユーモアの部分を垣間見ることが出来たのも喜びのひとつ。質疑応答(最初にピーター・バラカンが「欲しいのは質問であって,決して演説ではないのでその辺よろしく」と釘を刺したのもまた秀逸)で,「愛情は時として執着に変化することがありますが,その両者の違いは?。そして執着に陥らないための策は?(要約)」との問いに,「それは明日話すテーマだ。もし暇があるのなら,明日また来てくれ」(翌日,有料講演の予定が組まれていた)と返した瞬間,つい爆笑。ある意味,ドライで商売上手な一面もないと捌き切れないよなぁと,勝手に想像。
講演の最後には宮沢りえが登場して法王にカター(kha btags。友人が旅立つ際,安全祈願を込めて渡す白い礼布)をかける。最後の最後まで想像力が必要。

31
10月

The Album

   Posted by: fumi   in Yasuyuki Okamura

卓球のサイトで,”岡村靖幸と石野卓球”改め,”岡村と卓球”のアルバム『The Album』のリリースを知る。元々は今年3月リリース予定だったものの,その直前になって突然の中止。そのまま歴史の闇に葬り去られてしまうのかと思っていただけに,もうたまらなく嬉しすぎ。
そして今は,HMVで開陳された曲タイトル(スペルミス,なんとかしようよ)で脳内妄想膨張中。シングルリリースされるはずだった#3の『New Wave Boy』に始まり,#5はやっぱりあれのことだろうし,そして#11はCAN,#12は伊藤銀次(そして森田一義)のカバーなのか!?。
まさしく”The”がつけられるにふさわしい1枚になりそうな予感。

31
10月

Long Distance Version 1

   Posted by: fumi   in Personal

文字通り走り続けたこの1ヶ月。振り返って足し算してみたら,120kmくらい走ってた。1日平均で7km。これが週に4日か5日でこの数字。やれば出来るもんなのね(っつーか,これくらいやっとけよ,何年ジムに行ってんのよって自問)。
ここからまた距離を延ばすのは難しいけれど(体力の限界に加えて怪我が怖い),とりあえずジム退会の年末まで今のペースを維持できれば,楽しい正月を迎えられそうな。

26
10月

Run, Don’t Walk

   Posted by: fumi   in Book&Magazine, Personal

「止まると死ぬ」(© 間寛平)とばかりに,走りバカへの道を邁進しつつある昨今。今日は休日ということもあって,ついに10kmまで距離を伸ばす(時間にしてちょうど1時間)。お前は市民ランナーにでもなるつもりなのか?。
ジムを出たら,そのまま神保町に向かって各所巡回。購入意欲満々だったアイデアのソール・バス復刊本は,実際に手にとって眺めてみたらしっくりこなかったのでとりあえず保留。Janisも借りたかったものが軒並み出払っていてダメ。結局,カバンに入ったのは『穹+』(鈴木清順と対談する山口小夜子,そしてダラムサラの記事に惹かれて)のみ。
まぁ,今週からが始まるので,どうせまたすぐ行くということで。

26
10月

The Last Chance

   Posted by: fumi   in Miscellaneous

普段ほとんどテレビを見ないので,後になって「そんなのやってたのかよ!?」と後悔すること度々。今日もBBC Worldでコンコルド最終フライトが生放送されていたことを知って愕然…。
にしてもBBC World,サイトでの告知遅すぎだろ(と,とりあえず余所の所為にしとく)。

