AmazonさんからKarl Bartos(Ex-Kraftwerk)『Communication』届く。
正直,このピクトグラムに惹かれてのジャケ買い。ライナーを見ると,収録曲のひとつひとつにも曲にあわせたピクトグラム有り(『The Camera』はもちろんカメラ,『I’m the Message』は海外の旅行者用インフォメーションセンターでよく見かける「i」の文字)。アートワークはハンブルクのWeissraum。サイトを見ると,CD Extraで入っている『I’m the Message』のPV(これまたピクトグラムで傑作。上記Weissraumのサイトでも視聴可)も作った様子。
ジャケだけでなく,パッケージとしての佇まいも素敵。Burgopakによるパッケージングシステムで,片側にあるベロを引くと,反対側からCDが出てくる仕組み(上記サイトにビデオでの実演有り)。
で,肝心の音は…。
Kraftwerk meets Dead or Alive and New Order in 2003とでも申しましょうか。某所でも書かれていたけど,特に3曲目の『15 Minutes of Fame』と New Order『Blue Monday』のイントロが激しく似て蝶。
石原豪人と言えば,自分にとっては小松崎茂と並ぶ児童画の大家という認識しかなかったんだけど,「美少年コレクション」展で「ジュネ」に1979年からイラストを描いていたことを知る。更にgoogleすると,Mac専用で『石原豪人のからくり美術館』というアダルトなソフトも出してたりと,今まで知らなかった一面が。
ちなみに彼とのファーストコンタクトは,イルカが人間を襲う近未来図(尾びれだけで直立したイルカが銃を構え都市部に出現,逃げまどう人間共に向けて乱射)が描かれた書籍。今や世間ではピースの究極のように扱われているけれど,自分にとってはそりゃ恐ろしい生き物。そのイラストが描かれていた書籍が『なぜなに学習図鑑』だったことも,今回googleで知る。盆に帰省した時,探してみようかな。
『metro min.』という営団地下鉄A等級(こんな言い方があるんだ。「1日の乗降客数が10万人以上を超える駅」のことだそうです)の17駅で配布されているフリーペーパー。
創刊号を手に取ったらあまりにも読むところが無くて(自分が読者ターゲットに入っているとも思わないんで当たり前と言えば当たり前),それ以来まったく気にも留めていなかったんだけど,偶然に7/20に配布された最新号No.9を開いたら,目次上部に松田行正による地下鉄各駅の深度を図示したダイアグラムが。
何これ,創刊号から毎回ずっとやってたの?。記事との相性の悪さに気を取られて目次は完全にノーマークだったよ。フリーペーパーだけにバックナンバーのチェックどころか入手自体も困難だし(オークションはなぁ),あぁどうしたもんか。
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日曜美術館で中川幸夫の特集を。
話には聞いていた新潟での「花狂」を初めて映像で目の当たりに。20万本のチューリップの花びらが降り,その下では大野一雄が舞う。そりゃ泣くわ(その場で体験した知人談)。
竹を切った断面を赤く塗る際に放たれた「紅を差す」という言葉も強烈な印象。
hhstyle.comでフットレスト物色。
が,スタルクのが1個だけ。椅子をあれだけ取り揃えている場所でもそれくらいの扱いか…。世間ではフットレスト自体の必要性ってまだまだそんなに感じられていないのでしょうか?。夏休みの工作の宿題でフットレスト作ってくるカッコイイ小学生が現れるような時代が来るのを待つか(自分はもちろんタミヤの神棚)。
ということで,相変わらず物色中。
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1日の半分以上を椅子に座って過ごす生活を続けて早幾年。
その間にどうも妙な癖がついてしまった様子。具体的には長時間同じ姿勢を保つことが出来ずに,片膝立てたり,片足だけ胡座の形になってみたり,しまいには完全に両足胡座,さらには正座までしていたりと,気がつけば足の所作がみっともないことになっている(特に作業の進行が滞るとなりがち)。これでは椅子を気を配って選んだ意味まで無くなってしまう。
ということで,フットレストを所望する気持ちが強まる今日この頃。
しかしネットで探してみると,予想以上に心に響くモノがない。実際の感触は足を置いてみないと(本当は今,自分が使っている椅子とセットで確かめないと意味無しだけど)わからないけれど,とりあえず良さそうに見えるのはhumanscale.comのこれや3m.comのこれかなと。
hhstyle.comあたりで種々取り揃えていないもんかな。
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何度か利用する機会があったSAS。
この機内食の砂糖や塩・胡椒のパッケージ,荷物用のタグ,各種リーフレットなど,搭乗時に利用する様々なアイテムにそれを象徴する詩が英語で記載されています。
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ストラホフ修道院,プラハのヴルタヴァ川西岸,小高い山の上に建つ。1140年建立。
ここには二つの図書館,「哲学の間」(FILOSOFICKÝ SÁL)「神学の間」(TEOLOGICKÝ SÁL )が。
「哲学の間」には二層の高さを持つ空間に天井まで届く書棚が部屋の四辺を囲んでびっしりと立ち並び,「神学の間」には書棚以外に複数の地球儀・天球儀が規則的に配置されている。また両者フレスコ画の描かれた印象的なヴォールト天井を持っている。
また,そのふたつの図書館を繋ぐ廊下には,硝子棚に収められた様々な蒐集品が。魚類・貝類・植物・鉱物・蚕…。澁澤龍彦が『滞欧日記』で「これは使える」と言ったのも頷ける怪しい景色。
http://www.strahovskyklaster.cz/
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眼 元々は1992年に200部限定で作られた非売品。
球 それを図版再考等を施して1998年にリメイク。
譚
詩 右のページには絵画に描かれた女性の左眼。
想 左のページには古今東西の月の絵。
望
見 「眼」は年代の古い順に並び,
地 「月」は年代の新しい順に並ぶ。
相
似 「眼」「月」共に,古い方から番号が振られている。
類 つまり「眼」は手前のページから数えられ,
妙 つまり「月」は奥のページから数えられる。
照
応 そうしてお互いに両端から始まった歩みは,本中央
感 41番目で逢瀬を果たすと,その記憶も定まらないう
電 ちに交錯,また離れていく。
閃
光 個々のページは中央に2cm角の正方形に切り取ら
陰 れた画像と,作者・題名・年の最低限のデータ。
暦 そして下部に上記のカウンターがあるだけ。
象
形 黒いカバーと赤く塗られた天地小口のコントラスト。
容 そして今や牛若丸の代名詞とも言える,隠された
量 愉しみも,もちろん用意されている。
子
夜 左の縦読みは,本書の背に記されているもの。
思 どこまでも「オブジェな本」。
索 そしてどこまでも松田行正,どこまでも牛若丸。
莫
大 ふぅ,無理矢理行数あわせるのに一苦労。
円
満 あと3行
月 あと2行。
球 …
譚 おしまい。
http://www.matzda.co.jp/