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1月
半世紀の光 – 銀河の硝子
あけましておめでとうございます。
相も変わらぬ筆無精で、昨年の記事は8本。せめて今年は月刊、出来れば隔週刊ペースほどの数は書きたいもの。さてどうなることやら、ごゆるりとお付き合いのほどを。
元日の今朝、眼を覚ましてカーテンを開けたところ、陽光にきらめく窓ガラスの模様が眼に止まりました。同じ行動を毎日何年もやっているのに、何故今日になってなのかは判然としませんが、柄にもなく年頭にあたって日常の景色もちょっと特別に見えたのでしょう。
その窓ガラスの模様は、下のような満天の星空(わかりやすく色調補正してあります)
キャプションで先にネタバレしてしまっていますが、調べたところ、どうやら日本板硝子の商品で、その名も「銀河」1967年(昭和42年)発売ということで、半世紀近く前。アポロ計画真最中で東西の宇宙開発も華やかという時代の雰囲気が投影されたものと言えるのかもしれません。しかし、これを今の感覚で見ると洒脱に思えるから、時の流れというものは愉し。
情報の参考にさせてもらったのは、京都の不動産屋さんと、金沢のガラス屋さん。偶然は重なるもので、今、私がいる部屋のガラスは、金沢のガラス屋さんのサイトに記されている「サーキット」 探せば他にも出てきそうです。
ガラスといえば、つい実験器具やケースなどと考えがちですが、灯台もと暗し。日常にも眼を向ければ愉しいことはあるものです。
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on 火曜日, 1月 1st, 2013 at 22:10 and is filed under Design, Miscellaneous.
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