25
10月

Killed by Lines

   Posted by: fumi   in Movie

『Kill Bill』初日。
オールナイトのゆるーい雰囲気の中でバカ笑い(見る前から既に笑うこと前提)しながら見たかったんだけど,小心者故につい次の日の体調を考えてしまい,普通に19:00から鑑賞。
視覚からの刺激には心構えをもって臨んだのでそれなりに耐えられたけど,その一方で防御力をアップしておかなかった聴覚が完全にやられた。特に千葉&ギャバンの限界ギリギリトークがもう…。外人さんの日本語は笑えて当たり前(しかも発音よりも,むしろ噛み合わない言葉のやり取りのほうがツボにはまる)。日本人の日本語でここまで笑わせていただけるとは。いやぁ,日本人で良かったと本当に思ったひととき。欲を言えば全ての日本語部分に英語字幕をつけて欲しかったけど(アメリカ版での千葉&ギャバンのトークはどう英語字幕になってんだろ?),それはDVDになった時にでも確認しよう。
以下,その他の個人的感想と妄想(ネタバレ含む)。
麿さん,何やらかしてくれんのかと期待してたのに存在感薄すぎて残念(お手ふき投げただけかよ)。
ルーシー姐さんの最期,『ハンニバル』での例の蓋が開く絵がフラッシュバック。更には降りしきる雪をかきわけ,レクターがフライパンとカセットコンロを持って走ってくる姿まで思い浮かんでしまってもうダメ。
通訳のジュリーさん,もう少し気の強い性格だったら『Monty Python and the Holy Grail』のBlack Knightになれたのにね(代わりに,自分の頭の中でユマにへなちょこパンチ&キック(強気発言込み)入れまくっておきました)。
エンドロール最後にR.I.P。勝新や深作欣二と並んでチャールズ・ブロンソンの名前もあったような(他にも2・3人いたけれど確認できなかった)。

19
10月

10代の秘かな欲望

   Posted by: fumi   in Book&Magazine, Personal

Phillip Glassで怒濤のライブ週間も終わりと思いきや,最後にもうひとつ追加公演。奇異なる縁が繋がって,某中高一貫校の文化祭に足を運びブラバンの演奏を聴く。
演奏終了後,せっかくだからと校内を巡って各部の展示を眺める。卒論発表会に普通に驚き(高校で卒論があるとこ,初めて知ったよ),同一教室で展示を行う鉄道研究会(ジオラマ有り)と文藝部(やる気無くコバルト文庫を読み耽る銀縁眼鏡の女子生徒達)には激しくときめき,古本コーナー(50円均一)では『ツイン・ピークス クーパーは語る』を捕獲し。また部員が描いた直筆イラストの無料配布を行っていたマンガ部では,唯一の男子部員による殴り書きに近いRX-78のラストシューティング(「ビシューン」の擬音入り)に心をわしづかみにされる(10代半ばでも初代ガンダム知ってんのね)。
にしても,何と言うかもう甘酸っぱい景色の数々。岡村ちゃんライブの後ということもあってか,終いには思い出さなくてもいい自分の学生時分までフラッシュバックしたり…。
一通り堪能したら,その足で神保町へ赴き諸々捕獲。
・別冊映画秘宝『「キル・ビル」&タランティーノ・ムービー インサイダー』
・『映画秘宝 vol.27』
・『遊 1981 8/9合併号』
別冊映画秘宝は説明の必要無し。『映画秘宝 vol.27』は,買おう買おうと思って長らく放置していた「この映画を見ろ! 2002年版」の号。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(金子南平のイラストに涙)に『ギャラクシー・クエスト』(最後に報われるのはヲタ),そして『処刑人』(デフォー!!)と,ツボにはまったタイトル満載。ちなみに『処刑人』だけDVD買ってないんだけど,やっぱりあのステキテキテキでムテキンなデフォーをいつでも見られるように買っとくべきか。最後にこちらもエアポケットのように欠けていた『遊 1981 8/9合併号』 。松岡正剛が選ぶ365冊がメインなんだけど(千夜千冊とかぶっているものもあり),それよりも19歳の手塚真の風貌,そして(おそらく)自室の景色のほうが正直おもしろすぎ。怪奇ものの雑誌とフィギュアに囲まれてカッと眼を見開いたその姿,ベクトルこそ違えど『ギャラクシー・クエスト』のブランドン君がふと頭をよぎったよ。

