ヒゲとボインと蕎麦とかき氷と
午前,いつもの所用。そのまま昼飯は食わずジムに入って爆走。
帰宅後,図書館へ本・CD返却し,それと同じくらいまた借りる。15時過ぎてこの前に朝酒やらかした蕎麦屋で昼飯(酒は無し)。今日は生粉太打ちの深山。こっちのほうが好み。
腹ごなしに少し歩いて本屋。小島功の『ヒゲとボイン』があったので購入。諸々携えて今日の〆に甘味処で氷水。氷の美味しさを楽しむにはやっぱりこれ。他のかき氷メニューに比べ一番安いしね。
表参道から根津美術館方面へ向かい(いきなり余談。途中でPRADAのガラスタワー(PRADA AOYAMA epicenter)を初めて見る。とにかくファサードがすごいな。今度は夜に見てみたい),Cafe Eightでの「ハチミツカンパニー Bee Beeの至宝展」。本格西洋風蜂蜜屋として創業したハチミツカンパニー Bee Bee社が,今年350周年を迎えるということでそれを記念して行われた展覧会。つまりはクラフト・エヴィング商會のような架空に遊ぶスタイル。こういうのは大好きです。
青山墓地を突っ切って精神世界書店「ブッククラブ回」(特集に惹かれ(「神聖幾何学を極める」)『StarPeople』購入),更に旅専門書店「book 246」(例によって期待しすぎてガッカリする悪い癖)と本屋をはしご。
勢いで谷中全生庵にて幽霊画。画の公開自体はまるまる8月の間やってるんだけど,運悪く今日は同じ境内にて圓朝まつり。落語家の出店がいっぱい,客もいっぱい,更には交通整理のガードマンもいっぱい。空気がザワザワ五月蝿すぎて幽霊画を見る雰囲気ではなかった…。
それでも久しぶり(3年?。それくらい経ってそう)に見たこともあって堪能。月岡芳年や伊藤晴雨といった有名どころはもちろん,光村「月に柳図」(上記サイト,[全生庵.TV](ウィンドウが最大で開きます)→[幽霊画ギャラリー]→[サムネイル版]→40番)の地と図の関係性を使って見せる抽象の幽霊には悔しさすら覚える。
やっぱりもう1回,もっと人気の無い時にひっそりと見に行こ。
午前,いつもの所用。そのまま昼飯は食わずジムに入って爆走。
帰宅後,図書館へ本・CD返却し,それと同じくらいまた借りる。15時過ぎてこの前に朝酒やらかした蕎麦屋で昼飯(酒は無し)。今日は生粉太打ちの深山。こっちのほうが好み。
腹ごなしに少し歩いて本屋。小島功の『ヒゲとボイン』があったので購入。諸々携えて今日の〆に甘味処で氷水。氷の美味しさを楽しむにはやっぱりこれ。他のかき氷メニューに比べ一番安いしね。
Music On! TVで「アーカイブ! Viewsic Special : Sigur Rós」(2002/10/25放送のリピート)。
アイスランドロケによるメンバーインタビューを軸に2001/10/14の渋谷クアトロでのライブ映像を挟んだ構成。例によって舌巻き過ぎのアイスランド人英語に苦しみつつもお宝満載の現地映像に興奮。なかでもメンバー以外の現地アイスランド人へのインタビューで,今は無きレコード屋「Hljomalind(通称「うさぎレコード」。店のロゴにうさぎが使われているんで勝手にそう命名)」の店員の兄ちゃんが登場。懐かしー,その顔,見覚えあるぜ(2000年夏に訪れました)。っつーか,兄ちゃん。俺が「アイスランドでお薦めのバンドは?」って訊いたらmúmしか教えてくんなかったじゃねぇかよ。
渋谷クアトロのライブ映像は『Untitled #1』『Svefn-g-englar』『Untitled #5』『Untitled #8』の4曲。更に1999年のIcelandic Opera Houseでのライブ映像もちらりと(オフィシャルサイトにあるものの別カメラアングル)。
約80分,お腹一杯,大満足。もちろんDVDに焼いて保存決定。
Tags: Sigur Ros
ジムは休館日,仕事もぽっかりエアポケットで,久しぶりにゆったりとしたトワイライトゾーン。ならば足の向く先はひとつ,本の街(馬鹿)。いつものスヰートな餃子をビールで流し込み,いつもの古書店を巡回し,いつものレンタルCD屋で色々借りる。
そのまま流れて蓮華咲く池のほとりの骨董市を冷やかしつつ地元へ。そう言えば,近所に新しい古本屋が出来たことをこれまた近所の古本屋のウェブに書いてあったなと足を運んでみる。すると,今までも古本屋(先のウェブを持っている古本屋とは別。ややこしい)だったところの1階に新しく入店し,既存古本屋は2階に移動という形。微妙に強気な値のつけかただけど,存在すら知らなかった本がゴロゴロしていて眼福。手持ちがなかったので,ワンコインで『Seven Years in Tibet』のパンフだけ購入(和多利さん(ワタリウム館長)が寄稿していたので)して帰宅。
先人の話には耳を傾けるべき。朝酒は確かに身上潰すかも,肉体が言うことをききません(心はふわふわと楽しいから,またやりたくなる誘惑に駆られるのがまた)。それでも15時過ぎ,なんとか体を起こし銀座へ。遅い昼飯にタイ料理屋でフォーを食って気分を昂揚させ,いざ『マッハ!!!!!!!!』。
アクション,凄かったですよ。武器としての肘がこんなに恐ろしいものだとは思わなかったですよ。でも自分にとってこれはアクション映画ではなし。盗まれた仏像(寒村の守護仏)を村の若人が取り戻しに行くというストーリー,仏像の盗掘・密輸を生業とし「私こそが神」という唯一神な発言をする大ボスに下る仏の罰…。そう,仏教映画として素敵なことに目頭が熱くなりました。そしてアクションはその気持ちを表すための武器。ただ単に口だけで仏の道を説かれても胡散臭くてお仕着せがましいだけなんだけど,それをあの捨て身のアクションで見せてくれるからこそ本気が伝わってくるわけで。
だからアクションはいいけどストーリーが薄っぺらくてダメとかは言いっこなし(っつーか,この2つを分けて考えること自体,自分には出来ないよ)。
日中行くといつも混んでて入れない近所の蕎麦屋。暑くて眼が覚めてしまったので,ならばと朝の部,7:30の営業開始と同時に行ってみる。
さすがに客の数も少なくゆったり。その雰囲気に酔ってお通しを肴に朝っぱらから冷酒をなめる。くぅ,胃にしみるぅ〜。蕎麦は二八を注文。茹で上げ後,氷水で水洗いしているのか,ざるに盛られたそれはキンキンに冷たくそしてキラキラ光ってる。もちろんウマ〜。あぁ,これで別間があってそこに布団が敷いてあったら気持ち良く眠れそう…。などと夢想しながら,そば湯で締めるまで1時間強,たっぷり満喫。
興に乗って,そのまま神社へ参詣。神主さん達が朝のお務めで境内のそこかしこを歩いている。訳もなく気分は杉浦日向子。そうこうするうちに,ちょうど図書館の開く時間になったので予約していたCDと本を受け取りに。
ここまでやってまだ9時ちょっと。勢いでこのまま朝6時からやってる銭湯に行っちまおうかと思ったけど,そこまでやると身上をつぶしそうなのでもっと爺になってからの楽しみにとっとくことに(本当は最初に銭湯で,その後に冷酒・蕎麦の流れなんだろうな)。
その代わり,これから朝寝。