15
12月
kunst und wunder 02
ICEに揺られて1時間半,最初のキャビネットへ。
想像していたよりは大味。
キャビネット毎に内容が分類されているのは当たり前として,それぞれの中での配置にはそれほど神経が行き届いていない印象。
見所は個々のキャビネット上部に描かれた装飾絵。植物や貝など,それぞれの棚の要素で表現された人物の上半身が,まさにアルチンボルド風味。また実物と装飾絵,2ヶ所に愛しのジェニーちゃんの姿が確認できたのも収穫(やっぱり欠かせないのね)。
にしても,言葉の壁を実感。
学芸員の熱弁があっさりと耳をすり抜けてしまうのはもったいないし,失礼だよなぁ。いくら英語の資料があるとはいえ,この世界をしっかり覗くにはこの国の言葉を覚えたほうがいいに決まってる。