18
10月

Powaqqatsi -life in transformation-

   Posted by: fumi   in Live, Movie

2日目。すみだトリフォニーホールにてPhilip Glass『Powaqqatsi』(1988)。
の前に,『Koyaanisqatsi 』『Powaqqatsi』共にチケット購入した人を対象にした『Anima Mundi』(1993)の特別試写会。いやぁ,ぐっすり眠らせていただきました。以上。
で,『Powaqqatsi』。
『Koyaanisqatsi 』から打って変わり,人間そのものの営みに焦点を合わせているためか,カタストロフィの類を感じることは無し。でもそれが逆に妙な安心感を覚えることになって,個人的には『Koyaanisqatsi 』ほどの衝撃を受けるまでには至らず(音楽もまた,希望や心地良さを感じるくらいのもの)。でもそれは2つの作品が全く別の魅力を持っているということなので,その差違を感じ取ることこそが大事なのかも。
ライブ終了後には,Phillip Glass本人を招いてのアフタートーク。チベット(『Kundun』の音楽,彼だったのか…),政治家,アメリカ(冗談半分に「まだホワイトハウスに招待されたことないんだよな」とポツリ),テクノロジー,人としての行動規範(「暗いと不平を言うよりも進んで明かりを点けましょう」),子供(こんな時代だからこそ子供生め(この辺,岡村ちゃんとだぶるものが。っつか,あの年(66歳)でまた新しくパパになるんだって!))と,興味深い話が色々。それらがすんなりと頭の中に入っていくから自分でも驚き。穿っているとは思いつつ,これも彼のバックボーンを知らないが故か?(背景を知っている人だと,どうしても耳に入る前に拒絶してしまうのよね…)。

17
10月

Koyaanisqatsi -life out of balance-

   Posted by: fumi   in Live, Movie

すみだトリフォニーホールにてPhilip Glass『Koyaanisqatsi』(1982)。
自分にとってのPhilip GlassはDavid Bowie『Low』をシンフォニーにした作品『Low Symphony』の人くらいの存在感。なもんだから,この作品も名声はうっすらと聞き及んでいたもののもちろん未見。それを途中(既発のLD・ビデオその他)すっ飛ばして,いきなり映像にあわせてGlass自らを含むアンサンブルが生演奏する形態で見てしまうことにちょっとした後ろめたさを感じつつ会場入り。
序盤の間延びした映像にどうしよう(チケット高かったのになぁとか(我ながら小さい…))かと思ったけれど,中盤,集積回路基盤と都市の俯瞰図がオーバーラップする映像が流れた頃から徐々に没入。低速・高速を絶妙に絡み合わせた映像とそれぞれの速度の印象を増幅させる音楽に,心地良さを伴って意識が遠くなり始める。
その先に待っていたのは,超高速映像(グランドセントラルターミナルを行き交う人々,夜の闇を疾走する自動車(両脇を幾十もの線となって駆け抜けていくネオン,『2001年宇宙の旅』のスターゲイトのシーンかと思ったよ)等々…),そしてそれに重なる超高速ミニマル。視覚・聴覚共に完全にオーバーフロー。しかしそれに逆らうかのように意識は過剰なほどに明瞭。っつーか,この気持ちよさは一体何!?。
しかし,超高速の世界が突然終わるとその先には,ゆるやかに,そしてだからこそ確実に見せつけられる文明の挫折が。人間であることの不幸を呪わずにはいられない。でも前に進むしかないというラスト(ふと『オネアミスの翼』が頭をよぎる。これを参考にしてたりしてたのかな?)。いや,生で体験できて本当に良かったです(DVDも出たけれど,せいぜい記憶の再確認程度にしか感じられないだろうな)。Phillip Glassの過去の作品もこれからしっかり勉強します。
あ,勉強と言えば『サウスパーク』。この映画(Phillip Glassも登場するとか?)が取り上げられている,エピソード#110「おしゃべりウンチのMr.ハンキー」も見なきゃ。