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3月
めずらかな番組
2週間かけてBShi『立川談志10時間スペシャル』完走。
週末毎の電車移動時間,そしてiPod touchが無ければ挫けてたよ。
過去に放送された番組の再利用もあったので,未見だったのは7時間くらいか。落語会からの噺(六席)もいいんだけど,やっぱりおもしろいのはこの特番用として新たに作られた部分。なかでも瞠目は家元・正剛のW松岡対談。噛み合っているようないないようないるような,何とも不思議なやりとり。童謡から始まって正剛さんらしい日本語論,最後は富岡鉄斎を引き合いに老いて花咲く希望で〆。
第二部で立川志の輔が語っていた,ダンカン(談かん)の立川流からたけし軍団への移籍エピソード。どこかで聴き覚えのある話だなと記憶を手繰ると,10月にフジテレビで放送された『真夜中はピクニック』。
深夜3時,吾妻橋に集合した笑福亭鶴瓶・立川志の輔・春風亭昇太が,浅草・上野・日本橋と歩きながら数多の噺家の逸話を述懐。松鶴・談志・柳昇・小さん・米朝・川柳・福笑・可朝…。鶴瓶の語る福笑の全裸ヨガに息が出来なくなるほど笑い,今ではそこから弟子のたまに関心が波及,落語会に足を運ぶことに。全く,何がきっかけになるかわからないもの。
帰宅後,予約録画しておいた「くるり with ウィーン・アンバサーデ・オーケストラ ふれあいコンサート ファイナル」を。ウィーン熱再燃。あの博物館,この美術館,その図書館のキーワード化を考えたり,再訪の時を思いながらドイツ語の教科書を改めて開き直したり。