博物と幻想のプレイモビール
失礼ながら、1日遅れのお話。
昨日、1/30はPlaymobilの父、Hans Beck(ハンス・ベック)の命日でした。2009年に亡くなって2年。仏教で言えば三回忌。
亡くなったのを知ったのは2009年も4月に入ってからでした。
・Imaginary Beings: 20090422 “Fingerspitzengefuhl”
Playmobilに最も情熱を注いだのは1998年から2005年頃にかけて。リアルタイムで発売されていたものはもちろん、1970・80年代のオールドものにも手を出しました(今でも未開封のまま大事に保管してあります)。しかし、その後は進化の袋小路と言いますか、ギミックやディテールにこだわった製品ラインナップについていけなくなり、Specialシリーズを中心に、どうしてもというものだけを厳選して買い求めるに留まっております。
そんなSpecialシリーズ、今年の目玉は何と言っても「サムライ」。
かつての「空手家」や「忍者」を想起させるジャポニズムに心踊ります。数十体も買い求め合戦させたい。
このブログとしては、Playmobilの博物・幻想科学的な側面にも触れざるをえません。世界最大のPlaymobilのカタログサイト「Collectobil」より幾つか引用します(商品名は英語 / ドイツ語)。
・Collectobil: Playmobil 4524 “Axe Man / Henker”
Playmobilファンにはお馴染み、「死刑執行人」
・Collectobil: Playmobil 3933 “Forest Ghost / Waldgeist”
見た目の通り、イギリスの森に生息すると言われる樹木の精霊「グリーンマン」
・Collectobil: Playmobil 3839 “Wizard’s Workshop / Magierwerkstatt”
錬金術・天文学を思わせる魔法使いの研究室。
Collectobilに掲載されていないものですが、最後にこちら。Wunderkammer・Kunstkammerと並ぶ**kammerのひとつ、Schatzkammer。
こうやって並べてみると、我が事ながらもPlaymobilにはまった理由がはっきりと見えてきます。これからも静かに求め続けることでしょう。
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