Archive for the ‘日記’ Category

22
11月

神在に礼 02

   Posted by: fumi

松江から西へ西へ。
各所巡りてお礼を。

宿への帰り道,宍道湖々畔で一休み。
津々浦々で貝拾いの遊びをしてきましたが,こんな景色は流石に初めて。

 

20071122_matsue

21
11月

神在に礼 01

   Posted by: fumi

ちょうど一年ぶりのタイミングとなった山陰お礼参りの旅。
今回は入り口を変えて鳥取から。

朝イチの飛行機で空港に降り立つとすぐ,人跡の少ないうちにと初めての砂丘へ。雨上がりのおかげで,思っていたよりも砂に足を取られることなく奥へ奥へと。広がる色彩に違いはあれど,低く垂れ込んだ雲とうねりながら広がる大地にアイスランドの月面を思い出す。

南下して岡山県へ入り,奈義町現代美術館。
ここは「月」。音響はもちろん,地面から伝わる冷気,切り取られた外の景色。どこまでも硬質。館を出て車に乗り込んだところでちょっと違和感。なんか微妙に酔ってる?。やっぱり「太陽」は苦手だった様子。当たりすぎには注意。

再び雨足強く,また奈義で時間を取りすぎたこともあり,予定に入れていた「つやま自然のふしぎ館」,「植田正治写真美術館」は残念ながら素通り。「植田正治写真美術館」は昨年訪れていたのでまだ心残りも少ないものの,未訪の「つやま自然のふしぎ館」はさすがに後ろ髪引かれる。日本のヴンダーカマーであり,また自らの体を展示する創設者のその心意気を感じるのはまた今度。

土砂降りの高速を米子で降りて地元の書店グループ,今井書店。常設の博物コーナーも素晴らしい「本の学校 今井ブックセンター」,セレクトショップ・ギャラリーの要素も含んだ「青杏文庫」をハシゴ。

 

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21
10月

Happy 20th Anniversary 02

   Posted by: fumi

今年のチャンピオン。

9.6kg。

 

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21
10月

Happy 20th Anniversary 01

   Posted by: fumi

2年ぶりの野外ジャンボフェス参戦。

 

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19
9月

月界天女

   Posted by: fumi

天井から大きな白布が下がる堂内

合掌

頭を上げ,瞼を開くと,その布の中に羽衣を纏い舞う天女の姿があった

それはまさに今,僧侶達の唱える経に呼応して現実に舞っているかのようであり
それでいて羽衣越しの朧気な姿が,全ては幻であると諭しているかのようであり

2007年9月19日 築地本願寺
山口小夜子さんを送る夜

 

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11
9月

There was an accident, a car accident.

   Posted by: fumi

リンチさんのお天気レポートでお馴染みの街へ。

訪れて初めて「blue sky, golden sunshine」しか言わない意味がわかりました。本当にそんな日ばっかりなのね…。

そんな天気も嫌いだし,車とハイウェイばっかりの景色もまた嫌いだけど,来たからにはやっぱりリンチさんゆかりのここだけは是が非でも。

期せずして『美術手帖 10月号』が,リンチさん特集。

 

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7
9月

10の0乗

   Posted by: fumi

この街に来たからには,どうしても立ちたかった場所

こんな芝生だけじゃ分からないけれど…

ここは確かにここなのです

 

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5
9月

Less is More – More is Sore

   Posted by: fumi

青天の霹靂から11時間の空の旅

降り立ったのは中西部,ミースとライトの街

 

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21
8月

天神橋からオガメーラ

   Posted by: fumi

旅の締めくくりは初めての天満天神繁昌亭。

直に上方の高座に接するのは今回でまだ五度目。噺家さんの名前もまだまだ覚束ず,失礼ながら知った名前はトリの小春團治のみ。

「上燗屋」(小染),「三十石」(松枝),「田楽喰い」(福楽),やっぱり上方ならではの噺を直に聞けるのが嬉しい。

時の運ではあるものの,客席の雰囲気が非常に悪かったのは気になるところ。特に団体さんの非道は目に余るばかりで,大声での会話に留まらず噺の先を語る人まで現れた時には,さすがに高座からもツッコミが入った(笑いに転化していたところはさすが)。余計な詮索だけど,定席でも前売りを買わないと座れないほど大賑わいというのが痛し痒しなのかな。自ずと団体さんメインになるのでそこに雰囲気を決められてしまっては個人客は太刀打ちできず。

 

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20
8月

The Home of the Japanese puppet show

   Posted by: fumi

山を下りて天下の台所。

山の涼気が恋しくなる熱波の中,心斎橋から松屋町,空堀商店街を抜けて谷町六丁目,天満橋・北浜を廻って最後に肥後橋。知人のショップに裏を返すことが出来ただけでも満足。

夜は「志の輔らくご 文楽篇」。
偶々,日程があって,調べたらチケットが残ってて,久しく師の噺を聞いていなかったし,更に「文楽篇」ってくらいだから文楽も見られるのかも。くらいの軽い気持ちで予習することなく臨んだら…。

第一部。
閉じた幕の前でロシア人に扮した師が外人弁論大会で語るというもの。日本文化に触れる一環として見に行った文楽の様子を語り始めると舞台一転。幕が開くとそこには火の見櫓。それに登るは女性の人形。とくれば,演目はもちろん八百屋お七。

中入り後は師の落語。
旭山動物園のマクラから始まったのは「猫忠」。師の落語そのものを面白く聞けるのは,生意気ながらも了解済み。となると,この噺にどう文楽が登場するのか?。耳から師の声を聞いては笑いつつ,同時に頭では噺を先に進めてその登場時期を予測する。

そうくるのかっ!!。

四匹の愛らしい容貌,それでいて文楽ならではの繊細で切ない仕草。更にその後ろで義太夫を語るのは裃に姿を変えた師自身。想像だにしなかった極上のエンターテインメント。

終演後,物販を覗くとそこにはリアル「はんどたおる」。その洒落っぷり,更に今夜の素晴らしい舞台のお礼の気持ちもあって激しく購買欲を刺激されたけれど…。やっぱりこれはおまけで貰うものだからなぁと,心を鬼にして踏み留まる(笑)。

 

20070820_osakaCity_01